春の純情バイク旅 相棒鉄馬と心の光を求めて
※ユーチューブの音楽を流しながら、お読みいただくと世界観に浸れるかもしれません。
ですが、すべてのユーチューブ音楽をいっぺんに流すとカオスになりますのでお気をつけください笑
10000字を超えていますので、お時間のある時にゆっくりとお読みいただければ幸いです。
春のバイク。
春が来ると、世界はふわりと明るさを取り戻し、頬を撫でるようなやわらかな陽射しと、心をほぐすようなあたたかい風がそっと吹き抜けていく。
少しずつ空気がやわらぎ、寒さの奥に潜んでいた春の気配が顔を出しはじめる。
道ばたや庭先には、色とりどりの花が咲きはじめ、その鮮やかさに目を奪われるたび、ふと心が明るくなっていく。
新たな始まりの予感を感じながら、その気持ちいい風に吹かれて心を解き放ち、ただただ駆け抜ける。
その絶妙な風に吹かれ、桜の花びらが舞い散る中を、鼻歌を歌いながら駆け抜けるのもいい。
たまに吹く強い風に耐えながら、鉄のごとく心を固く絞り駆け抜けるのもいい。
新しく生まれ変わった木々に恋をし、新しい匂いを感じながら、山道をただひたすら走り抜けるのもいいだろう。
すぐそこに心の自由がある。
どこまでも続いてるわけじゃないけど、
その一瞬一瞬が確かに、自分だけの時間になる。
だが、春の空は気まぐれだ。
気持ちよく走っていたかと思えば、強風が吹き荒れ、急に雨に見舞われることもある。
だから、鉄馬にはこの時期、いつも雨具を忍ばせておく。
備えあれば憂いなし──とは言うけれど、それだけじゃ済まないのがライダーの世界だ。
だがそこで気をつけなければならないのは、マフラーの熱だ。
雨具を直接触れさせたら最後、火傷するほどの熱で溶けてしまう。
ジーパンの下にレインズボンを履くのは、そのための知恵だ。

私と鉄馬の旅で、共に15年駆け抜けたジーパンもくたびれて継ぎ接ぎだらけだ。

私はとにかくファイヤーパターンにこだわるので、あちこちに火がある笑


このように所々にファイヤーパターンが入っている😂
サングラスも🔥

鉄馬乗りなら、こんなシーンに憧れるのではないでしょうか笑
もちろん私はこんなことしたことありません笑
ここからは、心の光を求めて栃木の日光に、相棒の鉄馬と出かけたときの過去のお話をしよう。
私の住む町から日光までは、約200〜300キロ以上はあるだろう。
高速を使えば2〜3時間ほどで着くのだろうが、私は下道が好きで、ゆっくりと鉄馬と旅をしながら進むことにしている。
今回は長丁場の旅なので、日光で宿を取ることに決めた。
いつもなら日帰りで終わるところだが、今回は一泊して、心ゆくまで日光の美しさを堪能するつもりだ。
朝早く出ようと準備を整える。
まだ辺りは少し暗い。
シートを取ると、鉄馬が姿を現した。
ん?リアシートに何かある。

