日本人の物語01679【幕間】戦国時代とは何か
今日から戦国時代に入ります。多分戦国時代は全600回くらいかかります。まだ下書き作業も終わってません・・・。
いよいよ戦国時代を描いていきます。戦国時代は一般的には明応2(1493)年から慶長8(1603)年までを指しますが(更に広く慶長20(1615)年までを指す考え方もある)、永禄11(1568)年以降は「安土桃山時代」という別の名称もあるので、本稿ではあえて戦国時代を狭く捉え、明応2(1493)年から永禄11(1568)年までとします。
最初に、そもそも戦国時代とはどういう時代で、なぜ始まったのか説明しておきましょう。以下に示す区分はあくまで私なりの歴史観であり、分かりやすくするためラフな表現を用いてはおりますが、スタンダードな考えから大きく外れてはいないと思います。
・室町中期(1467~1493): チーム戦の時代
東国では享徳の乱、京では応仁の乱が起こり、全国の守護大名が二派に分かれて激しく戦いました。この時点ではあくまで各人はどちらかの派閥に味方して参戦しており、同派閥内での内戦はたまに発生する程度でした。
・戦国前半(1493~1531): バトルロイヤルの始まり・地区予選
守護代が守護を追放するケースが相次ぎ、「あ、上司や同僚を襲っても良いんだ」と気づいた守護代や国人が次々と味方同士で争うようになりました。もはや戦乱の原因が何だったかも分からない「自分以外は全部敵」というバトルロイヤルの時代が始まります。
地区予選が始まり、県によっては優勝者が決まるところも出てきます。
・戦国後半(1531~1568): ブロック大会
県ごとの優勝者が地域ブロックごとに戦います。東海は織田、関東は北条、甲信は武田、北陸は上杉、中国は毛利がそれぞれ勝ち上がっていきます。四国の長宗我部、九州の島津はまだ十分に勝ち進んでおらず、東北の伊達に至ってはまだ片鱗も見せていません。
・安土桃山前半(1568~1590): 全国大会
ブロック大会の優勝者が戦い、織田家を事実上乗っ取った豊臣秀吉が優勝者となり、天下を統一します。
・安土桃山後半(1590~1603): 全国大会第2戦
秀吉の死後再び争いが起こり、徳川家康が天下人となります。
多くの人が「戦国時代」と聞いて思い浮かべるのは全国大会の部分ではないでしょうか。実際にはそれまでに、地方の小大名による小競り合い、つまり地区予選がたくさん起こっているのです。
日本全国で同時並行で進んでいく地区予選をどう解説していくか、なかなか悩ましいところですが、分かりやすく地域別に解説していきたいと思います。よろしくお付き合いください。
地区予選第1回戦を見に来る客がいないのと同じで、戦国時代の最初の方は相当に不人気です。
