思想の自由が芽吹いた地、その記憶をインク色に。
100年前、台湾・彰化の地に新しい思想の風が吹き始めた。
人々は平等を語り、自主性を語り、知識の力と未来への可能性を語っていた。それはやがて「危険」や「反逆」と呼ばれた思想の波として広がり、彰化は「惡化市(エーフアシー)」—すなわち「思想の惡化する街」として知られるようになった。
しかし、当時の人々にとってそれは侮蔑ではなく、むしろ誇りの象徴だった。支配に屈せず、自ら考え、学び、変わろうとする意志の証。
彼らは自らを「惡化市民」と呼び、自由な思考の灯を守り続けた。
このインク「惡化市(エーフアシー)」は、そんな彰化の精神——“Radical Thought(急進的思考)”——に捧げられ1色。
「考えること」は、いつだって革命だった。
書くという行為を通じて、考える勇気、問い続ける力を手元に灯す。
ペン先に宿るのは、100年前の知識人たちの息吹。紙の上に広がるのは、思想の自由という名の色、「惡化市」。
最新の限定インク「惡化市」は、そんな“問い続ける人々”へのオマージュ。
青でも黒でもない、揺らぐような色に、思考の熱と静けさが共存している。
書くたびに、心の奥で小さな革命が起きるような—そんなインクだ。

ー 先行販売は誠品書店日本橋にて。
