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日本人の物語01444【幕間】室町中期の進め方

ここからは章の細分化が進み、チャプター構成がひどく分かりにくくなります。そこで、全体像を説明するページを設けておくことにしました。

 嘉吉元(1441)年まで話を進めてきました。戦国時代が始まる明応2(1493)年まであと少しです。
 ここで、嘉吉元(1441)年~明応2(1493)年の将軍と鎌倉公方をまとめておきます。
・7代将軍: 足利義勝(あしかがよしかつ) 在職1442~1443
・8代将軍: 足利義政(あしかがよしまさ) 在職1449~1474
・9代将軍: 足利義尚(あしかがよしひさ) 在職1473~1489
・10代将軍: 足利義材(あしかがよしき) 在職1490~1493
 鎌倉公方については、途中で「古河公方」「堀越公方」に分裂します。
・5代鎌倉公方: 足利成氏(あしかがしげうじ) 在職1449~1455
・初代古河公方: 足利成氏           在職1455~1490?
・2代古河公方: 足利政氏(あしかがまさうじ) 在職1490?~1512
・初代堀越公方: 足利政知(あしかがまさとも) 在職1457~1491
・2代堀越公方: 足利茶々丸(あしかがちゃちゃまる) 在職1491~1493
 さて、これまでは「義満期」「義持期」「義教期」と歴代将軍の名をチャプタータイトルに冠していましたが、ここからはそうもいきません。7代将軍義勝は満8歳で将軍となって満9歳で死去しますし、8代将軍義政も満13歳で将軍となって側近たちの意向に振り回されるので、将軍の代替わりが時代の区切りとはいえないからです。
 おまけに、京を中心とした西国と鎌倉を中心とした東国とでバラバラに様々な政治状況が発生し、東西それぞれで大きな戦乱が発生するのです。そこで、ここからは東国と西国とに分割して歴史を語っていくこととします。
 本稿において「東国」とは鎌倉府の支配下にある国を指すこととします。具体的には下記の16ヶ国です。
【鎌倉公方が守護の任免権を持つ国 12ヶ国】
・関八州: 相模・武蔵・安房・上総・下総・常陸・上野・下野
・その他: 伊豆・甲斐・陸奥・出羽
【任免権はないが鎌倉公方が強力な権限を持っていた国 4ヶ国】
 駿河・遠江・信濃・越後
 なお、駿河守護の今川家が三河に侵攻する事件がありますが、三河はこれら16ヶ国に含まれていないものの今川家の動向に係る話ですから東国チャプターで取り上げることとします。
 東国・西国の話が交互に進んでいくこととなり、ついていくのが難しくなると思われますが、何卒お付き合いください。

というわけで、室町後期は「西国→東国→西国→東国→西国→東国→西国→東国→西国」の順に進めていきます。それぞれの歴史はある程度関連するものの、まるで別の国の歴史を読んでいるかのような感覚になると思います。

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