あれ?歯ブラシが置かれている🤣
一体誰だよ笑
まったく、人の鉄馬で何をしようとしているんだろう?
思わず笑ってしまう笑
そして、ふと昔を思い出す。
雨でしばらく鉄馬に乗れなかったとき、久しぶりに乗ろうと思って近づいたら、何やらニャアニャア音がする。
シートを取ったら、なんと子猫が鉄馬のシートの上で生まれていたんだ笑
本当にびっくりしたのを覚えている。
鉄馬のシートの下が温かかったからかな笑
さて、歯ブラシをどかしてっと。
鉄馬のハートに火を灯すと、春の陽気に当てられて、まるで踊るように跳ね上がった。
なんだか嬉しそうだ。
「なんだ、春だから新しい恋でも見つけたのか?」と、冗談を言いながら、鉄馬のハートの音が独特のリズムを刻み始めた。
下道で行くとなるとかなりの距離だから、頭の中にはこの曲たちが流れる。
def leppardのphotographという曲
U2のVertigoという曲
鉄馬に跨り、アクセルを捻ると、ご機嫌なサウンドが響き渡る。
鉄馬のハートが調子いいと、私の心も自然と弾んでいく。
さあ、のんびりと楽しみながら、風を切って走り出そう。
風とあたりの匂いを感じ、周りの景色を楽しみながら進む。
急ぐことはない。
日光までの道のりを、ゆっくりと味わいながら走る。
途中で鉄馬にご飯を2回食べさせ、私もご飯を食べ少し休憩しながら、急ぐことなく、8時間ほどかけて目的地に到着。
到着したのはもう15時頃だった。
日光の入り口に到着すると、まずは栃木の文化遺産、日光杉並木街道に足を踏み入れた。
なんて気持ちのいい道だろう。
杉並木は、清々しい香りが漂っている。
心に爽やかな風が吹き抜け、自然と笑顔がこぼれる。
道は空いてるし、気持ちいい風、鉄馬も大喜びだ。
そして、とてつもなく長い杉並木だ。
その長さ、なんと37キロ。
まさに壮大な道だ。
花粉症の人は大変だろうね。
今日はもう遅いから、宿を目指して走ることにする。
あまりにも素敵な道なので楽しく走り抜けると、何やら左肩に違和感が。
なんか痛いぞ?
止まって降りてから肩を確認してみたら、なにやらウネウネ動いている。
うわ、クワガタだ。
なんとクワガタが服を貫き、肩に刺さっていたのだ。
幸い先っちょだけ刺さっていたので血が滲んだ程度ですんだ。
サングラスを掛けずに、目に飛び込んできたら危なかったな。
そういった防御の意味もあるメガネやサングラスは、ライダーにとっては必須のアイテムだ。
大した事ないからとりあえず宿に向かって走ろう。
ひたすら山道やバイパスを抜け、走り続けると、ついに日光名物のいろは坂だ。

周囲は緑に囲まれ、山の風が肌を撫でる。
息を呑むような景色に、心が高鳴り、進め進めと急き立てる。
私の鉄馬は少し車高を落としているので、カーブの多い道は難所となる。
足を乗せるステップを擦ってしまうのだ。

ガリガリと擦りながら、何度もカーブを曲がる。
その音が、自分の耳と山道に響く。
周囲の木々のざわめきの音を背に、ガリガリと擦りながら何度もカーブを曲がる。
アクセルを開けたり閉めたり、ギアを変えたりと忙しく操作しながら、いろは坂を攻略していく。
さあ、いろは坂を攻略してしばらく走ると、視界が開け、大きな湖――中禅寺湖が姿を現した。
湖畔に鉄馬を停めて、しばしの休憩。
パシャリと一枚、心のアルバムに収める。
柔らかく涼やかな風が身を包み、深呼吸をすれば、澄んだ空気が体の奥まで染み渡る。
まるで自然に抱かれているかのような、穏やかな時間。

さあ、宿までもうひと踏ん張り。
奥日光のさらに奥へ、鉄馬と共に走り出す。
ただの道も、清々しい空気の中では、まるで特別な道のように感じる。
鉄馬と走るこの時間が、何倍も楽しい。
しばらく走ると、視界が開け、広い草原、戦場ヶ原が目の前に広がった。
※ここからは私の写真と日光公式観光WEBさんのお写真を混ぜてご紹介します。どうぞ雰囲気を味わってください。

「はぁ〜…大草原だ〜。大の字になって寝たいなぁ」
思わず独り言がこぼれる。
でも、もう時間も遅い。
後ろ髪を引かれながら、さらに先へと鉄馬を走らせる。
すると、静かに水面をたたえる湯ノ湖が姿を現した。

湯ノ湖。
静かで美しく、まるで時間が止まったかのような湖だ✨
しばらく湖を眺めながら、鉄馬をゆっくりと走らせる。
でも、もう時刻は17時を回っている。
名残惜しいけれど、今日は宿に向かって駆け抜けよう。
明日、ゆっくりと味わうさ。
さらに鉄馬を走らせると、山の静けさの中にぽつんと灯る明かり。
ようやく今回の宿にたどり着いた。
「奥日光 ゆの森」さんだぁ✨
ここは、静かな森の中にひっそりと佇む湯宿。
源泉かけ流しの部屋付き露天風呂があり、自然に包まれながらゆっくりとくつろげる。
木々に囲まれた空間で、自然を味わいながら心も体もほぐれて、のんびり過ごせること間違いなしだ🌳

