変わった?
日本で地元のお祭りに参加させてもらってから、パプアニューギニア(PNG)へ一年半ぶりにやって来ました。
ただ、村で泊めてもらうのは10年ぶりになります。
1994年の火山噴火前にこの地域の中心だったラバウルや、車で30分ほど離れた今の中心地のココポは、一見、以前と変わりありません。もちろん、建て替えや新しい建物ができていますが。
それよりも何よりも、若い連中の一部(と思いたいです)の荒れ方が違うようで。
バスが止められてホールドアップ、村と村の紛争、日中にココポの町を歩いているだけで襲われるとか.…そんな話をよく耳にするようになりました。
だから、ココポにいる際にホテルから食料確保でマーケットへ5〜6分ほど歩いて行くだけでも、皆さんが心配してくれます。
ここで「みんなビビり過ぎ!」なんて格好をつけたりするつもりもありません。リスクは避けるべきで、やはり以前より気を付けて歩くようにしてますね(そもそもここに来なければリスクもないのですが…)。
もっとも、前から犯罪がなかった訳ではありません。上で例として挙げたものは、20年前から聞くような話ですし。
ちなみに、最近は皆さんがSNSをすることもあり、何か事件があれば以前よりも早く広く情報が共有されるようになりました。
接する犯罪情報が増えたから、人々が以前よりも危なくなったと感じているのかもしれません。
ただ、確実に前と変わったのは犯罪・紛争で銃が使われることが増えたということ。しかも、お手製ではなく正規品だそうです。
20年前の自分は、バイクで村々を回って話を聞いたり儀礼の現場に行ったり、自由に移動していたのですが、「もうそれもできないねえ」と皆さん。その通りだなあと、寂しく思います。土地勘はあるのでレンタカーという手もあるのですが、リスク回避モードなので利用するつもりはないです。
そうそう、ココポ周辺の人々は「ラバウルは危ない」と言い、ラバウルの連中は「ココポは危険だ」と言い合いをしています。ただし、ココポの人々はココポも危ないと言う一方で、ラバウルの連中は「ラバウルは大丈夫」と。
村はどうでしょう? 夜は怖く出歩けないという女性が増えたように思います。若い連中は何を考えているのか分からない、と自分と同じような世代の人々は言ってます(日本でも聞くような話ですが)。
とはいえ、やはり村にいるといろいろと知ることができるのはありがたいです。
今回はトーライの皆さんが使う貝貨のことを調べに来たわけではないのですが、儀礼があったらやはり行きたいですね。
ということで、葬礼ミナマイに参加して来ました。この儀礼、原則として故人の親族が故人の貯めた貝貨タブを参列者に配るもの。さらに、故人と関係のある親戚や姻戚なども貝貨を配ったり。
貝貨の贈与を通してさまざまな関係の再確認の場になってます。皆さん、誰が誰と貝貨のやり取りをしてるかちゃんと見てるんですよね。




と言う訳で、皆さんのお陰で久々に儀礼に混ぜて頂きました。

これの一部で氷菓子を買い、残りはお世話になっている家の方に贈りました
もう暫く、こちらにいる予定です。
