税収過去最高のカラクリ 〜国家に収奪されないために知っておくべきこと〜
最近、スーパーに行くたびに驚くことが多い。
コーヒーは豆の高騰でまた値上げされ、チョコレートは中身が一回り小さくなったのに値段だけは上がっている。
パンも今年また一斉に値上げされた。
この7月だけで2000品目を超える食品が値上げされ、年間の値上げ品目は5年連続で1万を超える見通しだという。
値上げに次ぐ値上げで、牛丼チェーンの並盛がワンコインで気軽に食べられた時代が、もう懐かしい。
都心のランチは1000円では収まらなくなった。
1000円か2000円どちらに近いかと言われると、超都心部だと2000円の方が近いという場所も増えてきている。
Xのタイムラインを眺めていても、
「給料は上がったのに、生活は全く楽にならない」
「春闘で満額回答だったのに、貯金が減っていく」
「手取りが増えた実感がまるでない」
という怨嗟の声で溢れている。
一方で、先日こんなニュースが流れてきたのを諸君は見ただろうか。
2025年度の国の税収が80兆円前後に達し、またしても過去最高を更新する見通しだという。これで実に6年連続の過去最高更新である。
日本経済は絶好調なのだろうか。
我々は海外旅行にもいけなくなり、外国人には買い負け、iPhoneも買うのを躊躇するようになった。
最後の防衛ラインである自動車産業も大赤字の会社が出てきているというのに、おかしいと思わないだろうか。
この数年、政府は消費税率を上げていない。
所得税の税率表も変えていない。
むしろ定額減税だの、103万円の壁の引き上げだのと、減税っぽい政策を次々と打ち出してきたはずである。
確かに法人税では防衛増税が決まったが、個人向けの増税案はほとんど通っていない。
しかし国の税収だけが毎年、面白いように過去最高を更新し続けている。
我々の生活の実感は苦しくなる一方なのに、どうやら国の収入は絶好調らしい。
物価高のニュースでは、悪者はいつも円安であり、原油価格であり、値上げする企業である。
テレビのコメンテーターは「企業はもっと賃上げを」「政府は物価高対策を」と繰り返す。
しかし、この物価高で最も得をしている者が誰なのか、テレビも新聞も、政府も絶対に教えてくれない。
その得をしている者は、
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