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【ヨミサカ/ピックアップ選手】谷口栄斗、13年育った東京Vとの開幕戦で川崎の守備を立て直せるか

2026年8月9日(日)18:00キックオフ [味の素スタジアム]


ヨミサカの読み方

「先読みで観るサッカー」がヨミサカのコンセプトです。
「ヨミサカ/ピックアップ選手」は、注目の1試合から選手を一人だけ取り上げ、「その選手が何をできればチームの勝利に近づくか」を試合前に言語化する企画です。
通常のヨミ記事(選手対決フォーカス)とは別シリーズとして、開幕前のこの時期にも継続していきます。


注目の理由

東京ヴェルディ vs 川崎フロンターレの開幕戦、注目すべきは谷口栄斗(DF/背番号3)です。

谷口は小学生時代から東京Vの下部組織に所属し、国士舘大学を経て2022年にトップチーム入り。アカデミー時代から数えて13年間、生え抜きとして東京Vを支えてきた選手です。

2022年から即座にセンターバックの定位置を掴み、公式戦通算133試合に出場。2024年、東京Vが16シーズンぶりのJ1復帰を果たしたシーズンには川崎F戦でハットトリックを記録し、2025年はJ1で2位タイとなる17試合無失点の立役者として2シーズン連続のJ1残留に貢献しました。

そんな谷口が、この12月に川崎フロンターレへ完全移籍。「悩みに悩んで決断した」と語った移籍の初陣が、よりによって育ての親である東京Vとの開幕戦になりました。


選手分析

谷口の持ち味は、空中戦・対人守備の強さと、正確なキックを起点にしたビルドアップ能力。181cm/80kgのフィジカルを活かした守備だけでなく、セットプレーでの得点力も高く、DFでありながらチームの得点源にもなれる選手です。

移籍先の川崎は、2025年シーズンをリーグワースト3位タイの57失点で終えており、高井幸大の海外移籍やジェジエウの退団、車屋紳太郎の引退が重なって守備陣の立て直しが急務でした。
谷口はまさに「対人守備力とビルドアップ能力」を買われての獲得で、本人も「守備を求められている」と自覚しています。
長谷部茂利新監督のもとでも、守備の再建は最優先課題です。

実際、川崎は2023〜2025年の3シーズン、最終順位こそ3年連続8位で安定しているものの、失点数は45→57→57と悪化傾向にあります。
谷口の加入は、この数字に歯止めをかけられるかを占う最初の一戦でもあります。



勝利の条件としてのヨミ

谷口栄斗が、川崎の最終ラインでビルドアップの起点として機能し、東京Vの前線からのプレッシャーを正確なキックで剥がせるかどうかが、この試合の川崎の出来を左右する。

古巣・東京Vの選手やスタッフは谷口のプレーの癖を熟知しているはずで、東京Vは新加入CBを揺さぶりにくる可能性が高い。
一方で谷口自身にとっても、育ててもらったクラブに結果で応えたいという思いは強いはずです。
開幕戦のプレッシャーの中で、谷口が「対人守備」だけでなく「ビルドアップの正確さ」を発揮できれば、リーグワースト級だった川崎の守備は開幕から違う顔を見せる可能性があるとみています。


観戦のお供に:

谷口が最終ラインでボールを持った際、東京Vの前線がどう寄せてくるか、そして谷口がそれを剥がせるかどうかに注目してほしい。


このヨミの検証について

試合終了後、このヨミが当たったか外れたかをこの記事に追記します。的中率そのものより、「なぜそう読んだか」の記録を積み重ねていくことをヨミサカでは大切にしています。


この記事は、選手の経歴・移籍情報などの公開データをもとに見どころを整理したものです。的中を保証するものではなく、個人の観戦の参考としてご活用ください。

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