はぁ~、ようやく着いたよ〜。
辺りはもうすっかり暗くなり、私の身体も、長い距離を走ってきた疲れで悲鳴をあげている。
鉄馬、片道8時間以上のこの旅を、よくぞ付き合ってくれたね。
まだ明日もあるけど、頼りにしてるよ。
そう言って鉄馬の胴体をなでなですると、なにやら嬉しそうに微かに震えた気がした。
まずは、美人女将さんとスタッフさんが笑顔で出迎えてくれた。
私の格好を見て「ようこそお越しくださいました。遠くからバイクで来てくれたのですね」と優しく声をかけてくれた。
その一言に、長旅の疲れがすっとほどけていくようだった。
ちょうど時期外れの訪問だったこともあり、宿は静かで、他の客の姿は見当たらない。
どうやら今夜の宿は、私ひとりの貸切状態のようだ。
部屋に案内されると、なんともいい雰囲気。
木の温もりに包まれた部屋には、ほんのりと心地よい香りが漂っている。


早速、私のいたずらごころが発動し、女将さんと遊んでみた笑

部屋にある、備え付けのシャワールームに入りながら、旅館を凍りつかせかねない寒〜いギャグを放ってみたところ、女将さん大笑いしてくれた😂
なんて優しい女将さんなのだろうか笑
もうすぐ夕食の時間だから、先にひとっ風呂浴びてこよう。
お風呂にはカメラを持っていけないので、気になる方はホームページにてご確認ください。

あっ、いかんいかん、お約束の女湯に入るところでした😍
頼むから色々なもの投げつけないで笑
湯の森さんの大浴場は最高でしたよ。
鉄馬に乗り続け、疲れて冷え切った体が一気にポカポカになりました♨️
温泉は加水なしの源泉かけ流しですよ✨
残念ながらゆの森の良質な天然温泉は、
温泉旅館がお好きな方にもまだまだあまり知られていないようです。
特筆すべきはその濃度。
メタケイ酸の含有量が多いため美肌効果に優れているのはもちろん、
高血圧や疲労回復、神経痛、糖尿病、冷え性など効能豊かなのも特徴です。
さらには、豊富な湯量に恵まれているため、
客室露天風呂を含む館内すべてのお風呂で、
濃厚な源泉を加水なしの源泉掛け流しでご堪能いただけます。
また、冬の寒さにも負けない温度で雪見風呂もごゆっくりお楽しみいただけます。
さあ、お風呂に入って暖まったら次はご飯だ〜🍚

ふふふ、待っていたよあなたたちを🤤
ただ私、相当お腹が減っていて、食べることに必死すぎて、写真を撮るのをすっかり忘れてしまった笑
なので、唯一撮った写真がこちらです。


前菜にゼンマイの料理が出てきましたが、見た目も美しく味も最高でした✨
日光名物の湯葉や、とちぎ和牛等を堪能させていただきましたー☺️

とちぎ和牛や日光ゆばなどの地場のものはもちろん、
産地にこだわった厳選食材を使った本格会席をご用意しております。
「日本和食サミット2019」で最高点を獲得した料理長赤羽の技と心とともにご堪能くださいませ。
料理に合うお酒も各種取り揃えております。
よーし、とても美味しい料理でお腹も満たされたので、部屋に戻って今度は部屋の露天風呂に入っちゃるぞー💪
と思って部屋に戻ったら、お布団がもう敷いてあって、これがまたすっごく魅力的に見えた。
そのまま布団へダイブ!
うはぁ〜😍
ゴロンと横になったら、いつの間にか夢の中へと…
そして翌朝、スッキリと目覚める。
さあ、今日は色々まわるぞ〜‼️

その前にせっかくの部屋露天を堪能していないので、目覚めのお風呂に入っちゃいました☺️
目の前は森と草原が広がり、美味しい空気を吸いながらゆっくりと温泉に浸かれ、癒されること間違いありません✨
あ~、朝からこの贅沢者笑

少し休憩。
案内に訪れた女将さんにパシャリと撮っていただいた📸
ふてぶてしい態度をお許しください😀
最高すぎてこうなっちゃうんですよ笑
ゆの森さんのお風呂は本当に暖まって疲れが取れる。
さあ朝ごはんだぁ〜🍚

お腹すきすぎて、またもやこれしか撮らなかったことをお許しください笑
他にお客さんもいないので、貸切だ〜☺️
気になる方は湯の森さんのホームページを参照ください。

朝ごはんもいただき、上機嫌で外に出てみると、涼やかな風がとても気持ちいい。
夢中で頬張った朝食の熱を、やんわりと取り去ってくれる。
……とはいえ、やっぱり私は態度がでかい。
でもね、こうなっちゃうんですよ笑

うーんここに住みたい。
湯の森さんのエントランスや内装はこんな感じです。



こんな落ち着いた雰囲気の場所では、他の宿泊客との一期一会の出会いも、旅の楽しみのひとつかもしれませんね☺️
さて、名残惜しいけれどそろそろ出発しますか。
その前に、ゆの森さんの玄関先で、優しい女将さんとツーショット✨

