EHOMEWEI RQHG-173PW レビュー | ペン対応17.3インチモバイルモニターをデスクに据え置いてみた
こんにちは。ガジェットブロガーのじゃが(@jaga_farm)です。
作業用のサブモニターが欲しいけど、ただ表示するだけじゃなくてペンでも操作したい。そんなふうに思ったことはありませんか?
ぼくは普段からAIエージェントを複数並べて作業することが多くて、表示領域はいくらあっても足りないんです。加えて写真編集ソフトのCapture Oneでパラメータ調整をペンで直感的に操作したいという思いもあって、ペンタブ代わりにもなるモバイルモニターを探していました。
そこで出会ったのがEHOMEWEI RQHG-173PW。17.3インチのWQHD(2560×1440)解像度に、265Hzのリフレッシュレート、さらにタッチペン対応まで詰め込んだ欲張りなモバイルモニターです。
今回はメーカー様より提供いただき、デスクに据え置いて使ってみたのでレビューしていきます。
EHOMEWEI様に製品提供いただいて記事を作成しています。
EHOMEWEI RQHG-173PWのスペック
まずはスペックを整理しておきます。

WQHD解像度に265Hzのリフレッシュレート、そしてタッチペン対応とかなり多機能です。MPP2.0(Microsoft Pen Protocol:Microsoftが策定したペン入力の標準規格)に準拠したスタイラスペンが付属しており、購入してすぐにペン入力が使えます。
デスク据え置きでの使用感

AIエージェント作業のサブディスプレイとして

ぼくの一番多い使い方が、AIエージェントの作業をサブディスプレイに表示させること。メインのStudio Displayで実際の編集をしながら、EHOMEWEI RQHG-173PWにはエージェントのログやチャットを並べて表示させています。
17.3インチの大画面は想像以上に快適です。複数のウィンドウを並べてもストレスなく視認できます。

M4 MacBook Air 15インチと接続してもUSB-Cケーブル1本でいけちゃいます。
さらに使い込んでいくうちに、縦向きでの運用がかなり快適だと気づきました。次の見出しで詳しく紹介しています。
縦向きでの使用が想像以上に快適

横向きでの使用がメインだと思っていましたが、縦向きにして少し解像度を下げる設定にしたところ、かなり見やすくなりました。

特にAIエージェントとの会話履歴が一気に見渡せるようになるのが大きいです。ターミナルマルチプレクサのtmuxを使って画面を縦に分割すれば、左右2画面くらいの分割なら実用的。縦なら2分割しても十分に使えます。
ぼくはYaziというターミナルファイルマネージャーを併用していて、左画面にClaude Codeをメインで表示、右側を上下に分割してCodexとYaziを配置するスタイルに落ち着きました。縦向きならAIエージェントの出力が縦に長く表示されるので、作業効率が横向きとは段違いです。

さらに嬉しいのが、搭載されているスタンドがそのまま縦置きスタンドとして使えること。少し角度がついているため倒れにくく、非常に安定しています。別途スタンドを買い足す必要がないのは地味に大きなメリットです。
AIエージェント作業がメインの方には、縦向きでの使用を強くおすすめします。

さらにエンタメとしてはXのタイムラインを縦に表示させるのもいいですね。縦に長いので、タイムラインをスクロールする回数が減ります。
写真編集でペンを活用

Capture Oneでの使い方が気に入っています。
EHOMEWEI RQHG-173PW側にパラメータ調整パネルとサムネイル一覧を表示させて、Studio Displayには実際の編集結果を表示。ハイライト・シャドウ・ホワイト・ブラックなどのスライダー操作をペンで左右にスライドさせると、マウスより直感的に調整できます。マスク操作も選択がペンでダイレクトにできるので、これは結構便利でした。

ただしペンを使うときに1つ注意点があります。専用アプリ「EhomeweiDisplay」のインストールが必須です。USB接続で簡単にインストールできましたが、これを入れないとペンの反応がかなり悪いです。インストール後は筆圧検知もしっかり動作するようになりました。
正直なところ、M4 iPad Pro 13インチ + Apple Pencil Proほどの反応速度はありません。少しレイテンシが目立ちます。本格的なイラスト制作なら専用の液タブを選んだ方が良いですが、パラメータのスライダー操作や手書きメモ程度の用途なら十分実用的です。
解像度と画面フィルムについて

