今のままの住処とその延長線上にある移り住むかもしれないくらしと
はじめに
この先さまざま懸案をかたづけつつ、終の棲家一歩手前の場所として引っ越しの思案中。いっそのこと職場の大学に近いほぼ新築から間もない賃貸高層マンションが候補。条件はそろっているし、通勤も真っ平らな場所を数分歩くだけで完了。申し分ない。それでも後ろ髪をひかれるのは今の場所の暮らしの良さ。
きょうはそんな話。
住むのは一か所
住処は一か所でいいのに、中山間地に自分で建てた家を処分できないまま残している。こどもが今は仮住まいで使ってくれている。場所を見つけて近々家を建てる気でいて、その準備に余念がない状態。この土地には未練はないという。それならばと30年住みつづけた家を処分する方向で段取りを思案中。
その家と土地をかたづければその時点でわたしのこののちの賃貸暮らしが確定する。これまでは賃貸が無理ならば元の家にもどる余地を残しておいた。わたしの周辺の諸先輩方のなかに、いったん新天地に暮らしてみて、やっぱり元の場所がよかったともどる方がそこそこいらっしゃるので、わたしも念のため残しておいた。でもその心配はいらなかったようで、3年近く賃貸マンションのひとり暮らしを難なくつづけてこれている。
住むのはひとり
仕事をもつ以上、それをまず考えて住処を考えるのは道理。この賃貸に移り住んですぐにつぎの候補をはじめた。おかげでこの街の職場近くに関して、どんな物件があり、相場はいかほどか把握できるように。
職場の大学近くなので学生街といっていい。わたしが求める物件がこの新入学シーズンと重なるとどうなるか気にしていたが、さほど影響ないとわかりひと安心。いつでも移りたいと思ったらひと月かふた月かけずとも移れる空きが確保できそうだとわかった。なにもあわてる必要はなさそう。
移る先も
いま住む場所の近くの駅裏にあらたに何階建てか数えるのが難しいほどの高さのマンションの足場が上へと伸びつつある。残念ながらこちらは賃貸でない。つぎに移り住むかもしれない賃貸マンションも駅は違えどこうした高層タイプ。うっかり上のほうの階を住処にしてしまうと、外出しようにも建物から出るだけで数分かかりそう。エレベーター待ちで階段を上下することになりそうで、おそらく外出がおっくうになってしまいかねない。そこで決めるならばなるべく低い階にしようと思う。
ここならばお手伝いする大学にごく近く通勤には車を使わずともよい。この街なかで車をもつのは維持費まで含めると3~5割増しの家賃を払うのと変わりなくなってしまう。くわえて車で自由にできるフィールドワークをしづらくなるのは必定。その必要のない研究テーマにシフトすべきかもしれない。その点は思案のしどころ。
おわりに
散歩をしつつ風景を眺めながら当面の課題を考える。元の家と土地、山林や畑をどうすべきか悩ましい。すでにだれも引き継ぐ意志がない。わたし自身で決めていかねばならないことばかり。
まあそうだろう。中山間地かつ何重にも災害の危険のおそれのあるエリアにわたしが当時住みはじめてからあとに指定された場所。リスクのあるのは間違いなく買い手はなかなかないだろう。覚悟を決めてひとつずつかたづけていこう。
過去をそのまま引きずる元の家、今の賃貸の住処、そして移り住むかもしれない場所でのくらしについてさまざま思案する。
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