長くてあっという間



娘の高校卒業のストーリーズに
たくさんのお祝いの言葉を頂きまして
ありがとうございました。


長くなります。
娘は中学校の時、不登校になりました。
きっかけは特にありません。

小学六年生くらいから朝が起きれないとか、宿題が全部終わってないとか、いろんな細かい理由があります。
完璧主義なところがあって宿題やってなくてもとりあえず行くかというタイプじゃなかった。そしていろんなことに気づきやすい繊細さんでもあるがゆえの、気づいたら行きづらくなった不登校でした。

最初は私も簡単には受け入れられず、無理やり叩き起して行かせようとしたり、そりゃあイライラしまくった時期もありました。

「あぁ、これは私が試されてるなぁ」と思い、なんでイライラするのか、なんで行かせなきゃと思っているのか、娘の行動に対する私の気持ちを深掘りしました。
そして出てきた答えは
「親として恥ずかしい。私がちゃんと育てられていないと思われる。」
でした。

あぁ、そっか。私は普通に当たり前と言われることが出来ないのは恥ずかしいと思っていて、そんな子供にしか育てられなかった私が非難されると思ってんだな。
って気付いて。

いや、それってホント?それって恥ずかしいことなん??
うちの子は恥ずかしくはないし、学校に行くことが当たり前でもなくない?
それに私がちゃんとしてないって思われても別によくない!?
なにより、家にいても部屋に引きこもって家族にさえ話もしなくなるんだったら、家では自由にできる環境にしとかんと、笑うことすら出来んくない?
と思い、それから学校に行く行かないに関わらず、部屋に引きこもらせないように、親である私の機嫌に左右されないようにすることを一番に過ごしました。

笑うことすらできない、部屋にこもりっきりの日々を過ごすのは、死んだも同然。
たった3年間。
学校に行けなくて死ぬように生きるよりは、安心できる場所で笑って過ごせるほうがいい。
そう考えるようになってからはとても楽になりました。

その間に、自分でいろんな学校の資料請求をし、通信高校という手段を選び、3年生になってからはオープンキャンパスへ何度も行きました。
福岡の駅もない田舎から、乗りなれない電車に乗る練習も兼ねて、私も一緒に着いていき乗り方や道を教えました。

そして高校生になり、毎日通うスタイルではない、通信高校に通い始めました。
高校卒業の単位が取れるように、スクーリングやレポートの提出、そして学期ごとに試験を受けて、行かない日にはバイトもはじめ、決められた時間じゃない自分で選んで決めるという高校生活を過ごしました。

どうしても受けなきゃいけないスクーリングに間に合う電車を乗り過ごし、博多まで送ることも多々ありました。
3年生になったら、美容の専門に通う毎日が始まり、毎朝7時過ぎに家を出て、9時からの授業に間に合うように行く。
中学生で不登校だった娘が、毎日朝早く起きて電車で通う日々が始まりました。

不登校児の親ならわかると思う、今日は行かないんだなっていう空気。こちら側や決まっていることとか全然関係ない、断固として動きませんよという空気。

そういうのを何度も経験してきて、私も諦めのような気持ちと腹立たしさと、どうにもならない気持ちを抱えながら、朝葛藤する日々から考えたら、毎朝の駅までの送りも、何時になるかわからない迎えも、電車に乗り遅れて学校まで送る道すがらも、まぁいいか、と思えました。

いや、普通に電車乗り遅れはめっちゃ文句言ってたけどね?さすがに文句は言うし言わせて。
怒りを出したら、あとは切り替えるが苦手だった私の修行でもあったなー。
怒ったらあとは引き摺らない。まぁこれが難しいこと!でもそうするしかない。
ほんとに修行でした。

たぶん、普通に学校に行けてたら経験しなかったことだったかなーと思う。
家にいる時間が長い分、思春期に一緒に過ごす時間も長かったし、ましてや学校に遅れそう!で、博多まで送るなんて、近くの高校を選んでたら無いこと。

娘は美容師コースで3年生の一年間は、ほぼ美容の専門学校へ通い、年が違う子達とも仲良くなり、わざわざ八女まで送ってくれたり単位落とさないように朝LINEや電話くれたり、たくさん周りの友達に助けられて、無事に卒業できました。

高校では、成績も出席日数も優秀なんかじゃなかったけど、オープンキャンパスのスタッフをしたり文化祭やスポーツフェスでクラスを盛り上げたりしてきたことで表彰してもらえたし、美容の専門で一緒だった子達が卒業式に花束もってお祝いに来てくれて、みんなにお祝いされて嬉しそうでした。


不登校からの通信高校は、私にとっては葛藤もたくさんあり、思い通りにはならない子育てに、自分の思い込みや自分の育ってきた子供時代を振り返り、まさにインナーチャイルドの癒しな時間でもあり、自分の親への思いを言語化したりする時間だったなとあらためて思います。

いやーいい経験だったなーと思う。
いろんな感情を感じて、それを飲み込む作業だったり自分で消化する作業がいっぱいだった!

実はまだ来週息子の卒業式がありますが 笑
もうすぐ子育てが一段落です。
さぁ!今度は自分のために自分を思い存分生きたいと思います。

書きたいことはまだまだたくさんだけど、ひとまずこれで終わり。


長くてあっという間だったな。

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