さて、いよいよ観光だー✨
これがまた旅の楽しみなんだよなぁ。
装備を整えて鉄馬ちゃんのもとへ向かうと、まるで「待ってたよ」と言わんばかりにご機嫌な顔をしてニッコリ笑っているようだ☺️

ここからはまた長丁場だから、頭の中にお気に入りの曲をかけよう♫
今日はノリの良いキース・アーバンさんの曲で走り出すとしようかな☺️
ちなみに彼は、あの有名な女優ニコール・キッドマンさんの旦那さんでもあるんだよね。
気分は上々だ♫
Keith UrbanのThe Fighterという曲
Keith UrbanのSomebody Like Youという曲
鉄馬のハートは、まだほんのりと温かい。
そうか、お前も乗り気なんだな。
よし、そのはやる心にもう一度、火を灯そう🔥
ズドドドン!
まるで和太鼓のように腹に鳴り響く轟音。
ご機嫌なサウンドだ。
近くでは、女将さんが手を振ってくれている👋
私も笑顔で手を振り返し、名残惜しそうに走り出す。
本当にいい旅館だった、ゆの森さん✨
ありがとう🙏
来た道を戻るように、再び旅が始まる。
まずは、奥日光湯元温泉の源泉に訪れよう。

戦場ヶ原の奥にあり、湯川の水源となる湯ノ湖の北岸に開けた静かな温泉街が湯元温泉です。
日光の奥座敷といわれ、約1200年前に日光開山の祖・勝道上人が発見したとされる白濁の硫黄泉が湧く名湯で、神経痛やリウマチに効くといわれています。
ここが源泉かぁ~✨
あたり一帯は、湯気が立ちこめ、熱気がむんむんとしている。
また温泉に浸かりたくなってしまうような、そんな雰囲気だ。
鼻をくすぐる硫黄の香り、どこか懐かしいゆで卵のような匂い。
ついつい、わけもなくはしゃぎたくなる気持ちをぐっとこらえて、しばらくこの広々とした景色を眺めていたら、眠くなってきた。
身体だけでなく、心も芯からほどけていくようなひととき✨
昨日は、冷えた私の体を温めてくれて本当にありがとう☺️
名残惜しいけれど、ここで寝たら終わっちゃうので次の目的地に向かおうかな😀
またしばらく走ると、視界がふわっと開け、戦場ヶ原が現れた。
昨日はゆっくり見られなかったから、今日は鉄馬を降りて散歩してみることにする🚶➡️
見渡す限りの広大な湿原。
どこまでも続く空と大地の境界。
心の奥にスッと風が吹き抜けるような感覚がある。

こういう場所は本当にいい。
建物が何もないというだけで、心がどんどん自由になっていく気がする。
ここに大の字になったら、気持ちよすぎて、また寝てしまいそうだ笑
普段は排気ガス混じりのまずい空気を吸ってるから、ここでは空気の「本物の美味しさ」を感じる。
これが、本当に新鮮な空気ってやつだ。
夜になると、こんな幻想的な景色が広がるらしい。

日光市公式観光WEBより
何ともロマンチックだ✨
ここに彼女でも連れてきたらどんなに喜ぶだろうか。
それとも蚊にいっぱい刺されるかな😂
(こら、夢が壊れるだろ笑)
さて、もう少し歩こうかな☺️
緑に囲まれた素敵な景色の中を、静かに、そしてゆっくりと歩く。
素敵だ✨
風がそよぎ、草木がカサカサと心地よい音を立てている。
のどかでいいな〜🦢
こういう時間を「贅沢」っていうんだろうなぁ。
いかん、このままだとまたここで1日終わっちゃうから、名残惜しいけど、出発しよう。
来た道を引き返し、鉄馬にまた火を灯す🔥
足元のキーを回すと、鉄馬が「待ってました」とばかりに、まるで心地よくいなないているようだ。
よし、次の目的地へ出発だ。
しばらく鉄馬と走っていると、次は竜頭の滝に到着。
男体山の噴火によってできた溶岩の上を約210メートルにわたって流れ落ち、幅約10mほどの階段状の岩場を勢いよく流れる渓流瀑です。滝つぼ近くが大きな岩によって二分され、その様子が竜の頭に似ていることからこの名がついたといわれています。(左右の滝の流れが竜のヒゲ)5月~6月は赤紫色のトウゴクミツバツツジが咲き誇るオススメの季節。また9月下旬ごろから始まる紅葉は、日光市内で最も早く木々が色づくと言われており、多くのお客様が訪れる人気の場所です。モミジやシナノキなどに彩られた美しい景観が楽しめます。観瀑台から眺める紅葉に彩られた滝つぼの眺めは最高です。
この滝を眺めれる場所は2ヵ所あるようですね。
さて、一つめは散策路から行ってみよう。