画面フィルムがグレアとアンチグレアの2枚付属しているのは地味に嬉しいポイントです。


ただし解像度はやはりWQHD止まり。Studio Display(2560×1440のスケーリングでHiDPIとして使用)と並べると、文字のにじみが気になります。アンチグレアフィルムを貼ると更にこの傾向が目立ちました。小さい文字を多く表示させる用途には少し不向きです。
文字の視認性を重視するなら、同社のRQG-173PU(4K解像度モデル)の方が適しています。逆にゲーム用途などリフレッシュレートを重視したい場合はこのRQHG-173PWが合っています。
輝度について
スペック上の輝度は300cd/m²。実際に使ってみると体感としては少し暗めに感じます。明るい環境では見づらさを感じることもあるかもしれません。室内で使う分には問題ありませんが、屋外利用を考えている方は注意が必要です。
Switch2との接続もいける

Switch2をUSB-Cケーブルで接続して遊ぶこともできました。ただしモニターとは別に給電が必要で、ぼくの環境では45Wのモバイルバッテリーで動作しました。Switch2の公式ACアダプターは最大60W出力に対応しているので、安定動作を求めるなら60W以上のモバイルバッテリーを推奨します。
外出先でも大画面でゲームができるのは大きなメリット。265Hzの高リフレッシュレートと1msの応答速度は、ゲーム用途にもしっかり活きてきます。HDMIとUSB-Cの両方で接続できるため、ゲーム機以外にもほぼ何にでも繋げる汎用性の高さもポイントです。
気になったところ
2週間使ってみて感じた率直な不満点も挙げておきます。
サイズと重さ:17.3インチは大画面で作業には最高ですが、持ち運びとなると正直大きいです。重量1350gは軽くはありません。車移動が中心の方なら問題ありませんが、電車通勤で毎日持ち運ぶにはちょっと大変かもしれません。
解像度の限界:前述の通りWQHDはHiDPIディスプレイと並べると粗が見えます。テキスト作業メインなら4Kモデルの方が幸せになれます。
ペンのレイテンシ:iPad + Apple Pencilの書き味を期待すると物足りないです。あくまで「ペンでも操作できるモバイルモニター」という位置づけです。
輝度控えめ:300cd/m²は室内なら十分ですが、もう少し明るさが欲しいと感じる場面がありました。
分割キーボードとの相性:デスクに据え置くとき、分割キーボードを併用していると手前のスペースが狭くなってモニター操作がやりにくくなりました。配置には工夫が要ります。
こんな人におすすめ / 向かない人
おすすめな人
サブディスプレイ + タッチペン操作を1台で両立させたい人
AIエージェント作業など表示領域を広く確保したい人
写真編集でパラメータをペンで直感的に操作したい人
Switch2やゲーム機を外出先で大画面で楽しみたい人
向かない人
テキスト作業メインで高解像度を求める人(→ 4Kモデル推奨)
本格的なイラスト制作をしたい人(→ 液タブ推奨)
電車通勤で毎日持ち運びたい人(→ 15.6インチ以下推奨)
まとめ

EHOMEWEI RQHG-173PWは「大画面 × タッチペン × 高リフレッシュレート」という3つの要素を1台に詰め込んだ、かなり欲張りなモバイルモニターです。
ぼくの用途ではAIエージェント作業のサブ表示がメインで、ペンを使った写真編集パラメータの操作が加わるという使い方。この組み合わせにはかなりハマりました。ペンの描画性能はiPadクラスとまではいきませんが、パラメータ調整や手書きメモ程度なら問題ありません。
解像度や輝度に割り切りが必要な部分もありますが、この多機能さで約6万円という価格を考えると費用対効果は高いと感じています。用途が合う人にはかなり魅力的な選択肢ではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!
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