贈られた短歌を、そっと胸に刻む夏|親子で国文学DJに憧れる
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noteをひらく時間を増やしたら、
たくさんの方たちの言葉と
共鳴させてもらった9月でした。
フォローとスキをくださった方々
今日はじめましての皆様
心よりありがとうございます✨
あらゆる分野の書き手さんがおられるnote。
文章の属するカテゴリーに関係なく
それぞれの方が持つ情熱に触れたとき、
自分の方からもフォローをさせていただいています。
どうぞよろしくお願いいたします🐿️
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先日
「zineを作ることになったので題字を書いて欲しい」とのオーダーが入りました。
クライアントはうちの長男(高3)。
彼は、運動会で「グランド劇場」略して「グラ劇」という名の舞台公演が伝統として受け継がれている高校に進み、いつしか舞台作品を志すように。
今年、チームの脚本とディレクションを受け持って
多くの評価をいただき、本番での上演を終えたところでした。

全4チームが創作・上演したグラ劇の記録を統合して残すため、
脚本や制作秘話を文字に起こして印刷物を作りたい、との企画です。
「ゴツい感じで ぐらげ記 って書いて欲しいんやけど。」と頼まれ、半ば一発書きで揮毫したのがこちら。
書いた後、
勉強のため重鎮のお仕事と比較してみようと
石川九楊先生の「べらぼう」を見てみると
なんと線のなめらかなこと。

全く比較になりませんでした。🙇♀️
表紙だけでなく、裏表紙にも
黄蝶の書が掲載されました。

あの夏の数かぎりなきそしてまた
たつた一つの表情をせよ
運動会の翌日、国語の授業で
先生が黒板にこの歌を書いてプレゼントしてくださったらしいのです。
「皆さんが力を合わせて演じたグランド劇場にふさわしい歌を紹介します。」と。
帰宅した長男、
真っ先に授業での出来事と
先生から贈られた短歌を伝えてくれました。

「先生、かっこいいね。
グラ劇のこと、
ちゃんととらえてくださってて嬉しいね。」
「うん。めっちゃかっこいい。
これが本物のDJやな、って思った。
どれだけの知識の中から、
場にふさわしい一首を持ってきてくれたんやろう。さすが国語の先生、って思った。」
音楽好きな長男が
短歌の贈り物を「DJ」と表現したこと、
なかなか本質を突いているなと
会話しながら心の中でメモしてしまいました📝
俳句や和歌、短歌
現代詩など
ふと心にとまった言葉をストックするのって
とっても素敵ですね。
言葉の贈り物が
こんなにも嬉しいってこと、
息子の先生から
改めて私も教わりました。
ありがたいことに
長男が発起人となった「ぐらげ記」、
無事に学校の皆様の手に取っていただいたようです。
「グラ劇」にひきつづき「ぐらげ記」の完成まで
一緒に駆け抜けてくれた友人たちに
心からの敬意と感謝を💐
あの夏の数かぎりなきそしてまた
たった一つの表情をせよ
たった一度きりの17歳の夏。
あなたの流した汗と
仲間とのものづくりによって磨かれゆく魂の輝き。
この歌が切り取った刹那とともに
母はずっと憶えていたいと思います。
