手放す勇気
両手を空けるのは、新しい風を抱きしめるため。
人はつい、何かを掴み続けてしまいます。
役割、期待、過去の約束。
もう重たいと分かっていても、
離した瞬間に空白が生まれる気がして、手を緩められない。
けれど、両手が塞がったままでは、
新しいものは受け取れません。
風は、握りしめるものではなく、
空いたところにだけ、そっと入り込んできます。
手放す勇気とは、失う覚悟ではなく、
これ以上、
無理に抱え続けないという選択なのかもしれません。
ここから先は、
何を手放すかではなく、なぜそれを掴み続けてきたのか、
そして、手放したあとに残る感覚についての話になります。
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カラカラ~ お賽銭箱はどうやら、あまり入っていないようです。 でも、それでいいのです。 伊勢の風は、今日も静かに吹いています。
