見出し画像

5月病になる前に「努力が無駄だった」そう思ったあなたの為の寄り道カフェ 入口はこちらから

【No.17 番外編】寄り道カフェ居残り組

あなたと深淵の哲学ランチトーク
──努力も意味も"私の意識"なのか?


今日は昭和の日、祝日です。
午前中に哲学ゼミが終わり
そしていつものように寄り道カフェ
時計を見るとランチタイムですね。

我々世代は子育ても終わり。
親の介護も無し。

どうでしょうか?
このままランチでもしませんか?

そしてここにいた全員が居残り組となった。


🚗ガレージ哲学ラボへようこそ


ランチを終えて、私たちは移動した。

「ラボ、というのは大げさかもしれない。
でもガレージと呼ぶには、少し哲学が多すぎる。」

扉を開けると、そこにあったのは——
白いポルシェ356。
壁に広がるセミナーノート。
工具と、本棚と、コーヒーの匂い。

誰かが言った。
「ここ、好きです。」

そうでしょう。
思考するのに、きれいな部屋はいらない。


実はですね、先ほどの議論を進めているうちに、
どうしても触れずにはいられない"深淵"が見えてしまいまして。
急遽、項目を増やしました。
こちらをご覧ください。

______________________________

◆ 今日の番外編テーマ:
世界の前提がすべて崩れるとき

講師がホワイトボードにサッと書き出す。

【深淵セット】
──独我論を中心に広がる、努力と意味が溶ける哲学たち

① 独我論(Solipsism)
──他者が存在する保証はない

「世界は全部"私の意識"の中かもしれない」

午前中のゼミNo.17の"主観の極限"。
ここから深淵が始まる。

______________________________

② 虚無主義(Nihilism)
──意味が存在する保証はない

「努力も価値も、すべては人間が勝手に作ったもの」

独我論が「他者」を消すなら、
虚無主義は「意味」を消す。

______________________________

③ 道徳的虚無主義(Moral Nihilism)
──善悪が存在する保証はない

「正しさも間違いも、世界には存在しない」

行為の価値が消える。

______________________________

④ 運命論(Fatalism)
──未来を変えられる保証はない

「すべては最初から決まっている」

努力の"効果"が消える。

______________________________

⑤ 決定論(Determinism)
──自由意志が存在する保証はない

「努力したという感覚すら、脳の因果律の結果にすぎない」

努力の"自由"が消える。

______________________________

⑥ 不条理(Absurdism)
──世界は答えない。それでも人は意味を求めてしまう

「世界は沈黙している。
それでも私は努力してしまう。」

深淵セットの"人間側の反応"。

______________________________

⑦ 努力の哲学的解体
──努力が世界に影響する保証はない

「努力している"私"という現象が現れているだけかもしれない」

ここで読者は初めて、
「努力とは何か?」
「意味とは何か?」
という根源的な問いに触れる。

______________________________

◆ 私の電卓

「少し、個人的な話をさせてください。」

私は電卓を叩いてしまった。

心がザワついた。正直に言う。


私達世代は有休あったても自分から選べない。
言えない。
そして30分前出勤が当たり前です。
お昼休みもあって無いようなもの
つまり1日10時間勤務。
そこで今回、私は電卓弾いちゃいました。

なんと、今回入って来た経験1年の新人さん
時給にしたら3,000円
私は経験40年で時給1,900円

心の整理がついたのは
「時代」なんです。
我々世代は割り勘なんてなかった。
男性が払う
お給料が良い人が払う
年上が払う
バブル時代はタクシー代もらう
今でも言う港区女子が当たり前だった。
つまり我々世代も良い思いをした。
そして、歯科衛生士のレベルが上がり
高額セミナーは自分のお財布から当たり前、
80万円ルーペ欲しくなり自分で購入も増えている。
私達世代は23歳で結婚→引退→専業主婦が定番だから
休みの日の高額セミナーや高額の器具を自分で揃えるはほんの一部の人
だから、手取り良くて20万円でも生活は出来た。
しかしZ世代の女性は一生働く事を考えている。
子供が欲しいのに我慢している。
私は子供に恵まれた。
家賃所得だけで、エリートサラリーマンと同じ所得の人と結婚出来た。
以上の内容を考えて心が落ち着来ました。


でも——待って。

私がバイトの日数を減らしたのは、自分の意志だった。
AIをマスターしたかったから。

だから、常勤を募集して欲しい
週休3日で30万円にすれば来ると提案したのは私
想定外だったのが
そこに常勤1人募集のはずが2人になって、
その2人がまさかの経験1年
これにも院長をはじめ全員が驚きた。
私は、本来土曜日固定専門歯科衛生士のはずが、
隔週の火曜日午後から3時間になったのも
想定外ではあった。

でも、ここで気づく。

高額セミナーにも行かなくていい。
80万円のルーペも買わなくていい。
その分の時間と自由が、手に入った。

だったら——
新人より給料が安くても、納得できる。

数字は数字。
時代は時代。
意味づけをしていたのは、自分の心。

そして出てきた言葉が——

「どうでもいい」

投げやりではなく、
構造を理解したあとに残る静けさ。
比べる前提を外しただけ。

だからこそ
これでいいのだ‼️ の哲学にたどり着く。

______________________________

👩‍💻 講師の締めの一言


……というわけで、
本日の居残りゼミはここまでにしておきましょう。

深淵を覗き込んだあとは、
次のNo.18「言語と構造」で、
"他者と共有される世界"がどう立ち上がるのかを見ていきます。

では、また次の講義でお会いしましょう。

#5月病
#独我論
#虚無主義
#運命論
#決定論
#不条理
#無駄な努力
#哲学的解体
#居残り

いいなと思ったら応援しよう!