見出し画像

いのちの森の小さな物語


第一話  森にひびく小さな調べ
いのちの森の奥には
とても静かな場所があります。
そこに
ひとりの小さな妖精が
住んでいました。
妖精は
森の石に寄りそいながら小さな音を奏でます。



それは
楽器ではありません。
風と
葉と
花と
光をつかった
森の音楽です。
その調べは
とても小さいので
人にはほとんど聞こえません。
けれど
森の木々や
花たちは
その音をちゃんと聞いています。
だからこの森では
今日も
花が咲き
風がやさしく吹き
いのちが静かに育っているのです。


いいなと思ったら応援しよう!