人生の選択肢は、多い方が幸せか
そこそこ生きていると「あの時が人生の転機だったな」と振り返ることがある。
いくつも枝分かれしている道を選んだ結果、今の地点に立っているかのようだ。
もし違った選択をしていたら、どうなっていたのだろうか?
ふと、そんな思いがよぎる。
進学、就職、留学、結婚、出産、転職と人それぞれ、ターニングポイントは違うだろう。
今の日本においては、多くのひとが自由に道を選べる。
ただ、でこぼこ道や小道もあって、道を間違えると崖に直面するかもしれない。
そういう道を選んだのだから仕方ない、と割り切れればいいけれど、舗装された道のほうが歩きやすかったな、と後悔することだってあるかもしれない。
入り組んだ道が多ければ多いほど自由もあるけど、迷いや負担も生じる。
そう考えると、道は絞られている方が楽なのではないか?
選択肢が多いことが幸せにつながるとは限らないのではないか、とさえ思える。
もし、平たんでまっすぐな道しかなかったら、どうだろう。
迷うことなく、生きられたのではないか。
いや、迷うことすらできない人生だったのかもしれない。
人はきっと、別の何かを求めてしまう。
手にしていない道のほうを、いつまでも思い続けながら。
それでも、どこかで、ひとつの道を選ばなければならない。
