人生に計算は必要か?
最初に告白するが、私は元金融記者を名乗りながら、計算が大の苦手だ。
子供の時にそろばんを習っていたので、5桁未満の数字であれば、なんとか対応できる。
だけど、企業の財務諸表などで6桁以上の数字がでてくると、虫の行列にみえてしまう、笑。
まあ、金融記者と言っても、アナリストや財務担当者というわけではないので、数式や会計用語に詳しくなくても支障はない。奥深い取材ができるかどうかは別の話だが…
一方で、数字から離れた「戦略的な計算高さ≒計算力」は持っていた。
人脈作りが必要だった記者時代にさかのぼる。
「あの人がキーパーソンで、この人とつながっていれば、たどり着けるかもしれない」――そんな打算的な考えがいつも頭を駆け巡っていたし、ポジショントークも日常茶飯事だった。
基本、私は直球で勝負するタイプだ。計算なんて面倒くさいことはしたくない。
だけど当時は、弱い左脳をフル稼働させて生きていた。
そして、記者を辞めた今、その計算力はすっかり落ちた。というより、もう必要ないのかもしれない。
会社という組織にいるので、完全に打算がなくなったと言えばウソになるけど、昔のように何かのために点数稼ぎをすることはない。立場や損得を考えるより、自分が本当に望んでいることにだけ集中するようになった。
そこから思ったのは、人間関係において、そして組織に属するこれからの自分にとって、「計算」は重要ではない、ということだ。
社内でも立ち回りがうまく、実力以上に評価が高い人もいる。でも、必ずどこかで誤算も生じるだろう。
人間関係においても、損得勘定がないほうが、自然体で付き合えるかもしれない。記者をやめた今でも、立場を意識せず、取材先の人達との関係は続いている。
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人生に計算は必要か?
私の結論はノー…だけど5桁未満の数字位は扱えた方がいいかも、笑。