足元には、透明度の高い小川がさらさらと流れ、川のせせらぎが優しく耳に届いて、心をほどいてくれるようだ。
わけもなく石を投げたくなる笑
時折、川辺の石に水がぶつかって小さな飛沫を上げ、それが涼しさとさわやかな風を届けてくれる。
遠くで鳥のさえずりが響き、何だか歌っているようなそんな感覚。
そして、もう一つのポイントから滝を見てみよう。
歩みを進めると、どこからか「ごぉぉ…」という低く響く音が近づいてくる。
目の前が開けた瞬間、白く泡立ちながら流れ落ちる竜頭の滝が視界いっぱいに広がった。

爽やかな風とともに、微かな水しぶきが頬に当たると、乾いた心に潤いがもたらされるようだ。


ここには龍頭之茶屋もあるので、ここで一息つくのもまた旅の楽しみのひとつだ☺️
滝の音を聞きながら、お茶と湯葉ソフトクリームでもつまみながらのんびりするのも悪くない。
しかし、ここまででかなり歩いた。
このまま座ったら、間違いなく眠ってしまう。
(どんだけ眠るのよ笑)
ウエスタンブーツもそろそろ限界の声を上げはじめている。
よし、まだまだ旅は続くからとことん楽しんで、次の目的地へ向かおう。
さあ次はどこに行こうかなと思ったら、もう昼か。
腹時計がさっきから鳴りっぱなしだ。
近くに止まっていたタクシーの運転手さんに「美味しいお店、どこかないですか?」と尋ねてみた。
タクシーの運転手さんなら、こういう情報は絶対持ってるはずだと思って。
すると、中禅寺湖の周りにある蕎麦屋が美味いとのこと。
その情報を頼りに「湖楽さん」というお蕎麦屋さんに行ってみた。
お腹が空きすぎて、残念ながら写真は撮りませんでしたが……
風が心地よく吹き抜ける中でいただく蕎麦は、格別だった。
やっぱり、地元の人の情報って侮れないね。
中禅寺湖が一望できて、とても雰囲気の良いところだった✨
風も気持ちよくて、蕎麦の味がさらに引き立った気がする。
さて、満腹で寝ちゃうからそろそろ出発するか笑
鉄馬にまたがりハートに火を灯す🔥
次は日光山中禅寺に行ってみよう。
この旅、まだまだ見どころが尽きないな。
中禅寺(ちゅうぜんじ)は、784年、日光開山「勝道上人」(しょうどうしょうにん)によって建立されましたお寺で、世界遺産「日光山輪王寺」(にっこうざんりんのうじ)の別院です。 御本尊「十一面千手観世音菩薩」(国重要文化財)は、勝道上人が中禅寺湖上に千手観音様をご覧になり、その姿を桂の立木に彫ったと伝えられています。観音様は、現在も地に根をはり、訪れる人々を穏やかな表情で迎えます。 また、坂東三十三観音霊場の第十八番札所として多くの巡礼の方たちもご参拝になります。
残念ながら、中禅寺立木観音と大雲龍の天井画は撮影NGとのことで写真には残せなかったけれど、実際に目にしたその光景は圧巻だった。
特に天井いっぱいに描かれた大きな龍は、まるで生きているかのような迫力で、思わず息をのんだ。
立木観音も、ただそこに在るだけで心に何かを語りかけてくるような、不思議な感覚に包まれた。
写真はないですが、このような動画がありましたので、もしよければご覧ください。
中禅寺立木観音の外観はとてもいい雰囲気で、木々に囲まれながら静かに佇むその姿は、まるで自然と一体になっているかのようだった。
辺りは静まりかえっていて、風の音と鳥のさえずりがほんのりと聞こえるだけ。
そんな中、深く息を吸い込むと、心の奥底まで、すう〜っと癒されていくのがわかる。
癒しの風を浴びながらほんの少し立ち止まり、目を閉じてみる。
忙しない日常とは無縁の、静けさと安らぎが、ここにはあった。

そして、入口近くにある鐘楼では、なんと自由に鐘をつくことができる。
お願いごとを心に浮かべながら鐘をつくと叶うらしいので、しっかり心の中で願いを唱えて…
「世界の☆¥%○+<〒|〜」
お願い事を聴いてくださったようだ☺️

