HUTSUのおはなし前編
学校に行くと、輪になって話している女子グループの話についていけなかった。時にはついていけてるフリをした。
体育の時間に、かけっこをするのも苦痛。とにかく足が遅かったけど、4年生くらいで急に背が伸びたころ。自分でもびっくりするぐらい早く走れたことがあった。

みるみる他の子を追い越した時、ポンコツは自分が怖くなりスピードを緩め、ビリになった(なぜ…)。
その日を除いては毎回運動会でもいつでも本当に足が遅かった。友だち付き合いも、勉強もポンコツで、どうして自分だけ、こんなに何をするにも大変で、下手くそなんだろう。
それは大きくなってからも同じで、何人かの女子グループに入ったものの、なんだか辛かった。

こうなったり…

こうなったり…(なんでなの、ポジショニングが悪いのか…)
だけど孤独だというのがバレないように常日頃ニコニコ仮面を付けていたので

よっともだけは誰よりもいた。なのでたぶん孤独だとはバレてはいなかったと思う。(そう願う)
ポンコツはいつもHUTSUになりたかった。
自分がTOKUBETSUということではない、全然ない。みんなが毎日そつなくこなしているキラキラしたHUTSUにどうしてもなれなかった。
大人になった時、ずっとこのよくわからない願いを仲良くなった信頼する友だちに打ち明けたことがある。

と、今までの苦しみや孤独、なんでHUTSUになれないのか、どうしたらいいのか、話した。すると

と、本当に不思議な顔をされた。
…コイツ…
HUTSUだ!!!!
ポンコツが何を言っているのかすら理解できないほどにそつなく日常をこなしてきた憧れの…
HUTSUだった。
今この記事を読みながら

となられている方がいらっしゃいましたらそれは
HUTSU!!ということとなります。
そしてポンコツはまた孤独になった。
後編へ(明日書く!明日はTOKUBETSUの日だから)
