既存メディアに物申す
WBC本戦がもう間もなく始まりますね。
スペインはまた昨年の予選を勝ち上がる事ができずに今大会の本戦も留守になりました。
色々大会の予選のシステムに関してや選出メンバー等に関して色々思うところがあるものの、結果は覆るわけではないので今更どうこう言うのは控えます。
それから各マスコミ、それから有識者、野球ライター各位、が展望として出場国への戦力評価をしている文面等がSNSでよく最近は見かけます。
果たして彼等は普段から国際大会を見てるのか?予選を見て戦力評価をされている方が非常に少ないと感じております。
これに関しては野球ライター、報道各位にお世話になられている方々よりもSNS発信を個人的にされている方々の方が普段から国際大会を追いかけ、尚且つWBC予選も全試合視聴されているので詳しいと言わざるを得ません。
異様に高い下馬評が一人歩きしている🇨🇺キューバ
ここで最初の異変に気付くポイントと言えます。これが指標として普段から国際大会を見られている方とそうじゃない方を見分けるポイントとも言えます。
何故キューバが下馬評が高いのか?正直NPB経験者が多い以外の理由がわかりません。
全盛期のキューバなら国際大会連勝記録やローカルな国際大会タイトル総なめにしていたからわかるのですが、昨今のキューバはパンアメリカン、中米カリブ等の大会でもタイトルとはほど遠く、そう言った大会でも1次リーグ敗退が当たり前のようになってきています。しかもその負けた時の内容もよろしくありません。負けた相手がMLB傘下組が1人もいない北米の独立リーグや中南米のWLのみの構成のカナダやコロンビアといった感じの国に競り負けるといった状況が昨今の国際大会では続いています。
それに追い討ちではないですが、年齢層がかなり高齢化しており、MLBへ来た亡命者たちがかつてキューバ代表のユニフォームを着ていた時の第一印象の呪縛から解放されていない印象が目につきました。(🇨🇺の入ったA組は🇵🇷🇨🇦が突破すると予想します)
今大会で🇨🇺キューバは率直に申し上げると実力面では🇳🇮ニカラグア、🇧🇷ブラジル、🇬🇧イギリス、🇨🇿チェコを下回るんじゃないかと思ってます。
予選を🇪🇸スペインサイドから見た🇹🇼台湾の実力と評価
WBC予選 1戦目🇪🇸スペイン12-5🇹🇼台湾
2戦目🇪🇸スペイン1-x2🇳🇮ニカラグア
3戦目🇪🇸スペイン9-1🇿🇦南アフリカ
最終決定戦🇪🇸スペイン3-6🇹🇼台湾
※ニカラグア全勝で本大会出場
今回のWBC予選の🇪🇸スペインの結果になります。
どのような評価されますでしょうか?
「スペイン惜しかった…」「スペインがユーロで優勝したのも納得」「スペインあんなに強かったとは…」「スペイン強かったけど勝ち運が…」
と自分に気遣っていただいてそう仰っていただける方々が非常に多くて内心歯痒くぶつけるやり場のない悔しさを沈めて落ち着かせる事ができました。
しかし冷静に分析するとほぼスペインの自滅に近い内容の負け方だったかなあと思っています。
今後のスペインのチーム改善にこの時の試合を糧にして頑張ってもらいたいと思ってます。非常に若い選手が多く、伸びしろのあるチームなので期待してます。
逆に🇹🇼台湾はと言うとホームの台北ドームで実質1戦目はスペインがグダらなければ7回表終了時点で12-2だったので10点差コールド負け、2戦目は先制したものの6回までは1点差で肉薄した試合内容でいつ逆点してもおかしくない状況の中エラー絡みで得た得点を守って逃げ切ったような内容でした。
それらの内容とプレミア12優勝というタイトル獲得、繋ぎ合わせて考えるとチーム力の安定感が今ひとつ欠ける印象を抱いてしまいます。
多くの所謂オールドメディアと呼ばれる類の方々は近隣国で尚且つ野球を通じて長い間の付き合いのあるお馴染みの国故か実力以上に高い評価する傾向が目立ちます。