次に並んでいた方にお願いして、鐘をついてるところを撮ってもらったんですが
「ゴォォォォン!!」
近っ!音、デカッ!!
あまりの迫力に耳がキーンとなり、思わず笑ってしまいました。
撮ってくれた方も反射的に耳を塞いでて、二人で顔を見合わせて爆笑。
旅先の一期一会って、こういう瞬間がたまらなく良いんだよなぁ。
さて、立木観音様をしっかりと拝むことができ、心がスーッと軽くなったような気がする。
さぁ、まだまだ旅は続く。
鉄馬にまたがってキーを回すと「待ってました」と言わんばかりにハートが踊るように揺れている。
ふふふ、まだまだ走りたいみたいだね☺️
次の目的地は、そう、日光観光でここに行かない手はない。
だけど、やっぱり何度来ても感動する。
いざ、「華厳の滝」へ‼️
少し走ると、目的地はもうすぐそこだった。
鉄馬を降りて着いたのは「華厳の滝エレベーター」
名前の通り、ここからあの有名な華厳の滝を間近で見られる場所へ降りていくのだ。
日光には四十八滝といわれるくらい滝が多い日光周辺で、最も有名とも言えるのが華厳滝。
中禅寺湖の水が、高さ97メートルの岸壁を一気に落下する壮大な滝で、自然が作り出す雄大さと、華麗な造形美の両方を楽しむことができます。
エレベーターで地中100メートルを一気に下ると、そこには観瀑台。
目の前には壮大な滝つぼの光景が広がっていた。
おほ〜!間近で見ると、迫力が段違いだ。
轟音とともに落ちてくる水の勢い。
飛び散る水しぶきが風に乗ってこちらにまで届いて、ひんやりとした空気に包まれる。
爆音が身体に響く、すげぇ迫力。
ドキドキと胸が高鳴る✨
滝のパワーって、こんなにすごいんだ。
ただただ「すげぇ〜」って、何度も言っちゃう自分がいた。
そして、濡れる笑

でもせっかくなので、綺麗な写真も拝借。

しぶきに心を洗われるようで、心身ともに清められた気がした。
その壮大な姿に圧倒されつつも、どこか心がふっと軽くなり、スーッと隙間ができていく。
この雄大さに、自分の悩みなんてちっぽけだなと気付かされる。
華厳の滝を堪能し、次の目的地へ‼️
鉄馬に跨ると、エンジンがご機嫌に唸り声をあげる。
まだまだ走りたいご様子だ。
ああ、とことん行こうぜ相棒✨
風を感じながら、中禅寺湖のほとりをぐるりと回り込むように走る。
湖面がちらちらと反射して、まるで手を振ってくれているかのよう。
さあ次は、ちょっと戻って、日光二荒山神社中宮祠(にっこうふたらさんじんじゃちゅうぐうし)だ。
中禅寺湖の北岸、男体山山麓の景勝の地に鎮座する神社です。男体山の山頂にある二荒山神社奥宮と、日光市内にある二荒山本社の中間にあるので中宮祠と呼ばれています。

鉄馬を降りて少し歩くと、湖面のすぐそばに鳥居が現れた。
その鳥居をくぐり、静かな階段を登っていく。
途中、木漏れ日の差す道を進みながら、徐々に神聖な空気が濃くなっていくのを感じる。

