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(蝉)セミ・ファイナル~記憶のフシギ~

人だすけ蝉だすけ


昨日、ベランダでひっくり返って動かない蝉を見つけました。

普段から、不規則に動く虫、爬虫類の類が大の苦手。
今回も関わらないように、と思ったのですが、何となく…何となくですが、手に持ったペットボトルの麦茶を「チョロリ」とかけるや否や…

「バタバタっ!」と空に向けた足(手?)を激しく動かし始めたから、さー大変!
まるで映画「エイリアン」のあのエイリアンのような手(足?」が動き始めちゃった…
「どうしよう…」

エイリアンのように


「リプリー」のように熟慮し、虫だけに「無視!」
と思ったが、祖父の遺言である「一寸の虫にも五分の魂」を思い出し、近くにあったスリッパを彼(彼女?)の腹に近づけ、足(手?)で掴めるようにしたら…なんと…

いきなり身体を反転させて…
羽を広げ…
「みぃーんみぃーん!」

西(東?)の空へ
超特急で飛んでいったとさ。

礼も言わず
しょんぺんしながら

晩の食事


子供たちに「蝉を助けてあげた優しい父さん」というタイトルで、お話しをして差し上げたら…
「あ、それって、蝉セミ・ファイナルだよね~」と。

セミ・ファイナル


蝉セミ・ファイナルとは準決勝の意味ではなく、「あたかも死んでいるかのような蝉が、何かの拍子にいきなり活動的になり、人類をビックリさせる行動および戦い?」という事らしいっす。
諸説あるらしいっす。

あ、あるある。

地下鉄の地下道やエレベータで、干からびて死んでいる蝉さんが、いきなり「ジー、ジー、ジー」と動き始めて、四方八方激突しながら飛び始める…風景。

女房曰く


「蝉さんて何年間も地面の中にいて、やっと外に出てきたから、とにかく動くのよ、大体力オバケね」と。

昆虫博士のような女房の言葉に、短命であるが故の「超ポジティブ活動」なのだと、蝉さんの一生に思いを馳せております。

助けてやった蝉さんが、仲間を連れてお礼に来ないように!
と、願うばかりです。

お後がよろしいようで。


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