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neren_
人間の価値って、何だろう
会社で働いていると、時々、人の価値について考えてしまう。
恵まれた環境で働いていると感じる一方で、食べ物を運んできたり、清掃をしてくれる人たちを見ながら、社会の中には、目に見えない優劣の構造があるのだと痛感する。
でも、そうやって見てしまうこと自体、どこかで自分が相手を“下”として捉えているのではないか、とハッとすることがある。
本当に、私の方が恵まれているのだろうか。
仮に物理的に恵まれていたとしても、幸せの感じ方は、人それぞれだ。
そう考えると、人の価値もまた、単純に“測れるもの”ではない。
決して、お金の有無ではないし、社会的地位でもない。
では、性格の良さ?人徳?死んだときに泣いてくれた人の数?と投げかけてみても、何とも言えない。
そもそもその人の価値なんて、誰にも決められない。だけど、この世の中はどうしても、財産、年収、職業、スキルなど、測れるものでその優劣をつけてしまいがちだ。
誰かの記憶の中に残ることで、自分の価値(存在意義)が見いだせるのであれば、世の中の基準に合わなくてもいいのかもしれない、なんて、誰かの優しさが身に染みた時にそう感じる。
たとえ社会的な成功がなくても、誰かの心に灯りをともした人には、きっと別の価値がある。
それでも、"人間の価値とは何か"と問われると、やっぱり、よくわからなくなる。
