Photo by
yuru_chocola
何万分の1の確率?
「えっ、ATFちゃん?」
街中でスマホを見ながら歩いていたら、突然正面から声をかけられた。見上げると懐かしい顔だ。
高校の時に仲良くしていた友人だ。最後にあったのは20年ほど前。
お互い忙しくなり、いつの間にか疎遠になっていた。
「よく私だと気が付いたね、下向いていたのに」と聞くと、雰囲気や歩き方でわかったそうだ、笑。
再会は全くの偶然で、5分前にそこを通り過ぎていたら、出会うことはなかっただろう。
一体どの位の確率だろう。
そして、最近仕事を通して、中学時代の同級生にも遭遇した。ウン十何年ぶりの再会だ、笑。
なんだか、大人になる前から知っている人たちって、何十年会っていなくても、簡単に打ち解けられる。
勤務先や肩書も関係なかった時代からの知り合いだからだろうか。飾ることもない。
縁というのは不思議だな、と改めて感じる。
長年音信がなくても、どこかでつながっている人もいれば、もう二度と会うことのない人たちもいる。
あれほど近くにいたのに、いつの間にか、名前すら思い出せなくなってしまった人たち。
出会っても関係を継続することのほうが難しいだろう。
つながっているのか、いないのか。
その境界は、思っているよりも曖昧なのかもしれない。
