私の失敗談(1)~不動産業開業編~
noteの自己紹介には私の今までのいろいろな失敗をご紹介していますが、失敗が多くて全てを書くと長くなりすぎるので、書いていない失敗もたくさんあります。
そんな自己紹介では紹介できなかった「私の失敗」をたまに書いていこうと思います。
第一回目は不動産業です。
(※不動産業の正式名称は「宅地建物取引業」といいますが、ここではわかりやすく「不動産業」と書いています)

私、ずぶの素人で不動産業も始めたことがあるんです。
なぜ不動産業を始めたのか

私はそれまで不動産業界で1mmも働いたことはありませんでした。
それなのになぜ不動産業を始めたかというと、宅建士の資格を取ったからです。
せっかく資格を取ったので、不動産業をやってみようというのが理由でした。
旅行業の時もそうですが、あまり深く考えずに思い付いたら行動してしまうんです。
旅行業がうまくいかずに免許を返納した株式会社旅晴好(ろはす)という会社で宅建免許(不動産業をおこなうための免許)を取得しました。
結果、失敗しました。
何故、失敗したのか

失敗した理由の一つは「不動産業のことを何も知らなかった」ことだと思います。
当然と言えば、当然なのですが・・・。
不動産業を始めるとレインズというシステムにアクセスができるようになり、一般の人は閲覧できない不動産情報が見られるようになります。
私も早速見てみたのですが、見てもよく分からないので、不動産業をやめるまでの7年間で4,5回くらいしかレインズにはアクセスすることはありませんでした。
何故、7年間も不動産業を続けられたのか

未経験で何故不動産業を7年間も続けられたのか。
これは意外かもしれませんが、不動産業で利益があがっていたからです。
私の場合、2015年に行政書士登録をしてから現在まで外国人向けの在留資格申請をメインの仕事にしています。
当時の私の事務所はホームページからの依頼が100%で、海外にいる外国人の方がサイトを見て、在留資格の依頼をされることも多かったのです。
当時はまだ日本人の保証人がいない外国人は部屋や事務所を借りるのが難しかったので、私の会社が探して紹介していました。
その後、外国人が急速に増えるに従って、外国人向けの保証会社も増えてきて、保証人のいない外国人でも家や事務所を簡単に借りることができるようになり、じょじょに私の会社の役目も終わっていきました。
こういった特殊な事情で不動産業が出来ていたのですが、一般的な不動産業者さんがおこなっている不動産の売買や賃貸業務は全くわからないので、令和7年に不動産免許を返納しました。
何故、不動産免許を返納したのか

「せっかくお金をかけて不動産業の免許をとったんだから、そのまま持っておけば」とよく言われました。
不動産業を始めるのは、結構なお金がかかります。
一般的には全宅協会(ハトマーク)や全日本不動産協会(ウサギマーク)の保証協会に加入して協会への加入金と分担金と年会費を納付します。
私の会社は鳩のマークの全宅協会に加入したのですが、だいたい150万円くらいかかりました。
ただ、免許を取得した後も、大きな金額ではないのですが、毎年年会費が年間で72,000円(地域によって異なります)かかります。
さらに5年に一度の会社の更新手続き、宅建士の更新手続き、研修会への参加など手間もかかります。
その頃はほとんど不動産業の仕事はなくなっていたので、年間の費用や手間を考えて免許を返納することにしました。
不動産業をやってよかったこと

不動産免許を返納する結果になりましたが、不動産業をやって良かったと思うことがあります。
それは「不動産業界の友達ができた」ことです。
これは行政書士でも言えることなのですが、同じ業界にいる人同士って、仲間意識のようなものも感じて、仲良くなりやすいんです。
これは私の仲間だけかもしれませんが、不動産業の経営者同士で飲むときは真昼間から飲むことが結構多かったです(笑)
管理中心の不動産会社の経営者の話とかは、驚くような話も多くてとても楽しかったです。
こういった繋がりが出来たことが、不動産業をやって一番良かったことだと感じています。
最後に

最終的には不動産業の免許を返納したという意味では、私の不動産業は失敗だったのだと思いますが、不動産業をやったことで得た経験や人との繋がりは今の仕事に活かされていると思います。
私の失敗リストがまた一つ増えてしまったとも言えますが、自分自身としては面白い経験が出来て良かったなあとも思っています。
