ゆきかえりのハナシ 裏東照宮松尾神社で夏越の大祓
配られた白い紙の人形(ひとがた)に
名前を書いて 左肩から腰へ 右肩から腰へ また左肩から腰へとなぞっていく
半年分の何かを そっと紙に移していく
書き終えた人形を納め定刻の18時まで待機
宮司を先頭に 列が動き始めた

三つ葉葵の紋が入った法被姿の氏子の皆さんと 鳥居に掲げられた茅の輪
夏越の始まり
配られた祝詞を手に 皆で声を揃え
一首を唱えながら 左へ回る
水無月の夏越の祓いする人は 千年の命のぶというなり みなづきの なごしのはらえする人は ちとせのいのち のぶというなり
二首を唱えながら 右へ回る
思う事みなずきねとて麻の葉をきりにきりても祓いつるが おもうこと みなつきねとて あさのはを きりにきりても はらいつるかな
三首を唱えながら また左へ回る
蘇民将来 蘇民将来 そみんしょうらい そみんしょうらい
そのまま拝殿へ
ここでも氏子さん達が配る大祓い祝詞を
宮司の声に続いて 皆んなで
大祓詞が唱える
帰りに渡されたのは なぎの葉と五円玉

祝詞の紙と共に手渡された
なぎの葉と五円玉
小さな袋の中には
この夜の儀式が収まってる様な気がする
なぎの葉は 切れにくく裂けにくいことから 縁が切れないようにという意味を持つという 五円玉は ご縁
手のひらの上の小さな葉と硬貨が
大きなウネリになって背中を
押されたような感覚だった
