会社のセキュリティと、現場の便利と、あなたの個人情報。三つ巴の話
「このアプリ、インストールできません」
情シスからそんな返信をもらったこと、ありませんか。
——申請してから3営業日。結局、締切には間に合わなかった。そんな経験がある人も、少なくないはずです。
インストールが、怖い時代になった
会社のパソコンは、たいていセキュリティポリシーでアプリのインストールが制限されています。情シスの許可なしには何も入れられない。これ自体は、正しい防御です。
厄介なのは、最近その"正しさ"にもう一枚、理由が重なったことです。セキュリティ企業カスペルスキーの調査によれば、2026年に入ってから、ChatGPTやClaude、Geminiといった人気の生成AIツールを装った偽インストーラー(マルウェア)による攻撃が急増し、1〜4月だけで中小企業向けに約3万3千件が検知されました——前年のおよそ5倍です。良さそうなツールほど、疑ってかからないといけない——そんな時代です。
だから、インストール不要でブラウザだけで完結するWebツールが選ばれるようになりました。URLを開くだけ。情シスへの申請もいらない。多くの働く人にとって、これは正直、助かる選択肢です。
でも、一度だけ立ち止まってほしい
ここで、ひとつだけ確かめてほしいことがあります。
そのブラウザツール、ファイルをどこに送っていますか。
PDFの変換も、画像の圧縮も、多くのオンラインツールは「ブラウザで完結」と謳いながら、実際にはファイルをどこかのサーバーにアップロードして処理しています。インストールの不安を避けた先に、今度はアップロードの不安が待っている——ということが、案外あります。
人事として見てきた、三つ巴
人事・総務としてツール選定の相談を受ける立場にいると、いつも同じ構図にぶつかります。
会社のセキュリティ——情シスが許可できる基準を満たしているか
現場の利便性——今すぐ、申請なしで使えるか
個人情報保護——顧客や従業員のデータを、余計な場所に渡していないか
この三つは、たいてい同時には満たされません。セキュリティを優先すれば現場が待たされる。利便性を優先すれば、どこに送られるか分からないツールに手を出すことになる。誰かが、どこかで我慢している——それが、この三角関係の実態です。

だから、作りました(freetool.jp)
freetool.jpは、PDF・画像・テキストの処理をブラウザの中だけで完結させています。WebAssemblyという技術を使い、変換や圧縮の処理そのものをお使いのパソコンの中で行う仕組みです。ファイル本体はサーバーに送信されません。インストールも、登録も不要です。
そしてもうひとつ、地味だけれど大事にしていることがあります。広告を一切表示していません。
多くの無料ツールは、広告収益で運営されています。それ自体は悪いことではありません。ただ、広告やトラッキングタグが動いているページに、社外秘のファイルを開いているという事実は、一度くらい意識してもいいはずです。無料だから安心、ではなく、無料の"仕組み"まで確かめてほしいんです。

こんな人に、使ってほしい
会社PCにアプリをインストールできない、あるいは申請が面倒でいつも後回しにしている
便利な無料ツールを使うたびに、「これ、どこかに送られてるのかな」と漠然と不安になる
人事・総務でツール選定の相談を受ける立場で、社員に自信を持って勧められるものを探している
顧客情報・契約書・見積書など、社外に出したくないファイルを日常的に扱っている
ひとつでも当てはまったら、次にオンラインツールを開く前に、一度試してみてください。
さいごに
会社のセキュリティも、現場の利便性も、個人情報の保護も、どれも間違っていません。むしろ、全部正しいからこそ、板挟みになります。
——三つ巴を解く方法は、「どれかを諦める」ことだけではないはずです。
→ FreeToolを使ってみる:https://freetool.jp/
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参考:
Kaspersky(カスペルスキー)「2026年 中小企業を狙う脅威レポート」(生成AIツールを装ったマルウェアの急増・Securelist 2026年6月)
IPA(情報処理推進機構)「情報セキュリティ10大脅威 2026」(第3位「AIの利用をめぐるサイバーリスク」)/「AI利用者のためのセキュリティ豆知識」
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