哀愁と残香
自分の、特に好むコンテンツには明確な特徴があります。
それはコンテンツから滲み出る「哀愁」
そして、そのコンテンツの終了に寂しさを感じ、後ろ髪を引かれるような「余韻」であり「残り香」です。
あとは、想いを馳せたり考える余地のある「余白」があるコンテンツが好きです。
ジブリ映画「君たちはどう生きるか」が完全にこれですね。この作品に対してアホ丸出しの感想、評価を下す、自分の頭で何も考えることのできない人間の多さに、日本人の甘えきったお客様テイカー気質のクソさを感じずにはいられませんでした。
世の中ってこんなに何も考えていない人間がいるのか。と戦慄しましたよ。まぁバカの声というものはいつもでかいのでアレですが。
今期のアニメは、「九龍ジェネリックロマンス」のみ観ていました。
この作品は、自分が大好きな作品「恋は雨上がりのように」の作者さんの作品で、数年前漫画をレンタルして読んだことがあります。
「恋は雨上がりのように」は自分の好きなアニメの中でもトップ3には入るかもしれませんまじで。恋は雨上がりのように。は、恋愛漫画の皮を被った、主人公2人の人生の再生物語です。
恋は雨上がりのように。も、九龍ジェネリックロマンスにも、自分の好む哀愁や、どこかなにか寂しいような空気感が散りばめられています。もの悲しさを感じる、ノスタルジーな雰囲気が。
こういう作品は、今のコンテンツの中では少数派な気がします。
音楽で例えるならユーミン。時代、哀愁、郷愁、後悔、懺悔、懐古。そんな感じ。落ち着くんですよね。そして人生を想う。人生のことを考えるんです。自然と勝手に自分自身の人生と向き合うことになる。
アニメ、九龍ジェネリックロマンスはつい昨日、最終回でした。
まだ原作漫画は進行中なので、最終回はアニメオリジナル。
最終回、とても良かったです。
何が良かったって、やはり先に言った通り「間」や「余韻」です。構成上手かったと思います。
これ、間の使い方がめちゃ下手な作品も多いのです。もちろんアニメに限らずドラマなどでも。
場面と場面の繋ぎ方が滅茶苦茶で切り替わりが唐突なので、観てる側が置いてけぼりになるのです。そう感じる作品は構成がヘタなのだと思います。
文章もそうですよね。自分の文章もヘタ過ぎて、我ながらよくもまぁこんなえらそうにモノ言えるな。と思いますけども。笑
人で例えるなら、ASDの人の喋り方がこれです。唐突。突拍子がない。なにやら理解できない謎理屈。疲れるのです。
九龍ジェネリックロマンスも、恋は雨上がりのように。も、漫画版は、割とコミカルな日常パートを挟みつつ、少しずつ核心へ向かう作風です。
なのでこのアニメも若干のダレみたいなものはありましたが、最終回前や最終回で個人的には評価上げです。バックのBGMも良かった。
何か心地良い寂しさを感じたい方、ふわっとなんとなく人生を想いたい方、よかったらチェックしてみてくださいね。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします!いただいたチップスはポテトチップスコンソメ味でお間違えなかったでしょうか!
いえ!本当はアラポテトじゃがバター味が理想ですが、コンソメ味で妥協します!