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voice_miwa0401
見えない何かを見るために目を閉じると..
最近、視力の低下を実感する。
近眼、乱視に加えて老眼が加わり、三重苦となってしまった。
全く見えなくなったらどうしよう…
昔は食器についている埃も一つ残らず見つけられたのに、今は見落としてしまう。
道端で変なものを踏まないように歩くときも要注意だ。
目の前に幽霊が現れても、気づかずにスルーしてしまうかもしれない。
外出時にはコンタクト、家ではメガネが必須だ。
そんな中、ふと思い出すのが『星の王子さま』 “Le Petit Prince” の名言。
“C'est très simple: on ne voit bien qu'avec le cœur.
L'essentiel est invisible pour les yeux.”
「とても簡単なことだよ。心で見なければ、物事はよく見えないんだ。
大切なものは、目には見えないんだ。」
私は心ではちゃんと大切なものを見られているだろうか。
もし心まで閉ざしてしまったら、本当に何も見えなくなってしまう。
ハンディキャップを抱えながら社会福祉に尽力した偉人ヘレン・ケラーも、
「人は目が見えていても、実際には何も見えていないということに気が付いた」というようなことを仰っていた(と思う)。
そもそも、私は大切なものを見ようとしていただろうか。
埃だけではなく、季節ごとに移ろう木々の色彩や、花の香り、鳥のさえずりさえ、感じ取る余裕がなくなっていた気がする。
ましてや、人の優しさも“見”落としていたかもしれない。
視力の低下に怯えつつも、大切なものを“見る”心は保っていきたいな――そう感じる今日この頃だ。
