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なぜ銭湯やホテルのシャンプーは「どこも同じ」なのか、その理由

こんにちは、じゃずさんです。

いきなりですが、僕は銭湯が好きで良く行きます。

東京に住んでますが、都内の銭湯はおそらく40箇所以上は行きました。

本当に好きな人からしたら全然少ない方だとは思いますが、、

で、毎回思うことがあります。

「銭湯とかホテルの浴場に置いてあるシャンプーとかボディソープとか、どこも大体同じなのはなんで?」

東京だからなのかもしれませんが、僕の個人的な体感だと大体以下の3つくらいに集約されます。

ホテルも大体同じですね。

心のどこかで

「なんかの癒着でもあるのか」
「全国の銭湯への何かしら贔屓でもあるのか」

といやらしい根拠も何もない考えがどうしても沸いてきたので、これを機に調べてみました。

それぞれのメーカー

■ラ・アンジュラグ ヴェール “ボタニカル” シャンプー(ニシカワヤ株式会社)

よく見る

ニシカワヤ株式会社は、スーパー銭湯・ホテル・岩盤浴・サウナなどあらゆる温浴・宿泊・レジャー施設をトータルサポートする業務用化粧品・雑貨の卸会社。

サイトには「since1946」と記載があり、創業80周年を迎えた老舗。

商品については、アルガンオイルを配合したノンシリコン&ラウレスフリーのシャンプーシリーズで、5種類のボタニカル成分を加えてアップグレードしたのが「ラ・アンジュラグ ヴェール」。

名前の由来は「天使の贅沢」というフランス語で、「ご家庭から持参していただかなくても満足していただけるようなシャンプーを」というコンセプトで開発されたオリジナル商品。

業務用は20Lのバッグインボックスで納品される。

■POLA シャワーブレイク

これもよく見る

これもまあよく見ますね、ホテルとか全部これでしょ。(言い過ぎ)

POLAといえば言わずと知れた化粧品の老舗大手で、1929年創業。

「シャワーブレイク」は国内業務用アメニティとして業界トップの実績を持ち、その中で最も高い販売個数シェアを誇る商品。

ローヤルゼリーと白ワインの搾りかす由来の保湿成分「クロノシャルディ」を配合している。

全国のホテル・旅館、ゴルフ場、大規模温浴施設、ジムなど、約3500施設に導入されており 、2024年末からは施設で使って気に入った人からの要望に応えて一般販売もスタートした。

それまではBtoB専用品だったにもかかわらず、使用者から「買いたい」という声が後を絶たなかったというのは、シンプルにすごい。

■PHOENIXフェニックス

これももちろん見る

これは東京では老舗の銭湯によく置いてある泡タイプですが、そんなに泡立たないやつです。(言い過ぎ)

株式会社フェニックスは昭和21年(1946年)6月創業。 奈良県に本社を置き、高級洗顔石鹸・浴用化粧石鹸・洗髪用シャンプー・リンス・ボディソープなどを製造・販売する会社。

1990年代からホテル・旅館などの宿泊施設の浴場や温浴施設向けに業務用製品を展開してきた。

なお、社長が大の銭湯好きということで知られており、銭湯の番頭さんたちとの口コミや横のつながりで商品が広まっていった経緯もある。

安心してください。まわしものでもなんでもありません。

別に商品レビューがしたいわけじゃないし、まわしものでも全然ない。 

ただ、なぜこれらの特定のシャンプーが使われているかが本題だ。

コストが圧倒的に安いか、老舗で付き合いが長いから切れないとか、他の店舗もそうだから惰性で継続してるとか、そんな理由なんだろうか。

なぜどこも同じになるのか、AI(Claude)に考察してもらった

正直、自分のリサーチだけでは限界があるので、Claudeにリサーチと考察をお願いしました。

以下がその結果です。

調べてみて分かったことをマーケター目線で整理すると、理由はだいたい4つだそうです。

① そもそもB2B専門の卸市場が超狭い

銭湯・ホテル向けの業務用アメニティ市場は、一般消費者には完全に見えていない流通の世界だ。

20Lの大容量ボックスで納品され、最低ロットも10ケース単位など施設向けの設計になっている。

その専門流通に特化したプレイヤーが元々少なく、老舗数社がほぼ市場を独占している構造になっている。

癒着ではなく、そもそも選択肢が少ない。

② 「コスト・クオリティ・汎用性」の最適解がほぼ一つに収束する

銭湯やホテルがシャンプーに求める条件を考えると、「不特定多数に使わせるので誰にでも合う普通の洗浄力」「大量消費に耐えるコスト」「苦情が来ないレベルの品質」という3つがほぼすべてだ。

個性は要らない。その条件を満たすと、業務用シャンプーの洗浄成分の構成はどれもほとんど同じになる。

条件が同じなら答えも同じになる、という話。

③ 切り替えコストが意外と高い

ディスペンサーのサイズ、詰め替えの接続口の規格、ボトルの形状——これが既存のものと合わないと、全部買い替えになる。

老舗メーカーが長年かけて施設に合わせた供給体制を作っているため、よほど不満がなければ変える理由がない。

銭湯側も「昔からこれだから」という惰性は正直あると思う。

④ 口コミと横のつながりで広まる業界

銭湯の番頭さん同士が煙突掃除の手伝いをしながら消耗品の情報交換をして商品が広まる、というエピソードが実際にあったらしい。

施設のオーナーたちは同じ業界のコミュニティで情報を共有しており、「あそこが使ってるやつ、うちも使おう」という連鎖が起きやすい。

それが全国規模で何十年も積み上がった結果、今の「どこも同じ」という状況になっている。

まとめ

癒着でも贔屓でもなく、構造的な必然だった。

ただ言えることは、今回出てきた3メーカーどれも、創業が昭和20年代前後の老舗だということ。

フェニックスは1946年、POLAは1929年、ニシカワヤも1946年創業。

戦後の混乱期から石鹸・化粧品の製造一本でやってきた企業が、何十年もかけて温浴業界との信頼関係を積み上げた結果として今のシェアがある。

そう考えると、銭湯の浴場に置いてある特に面白みのないシャンプーにも、なんとなく歴史のロマンみたいなものを感じてしまう。

…感じない?まあそんなもんか。​​​​​​​​​​​​​​​​

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