子供が好きなことを育てる秘訣
子供の好きを育てたいときは、まずその気持ちを小さくても、大切に受け止めることからはじめます。
大人から見るとささいに見えることでも、子供にとっては大きな喜びや興味の入口ですので、その芽をつぶさず、安心して広げられる環境をつくることで、子供は自分らしさをのびのび育てていけます。
興味の芽を観察する
子供の好きは、日常の中にそっと現れています。
絵を描くこと、虫を集めること、ブロックで遊ぶこと、歌を口ずさむことなど、何気ない行動の中に、すでに興味の種があります。
大人が、それ、面白いね!と気づいてあげるだけで、子供は自分の気持ちを認めてもらえたと感じますので、まずは観察し、その芽を見逃さないことが大切です。

否定しないで受け止める
さらに子供の好きなものが、たとえ大人の期待と違っていても、すぐに否定しないことも必要であり、特に子供は、同じ遊びを何度も繰り返したり、特定のものに強いこだわりを持ったりすることがあります。
そうした姿を、変わっていると見るのではなくて、夢中になれるものがあると受け止めてあげると、子供は安心します。
好きの土台は、大人の受け入れてもらえる経験からも育ちます。

たくさん触れさせてみる
特に好きなことを育てたいときは、まず出会いの機会を増やすことが早道で、本、音楽、工作、自然、スポーツ、動物など、さまざまなものに触れる中で、子供は、好きと感じる対象を見つけていきます。
家の中だけで完結させずに、少し外の世界に広げてみると、思いがけない興味が生まれることもあり、経験の幅が、好きの広がりにつながります。

やってみる時間が大切
見つけた好きを、本物にするには、実際にやってみる時間が必要かもしれません。
絵が好きなら描く時間、音楽が好きなら聴いたり歌ったりする時間、体を動かすのが好きなら遊ぶ時間を、生活の中に少しずつ入れていきます。
上手かどうかより、楽しめるかどうかを大切にすると、子供は自然と続けたくなります。好きは、繰り返すうちに少しずつ深まっていきます。

比べすぎないこと
この子供の好きなことは、他の子と比べる必要はなく、早く上達することよりも、その子自身が楽しめているかの方が大切です。
周りより目立たなくても、ゆっくりでも、夢中になれることに大きな価値があります。
比べられると気持ちがしぼんでしまうこともあるので、その子のペースを大事にしてあげることが、好きの力を守ります。

続ける楽しさ
子供の好きは、続けることで少しずつ、自然と育っていきます。すぐに結果が出なくても、やってみた経験は、必ず子供の力になります。
親は、成果だけでなく楽しんでいる様子や、工夫したところを見つけて褒めてあげるとよく、好きなことがある子は、気持ちが安定しやすいですし、困ったときの支えにもなります。
子供の好きは、その子の未来を明るくする大切な宝物です。