この日はあまり人もおらず、じっくりとその佇まいを味わうことができた。

さすがに男体山を登るのは今回は見送り笑
ここから遠くに見えるその雄姿に、ただただ見入る。
中宮祠は784年(延暦3年)に建立、境内は本殿など7棟が重要文化財に指定され、男体山の登拝口の近くにある巨大なイチイは、樹齢は1,000年を超えると推定されています。宝物館では、二荒山神社が所有する刀剣等の多くの宝物を展示しています。
へぇ〜、そんな歴史があるんだね。
どうりで空気が澄んでいて、心が整うわけだ。
日光の神社や仏閣はどこも清々しくて、本当に素晴らしい。
たしかに、日光観光といえば東照宮がメインになることが多いけど、こういう静かな場所で、ゆっくりと時を過ごすのもまた格別だ。
ということで、次はいよいよ日光東照宮だ😄
(なんだ、行くんかいな笑)
鉄馬にまたがると、まだまだ余力たっぷりのご様子。
タフな旅だけど、さすが頼れる相棒だ。
さあ、もうひとっ走りいこうか。
最後までよろしくね。
またいろは坂を通るが、昨日は第一いろは坂を通ったので、今日は第二いろは坂を通る。
第二いろは坂を登ると、木々の間を抜けて風が吹き抜ける。
カーブが多くてスリル満点だけど、これがまた楽しいんだよなぁ。
ギアを変えて、アクセルを開けるとエンジン音が高鳴る。
アクセルを絞ると、マフラーからプンププンプンと面白い音が鳴るのよ🤣
ステップがガリガリと音を立てて火花が散ると、まるで鉄馬が喜んでいるようだ🔥
さあ、日光東照宮に着いたぞ💪
日光東照宮は、元和(げんな)3年(1617)徳川初代将軍徳川家康公を御祭神におまつりした神社です。家康公は、天文(てんぶん)11年(1542)12月26日三河国岡崎城(愛知県岡崎市)でご誕生になり、幼少より苦労を重ね戦国乱世を平定され、幕藩体制を確立されました。そして、世の中に秩序と組織を形成し、学問を勧め産業を興し、江戸時代260年間にわたる平和と文化の礎を築き、近代日本の発展に多大な貢献をされました。
家康公は、元和2年4月17日駿府城(静岡県静岡市)で75歳の生涯を終えられ、直ちに久能山に神葬されました。そして御遺言により、一年後の元和3年4月15日、久能山より現在の地に移されおまつりされました。正遷宮は、同年4月17日二代将軍秀忠公をはじめ公武参列のもと厳粛に行われ、ここに東照社として鎮座しました。その後正保(しょうほ)2年(1645)宮号を賜り、東照宮と呼ばれるようになりました。
尚、現在のおもな社殿群は、三代将軍家光公によって、寛永(かんえい)13年(1636)に造替されたものです。
さすがにお尻が痺れて、どこかに行ってしまいそうだ笑
さて、日光東照宮に到着したものの、残念ながらこの日は唐門と御本社が改修中で見ることができなかった。
これはちょっと残念😞
ということで、今回は途中までの写真だけ掲載します。
雰囲気だけでも伝わればうれしいです。
気になる方は、ぜひ公式ホームページなどでチェックしてみてください。

杉並木に囲まれた、東照宮へと続く表参道をひたすら歩く。
足元には敷石が続き、まるで時代を遡っているような気分になるなぁ。
しばらく歩くと、目の前に「東照宮」の三文字が刻まれた社号標が現れた。
高さはなんと4メートルを超えるとかで、堂々とした佇まいだ。
この石碑の文字を書いたのは、幕末の剣豪として知られる山岡鉄舟。
寄進者の中には、あの渋沢栄一の名前もある。
文字の力強さと風格が、この場所にぴったりで、まさに「入口の顔」という言葉がふさわしい。
苔むした石段や、差し込む木漏れ日、それだけでもう来てよかったなぁと思わせてくれる。
さらに進むと、大きな石鳥居がどっしりと構えていた。

江戸時代に建てられたものらしく、石造りの鳥居としてはかなりの大きさ。
間近で見ると、その迫力に思わず立ち止まってしまう。
高さは9メートル近くもあるらしく、柱も太くて頼もしい。
手前の石段を登りながら見上げると、上に行くほど幅が少しずつ狭くなっていて、まるで空に向かって伸びていくような、不思議な錯覚を覚える。
鳥居をくぐった瞬間、空気がまた少し変わった気がした。
静かな森の中に、悠然と建つ姿。
長い年月をここで見守ってきたような、そんな風格を感じる。
「ここからが本番だよ」そんな声が聞こえてきそうだった。
一ノ鳥居をくぐって先に進むと、視界にどどんと現れたのは日光東照宮のシンボルの一つ、五重塔。

でた、五重塔だ‼️
朱塗りの美しい塔は高さ約36メートル。
もともとは江戸時代に建てられたもので、現在のものは1818年に再建されたものだそう。
屋根の間隔や全体のバランスが見事で、ずっと眺めていられるような存在感がある。
あの、風に揺れる木々の中にどっしりと立ってる感じは、存在感があって圧倒される。
昔の宮大工さんは凄いなぁ~✨
五重塔を後にして進んでいくと、表門が見えてきた。
写真はないけれど、その重厚な雰囲気は一歩先に待つ煌びやかな世界の入口へと入っていくようだ。
ぐっと気持ちが高まってくる。
門の左右には仁王像がどっしりと構えていて、まるで「ただでは帰さんぞ」と言わんばかりの迫力。
そのためこの表門は「仁王門」とも呼ばれているそう。
荘厳な雰囲気に、思わず背筋がピンと伸びた。
そこを抜けると、目の前に現れたのは上神庫だ。