冷静に台湾のチームの傾向を評価すると投高打底の傾向があります。
そして今回のWBC本戦C組の中では台湾は好不調の浮き沈みが激しい故、極めて1次リーグ突破は厳しいのではないかと考えています。(C組は🇯🇵と🇰🇷予想)
ただ世代別ユース世代の代表は間違いなく台湾が世界のトップを走っている印象があり、伸びしろを感じます。しかしながらこちらの国も昨今騒ぎを起こしている何処の誰の事とは言いませんが地域情勢が不安定なため兵役制度が存在しており、成長過程の中で一時的とはいえ野球とは無関係の環境下に置かれるのは非常に残念と言わざるを得ません。
過小評価されている国
心当たりがある国は🇮🇹イタリア、🇨🇦カナダ、🇨🇴コロンビアあたりでしょうか…🇮🇹イタリア以外はベスト8未踏なため過小評価される傾向があります。🇨🇦カナダに関しては今回の先発投手陣がこれまでには見られなかったような盤石なメンバーを揃えてきました。野手に関してはこれまでの過去の大会でもそれなりの層の厚いメンバーを揃えてきていましたが、ここにきて投手の頭数も揃えてきて選手個々の力では上位に行ってもおかしくない布陣です。問題は先発と比較してリリーフが薄い事か?アメリカの隣国、そしてオンタリオ州の州都でアメリカンリーグ東地区のトロント・ブルージェイズの本拠地を抱えるカナダ。今まではアメリカの陰に隠れ続け影の薄い存在だったが存在感を見せられるか?五輪のアイスホッケーの借りは返したいところでしょう。
🇮🇹イタリアは前回8強、2013年第3回大会8強。第1回から出場しており試合内容も1次リーグで敗退した時も含めて試合内容は強豪、格上と見られている国相手でもそれなりの試合ができていて非常に良い戦いができており上位進出があっても何ら不思議には思わない国として見ています。前回ピアッツァ氏の国外出身の国籍所有者含めたの北米系選手を軸に据える思考の構想から一転して極力本土の選手に軸を据える構想のベネズエラ出身のセルベーリ氏へ監督が代わり少しチームカラーも前回より投手陣は若いイタリア本土出身の投手が増えた印象もあります。個人的には注目は左腕のSamuel Aldegheri(サミュエル・アルテゲリ)投手でしょうか…彼がどの試合で投げるのか非常に注目して見ています。目標は4強以上を狙いたい。
🇨🇴コロンビアは予選をほぼ危なげなく無双し、予想通り勝ち上がってきました。
当然と言えば当然のメンバー構成だったのでその結果に関しては何ら驚きはしませんでした。何せマイナー落ちした選手が多くいて尚且つそのメンバーの大半が2023年本戦経験メンバーだったからです。戦力的にはA組の中ではプエルトリコよりはやや下回るもののカナダと比較してどちらがバランスが良いメンバー構成かどうかでしょうか…
鍵になるのはやはりリリーフの層になってくると思います。よく野球を見ている方で「打線は水物」と表現する言葉を聞いた事がある人いらっしゃるかと思いますが、その通りでいつでも大量点などは幾ら🇺🇸アメリカや🇩🇴ドミニカ共和国の重量打線を持ってしてもそれはあり得ず、
良い投手即ち相性が良くない投手にハマった時、どうしてもロースコアになる事があります。
逆を言うと盤石なリリーフの枚数をこの球数制限のある大会で揃えて最小失点で抑え込み、味方よりも失点を少なくすれば勝てる試合なのでそこがA組1次ラウンドで勝ち上がれるかどうかのポイントになってきます。個人的には理想的な構想として先発投手や中継ぎには技巧派を固め、後ろのセットアップ、クローザーに100マイル超の速球派のギレルモ・ズニーガ、デニス・コレア、ルイス・パティーニョあたりを据えたいところ。
A組勝ち抜け予想では🇵🇷プエルトリコと🇨🇦カナダを挙げましたが、この🇨🇴コロンビアの入ったA組は群雄割拠且つ僅差の戦いなので予想を覆してくれるか良い意味で予想を裏切る結果に期待したいです。
