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カリカリ落とし

洗剤でもない。
ブラシでもない。

ただ、
削るための道具です。

水垢。
蛇口の根元。
お風呂の縁。

触った瞬間、
「あ、これ無理やな」
って思ったところに使う。

力は、いらない。
音も出ない。
角度を当てて、
なぞるだけ。

落ちたかどうかは、
一目で分かる。

誰にも見せない。
達成感も語らない。

でも、
気づいたら
その場所だけ、
妙にきれいになっている。

これは、
掃除を楽しくする道具じゃない。

「ここ、気になるな」
その感覚を、
最後まで放っておけない人の道具です。

―――――

【向くひと】

・水垢を見ると、触らずにいられない
・洗剤で落ちない汚れに腹が立つ
・ピンポイントで仕上げたい
・力仕事より、感覚で落としたい
・気づいたら、もう始めている人

【向かない人】

・掃除は洗剤任せで済ませたい
・素材を傷つける可能性が怖い
・一気に広範囲をきれいにしたい
・掃除にスピード感を求める
・「まあ、いいか」で流せる人

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斎の風 カラカラ~ お賽銭箱はどうやら、あまり入っていないようです。 でも、それでいいのです。 伊勢の風は、今日も静かに吹いています。