お題 ときめきトゥーシューズ
生徒会室
「うーん」
「どうしたの悠斗くん」
何かと真剣そうににらめっこをする悠斗に副会長の椿が声をかける
「いや、これなんだと思います?倉庫に片方だけあって」
「靴かな?随分先が尖ってるね」
「うーん誰かの落とし物ですかね。」
「なんか、ガラスの靴みたいだね」
椿が微笑む。
「ならいちいち履いて貰わなきゃですね」
ふざけ気味に返す悠斗に椿はそっと近くの椅子に座り、上履きを脱ぐ。
「じゃあさ、履かせて見てよ」
妖艶な笑みと共に、白い足を悠斗へ向ける 。
「、、、」
その光景に悠斗は息を飲んだ。
「サイズが合えば私はお姫様だね」
ゆっくりと悠斗は跪く。椿の柔らかい太ももに触れ、靴を持つ指先が震えた。
「...なんてね冗談だよ、ジョーダン」
椿が笑って足を引き、上履きを履き直す。
「え?」
「だってそれトゥーシューズだもん、ほらバレエの、何かの小道具じゃないかな?そのまま倉庫で問題なしだよ」
「わっわかりました!」
ふと我に帰ったように悠斗は足早に倉庫へ向かった。
「フフッ、、、ドキッとしたかも」
椿の足のつま先を擦り合わせる仕草が淡く窓ガラスに反射した。
459文字でした!
ご愛読ありがとうございます!
トゥーシューズを履かせることでのときめきと、それをつま先で語ることで今回はかけました!
いつかショートショートだけじゃなくて本編も書く予定です!前回の恭くんや蓮、華菜達の本編も書きたいですね。その時は是非!
