《旅と寄付 #4》ルーブル美術館(パリ)
ルーブル美術館を訪れたのは1993年。初めての海外旅行、パリといえばルーブル美術館と張り切って訪れた。
だだっ広い館内、なにより膨大なコレクションに驚き、美術の教科書で見たことのある《ミロのヴィーナス》《サモトラケのニケ》を見つけた時には「実物だ!」と興奮した。あまりにも有名すぎる《モナリザ》は人だかりで、複数の警備員が厳重に見守っていたことが強く印象に残っている。
ルーブル美術館は世界最大級の来館者数を誇るが、コロナ禍では他の美術館と同様に長期休館を余儀なくされ、来館者数も大幅に減少した。運営はフランス文化省の支援を受けながら続けられたものの、収入減への対策として、休館中にオンラインコンテンツを拡充したり、「Bid for the Louvre」というチャリティーオークションで資金調達を行うなど、新しい取り組みに力を入れた。
容易には行けない場所だからこそ、オンラインでの発信が広がったこと自体はうれしい変化だと感じる。とはいえ、やっぱり実物を前にしたときの感動に勝るものはないのだけれど。
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