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お引越しに宿るポエジーとジャズ

ダンボールという単位は当てにならない
同じダンボールでも中に何が詰まっているかで全く重さが違う
すると持ちかかえる時に込める気合いにズレが生まれる
想像以上の力を要求されたり、逆に肩透かしされたり

ダンボールってコミュニケーションだな

ありがとう旧居
おはよう新居

突然の短歌コーナー

ダンボール膝を折ったり浮かせたり浴びせる万の感嘆詞かな
しょうゆ顔ミステリアスな直方体ダン・ボールさん架空の恋人

荷造りと荷解き

荷物を箱に詰める作業はインプットでもアウトプトでもない虚無
そんな虚無を埋め尽くすように言葉が押し寄せてきて思考でギチギチになる
普段は通り過ぎている感覚に目が止まる

思考の窓
文字や言葉が当たり前に存在していて、意思の疎通ができることが当たり前の国に生まれて、人と人は話し合えば分かり合えるという教育を受けた僕たちがつかう言葉は、果たしていつも向かい合う誰かの為に使われているのだろうか?

思考を整理したり、自分を取り繕ったり、事実を捻じ曲げたり
同じ言葉を使っていても、同じ使い方をしているわけではなかったり
自分のために溢れる言葉の中に生きている人と、他人のためにかける言葉の中で生きている人の言に宿る質量の違いを感じたり

そう言えば音楽もそうだな
誰のために音を出すのか?見た目に合った音が出ているのか?
肩透かしをしないように!

こんな日はミンガスだな
熱すぎる

終わらない荷解き

部屋が散らかっていてもはじまるのが新しい暮らし
乱雑さと生活が摩擦してすり減った塵が思考の中に入り込んでいく
きっと今の僕は重たいダンボールだろうな
だれか僕の心の荷物も解いてくれ〜
とりあえず引っ越し祝いに一緒に美味しいウイスキーでも飲みに行こうよ

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