緊急入院
勤務中、夫からLINEが入る。
「入院することになった」
電話できる?と聞くと、「できる」と返ってきた。
同僚に許可を取り、持ち場を離れ通話ボタンを押すと、知らない男性の声がした。ドクターだった。
スピーカーで話してくれた内容はこう↓
腸閉塞でした。
手術しないと危険な状態ですが、手術しても危険な状態です。
というより、手術ができません。
おそらく持病の関係で、血小板が少ないです。
血小板を輸血しますが、うちには膠原病内科がなく、対応しきれません。
通っていた病院に移れるように手配します。
旦那さんは今から病棟に移ります。
腸閉塞!?胃じゃくて!?は???
血小板少ないってなに?
え?幼女の?血小板ちゃん?
少ないの?なんで?え?
輸血?血小板だけ?そんなことができるの??
と、いちいちはさまず大人のふりができたわたし、エライ。
入院自体は、あまり驚かなかった。
そんな予感はしていたし、むしろ心底「良かった!」って思った。
仕事を抜けさせてもらい、一度家に帰り、タオルや下着やらパジャマを鞄に詰め、病院へ。
処置室のベットでいろんな管に繋がれた夫は頼りなくて、たぶんわたしはダメな顔をしたと思う。
でも病院なら安心。
ご飯も無理矢理でも食べさせられるはず。点滴だってある。
もう「ご飯食べてよ!」で喧嘩しなくてもいい。
この頃はこんな事になるなんて、微塵も思ってなかったな。
病院移って、手術して終わり。
しばらくバタバタするやろうけど、きっとすぐ終わる。
それまでは頑張ろ!って。
でもこうして、夫の永い闘いと、わたしの怒涛の日々が始まったのだ。
