中田敦彦の帰国から考えた、海外移住のリアル
「地味にダサい」って言われてました、帰国理由が。
中田敦彦さんが、5年間暮らしたシンガポールから日本に帰国したというニュース、見ました。
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奥さんの福田萌さんが発表した理由は、子供の受験と、言語の壁。
でも、ネットの反応は「やっぱりね」だった。
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つまり、誰も教育の話を信じてないんです。
「本当は税金逃れでしょ」って。
今日は、その話をします。
01 「教育のため」が信じてもらえない理由
中田氏一家がシンガポールに移住したのは、5年前。
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当時から、英語や中国語のバイリンガル環境、みたいな理由が語られていました。
でも同時に、シンガポールは税率が低い国としても有名で。
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だから、世間はずっと「本当は節税でしょ」と思ってたわけです。
今回、帰国理由として「受験」「言語の壁」が発表されたら。
「ほら、やっぱり教育って言い訳だったんじゃないの」
みたいな、冷笑的な空気になりました。
02 でも、その批判、的外れだと思う
正直に言うと、私はこの「税金逃れ」批判、的外れだと思っています。
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なぜなら日本の税負担って、率直に重い。
所得が上がれば上がるほど、税率もどんどん上がっていく仕組みで。
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その現実を見て、税負担の軽い国に拠点を移す。
これ、責められるようなことじゃなくて、ただの合理的な経済判断だと思う。
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会社員がふるさと納税をするのと、根っこは同じです。
制度の範囲内で、負担を軽くする方法を選んでいるだけ。
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っていうか、批判してる側だって、条件が揃えば同じ選択をすると思うんですですけどね・・・
03 ただ、税金だけだと、長続きしない
一方で、今回の帰国のニュースを見て、思ったこともあります。
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節税という数字だけを理由に移住先を選ぶのは、立地だけで家を決めて、住み心地を確かめずに契約するようなものだと思うんです。
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数字は合ってる。でも、そこで誰と過ごすか、何をして生きるかは、また別の話で。
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中田家の場合、子供の受験や言語の壁という、生活の土台の部分でつまずいた。
税金の計算は正しくても、生活そのものが続かなかった、ということなんだと思います。
04 私も、税金だけで移住したわけではない
これ、ちょっとだけ自分の話とも重なります。
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ジョージアに移住した理由のひとつに、たしかに税制はありました。
暗号資産や株の利益に税金がかからない、というのも、移住の後押しになった要素です。
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正直、最初の半年くらいは、頭の中がほぼ数字でした。
税率、家賃、生活コスト。エクセルに並べて、日本と比較して、「こっちの方が得だ」と確認する。
そんな毎日・・・
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でも、あるとき気づいた。
この計算、たぶん一生終わらないな、って。
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為替も税制も、これから先もずっと変わり続ける
数字の優位性だけを頼りにしてたら、少しでも条件が悪くなった瞬間に「じゃあ次はどこの国だ」って、また探し始めることになる。
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でも、今の私は、そうはなっていません。
理由は、たぶん人なんです。
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近所のバーで知り合って、今も飲みに行く友人。
仕事を一緒にやっている仲間。
日本にいながら、リモートワークの仕事でずっとやり取りしているクライアント
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数字じゃ測れない関係が、いつの間にか、トビリシにいくつも積み重なっていました。
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もし税金の話だけで移住していたら、たぶんこの関係は、ひとつもできていなかったと思うんです。
数字の合理性だけじゃなくて、日々の生活が積み重なっていく実感があったから、今もここにいる気がしています。
05 結論、海外移住は選択肢としてアリ、でも大事なのはその先
日本の税負担の重さを考えたら、海外移住は普通に良い選択肢のひとつだと思っています。
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これは中田氏に限らず、誰にでも言えることです。
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ただ、税率という数字だけを見て移住先を決めると、中田家みたいに、生活の土台でつまずくことがある。
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移住先で、何をして、誰と過ごすか。
これを税金と同じくらい真剣に考えることが、結局は一番大事なんだと思います。
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