そしてその壁には、あの有名な「想像の象」が刻まれている。
実在の象を見たことのない狩野探幽が、想像だけで描いたというこの象さん。
よく見るとちょっとユニークな表情をしていて、左右で違うんだよね。
思わずじーっと見入ってしまうような象さんだ。
これが実際に見たものではなく、想像から生まれたっていうのがまた奥深い。
それにしても、あの時代の方々の感性ってすごいなぁ✨
上神庫をあとにして歩いていくと、次に現れたのは「神厩舎」だぁ✨

ここは神様の使いとされる神馬がいる場所。
そして、その建物の外壁には——そう、あの有名な「三猿」の彫刻がある。
「見ざる・言わざる・聞かざる」の三匹の猿が、仲良く並んでいるが、どれも私に似ているなぁ笑
写真や教科書でよく見るくらい有名だけど、実物は想像以上に丁寧で立体的で、ひとつひとつに表情があるんだ。
この彫刻は、人の一生を8面で表現していて、良いことだけを受け入れて成長する「子育ての教え」なんだとか。
ただの可愛い猿じゃなくて、ちゃんと意味があるんだと思って見ていると、なんとなく感じるものがある。
人も猿も、子どもは見守って育てるってことなんだね。
そして、ついに現れたのが——陽明門だぁ✨

思わず息をのむほどの美しさだ✨
やはりここは人で混むね。
金と白を基調にした荘厳な造りで、細部に至るまでびっしりと施された彫刻の数々。
どこを見ても美しく、昔の職人さんの技術が散りばめられている。
「いつまで見ていても飽きない」と言われるこの門、昔の人は何を思ったのだろうか?
写真では見たことがあっても、実際にその場に立って見ると、迫力と緻密さが全然違う。
唐門と御本社は、残念ながら改修中で今回は見ることができなかった…残念😅
でも、気を取り直して次に向かったのは東回廊。

そこには、これまた有名な「眠り猫」がいる。
小さな彫刻なんだけど、その存在感は抜群で、思わず立ち止まって見入ってしまった。
こんな細かい彫刻を彫ったのかと…
猫がスヤスヤと眠っているその姿は、なんとも平和で、まるでこの神聖な場所を静かに見守っているかのよう。
この「眠り猫」は、奥に続く徳川家康の墓所・奥宮への入口でもある。
静かに眠る猫の先に、厳かな空気が広がっている——そんな感じがした。
そして気持ちよさそうに眠っている眠り猫をじーっと見ていると、あっ、いかんいかん、寝てしまうところだった笑
(だからどんだけ寝るのよ笑)
眠り猫の先にあるのは、徳川家康公が眠る奥宮。
石段を登っていくと、杉の大木に囲まれた道が続いていて、まるで時間がゆっくり流れているような気がした——と、言いたいところだけど、さすが人気スポット。
けっこう人が多くて賑やかだった笑
そして階段が長くて、さすがに疲れが笑
でも、それでもどこか空気が澄んでいて、神聖な雰囲気がちゃんと漂っているのがすごい。
途中には「叶杉(かなえすぎ)」という、願いごとを叶えてくれると伝えられる杉の木があって、みんなが順番に手を合わせて願いを込めていた。
子供は知らんぷりで通り過ぎていたけれどね笑
私もしっかりお願いしてきたけど、あの空間に立っているだけでも、少し心が整って、疲れが取れた気がする。
写真はないけれど、その荘厳で厳かな雰囲気は、今でも心に強く残っている。
あー、堪能した。
日光東照宮を出て、少し一服。
気づけば、いつの間にか夕方の17時を回っていた。
最後のお土産のように、綺麗な夕日の空を見せてくれた✨

美しい✨
ただただ見とれてしまう。
さて、帰ろうか。
また下道を走る。
こりゃ〜帰りは夜中になるな。
まあゆっくり帰るか。
相変わらず私は地図を持たないし、鉄馬にはナビなんて高価なものは付いてない。
だから案の定、迷いに迷って…家に着いたのは明け方だった。
そして車庫には——何も仕掛けはなかった笑
逆に何もないと、ちょっと寂しいし、帰ってきたときに「何かあるかも」なんて期待してしまうんだよな笑
こうして、日光の旅は終わった。
相棒、鉄馬よ。
この長旅、お前と走れて本当によかった。
君がいたからこそ、このタフな道のりも、笑って走りきれたんだ。
ありがとう。

長旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。
私のお尻は無事だった笑
The End
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