キュビスムはカクカク芸術運動だ
先日、国立西洋美術館で開催されているキュビスム展に行ってきました。そして、そこで生でキュビスムを見たいとととは、こう思ったのです。
「これはカクカク芸術運動だ。」
一般的なキュビスムの定義
そもそも「キュビスム」って何?と聞いたら、一般的にはこういう答えが返ってきます。
「多視点から見たモチーフを、幾何学的な形で再構成したもの」
でも、いとととが実際に生で見たキュビスムは、もっとシンプルでこう感じたんです。
「これはカクカク芸術運動だ。」
キュビスム、難しくなくね?
キュビスムには「難しい」とか「よく分からない」というイメージがついて回りますが、まずはこのキュビスム作品を見てみてください。





えっ、良くね?
そうなんです。キュビスムって、実は色彩も構図もしっかりしていて、デザイン的にも優れている作品も多いんですよ。
以前、キュビスムが苦手と言っていた知り合いにもこの作品を見せたら、「あれ、キュビスムっていいかも…」って反応してくれました。
では、なぜキュビスムには「難しくてよく分からない」というイメージがついているのでしょうか?
全部ピカソのせい
そうなんです。キュビスムが難しいイメージを持たれるのは、ピカソとブラックのせいです。彼らはキュビスムの創始者として知られていますが、初期のキュビスム作品は、こんな感じ。




正直、これらの作品も生で見るとカッコいいんですが、明らかに初心者向けではありません。
色彩も控えめですし、最初にこの作品を見たら、キュビスムに対して苦手意識を持つのも仕方がないでしょう。
しかし、ピカソも実はカラフルなキュビスム作品を描いているんです。


あれ、ピカソって雑?
フアン・グリスやドローネーの作品を見た後にピカソの作品を見ると、なんだか雑に見えてしまいます…
いや、もちろんこれはこれで面白いんですけど、やっぱり「おいおいピカソ…」と思わずにはいられません。
キュビスムが苦手な人にこそ来て欲しい
今回のキュビスム展は、キュビスムが苦手な人にこそオススメです。
ピカソ以外のキュビスム作品は基本的に美しいものが多いんです。(ピカソごめん)そして、実際に見てみると、そんなに難しくないんです。
要するにこれは「カクカク芸術運動」なんです。
ピカソのせいでキュビスムに苦手意識を持っている方も、きっとキュビスムの良さを再発見できるはず。
特に、フアン・グリスがオススメです!私の推しキュビストです。
最後に
では、最後にこの言葉で締めたいと思います。
「これはカクカク芸術運動だ。」
ありがとうございました。
追記
カクカク芸術運動、略してカクゲー
