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エッセイ『エリート信者が健康と幸福について考えてみた』発行しました(本文サンプル)

エッセイ同人誌(電子版)を発行しました!

『エリート信者が健康と幸福について考えてみた』
2025年10月26日発行/電子版のみ/全40ページ(約14,000字)
販売ページはこちらから

最初は「夫より長生きするために」と言っていましたけど、その手前に結局「自分のためにどう生きられるか」という課題が発生するんです。人のためだけには生きられない。

わたしはこれからも「自分のためにどう生きられるか」を考えていくんだと思います。(本文抜粋)

夫より長生きするために、とあるメンバーシップのプランで活動を始めたわたしが、自分の人生を生き始めるまでの過程を振り返りました。

▼本文サンプル


はじめに

2025年9月、noteのメンバーシップ「無職教」において「エリート信者プラン」というものを体験しました。
 
エリート信者とは:メンバーシップ「無職教」の「エリート信者プラン」に申し込んだ人のこと。5万円で毎月1人のみ、オーナーさんからのコンサルを受けることができる。おもろいことが起きる。
 
わたしは4代目です。これまでの3人の方は皆、華々しい変化を遂げて1か月を終えました。(初めてのSNS集客で整体院に17人来院、限界集落で10月にマルシェ開催、東京から地方移住の決断など)
 
わたしがこの中に飛び込むには、覚悟も元気もあまりなかったように思います。でも何か変えたいという気持ちが、わたしに「プランに加入」のボタンを押させていました。そしておもろいことは本当に起きました。
 
記録はnoteに山ほど書いたのですが、書き切れないので、自分のためにこうして筆をとっています。

目次

きっかけは夫の勧めだった(本文サンプルあり)
エリート信者が発表された日
書くことではこれ以上幸福度は上がらない(本文サンプルあり)
社会的なおしゃべりの効果
自分のリズムを意識し始めた
夫とゴルフに行くぞ!
夫と躁鬱について話し合った(本文サンプルあり)
躁鬱のことを忘れ始めた(本文サンプルあり)
仕事、やめれるわ(本文サンプルあり)
ロードマップはとりあえず引くべき
このプランの5万円の価値
PMSには勝てなかった
書くことは結局どうなったのか(本文サンプルあり)
ドーパミンとの付き合い方
人生を変えたかったら人生を変えるしかない
おわりに/関連リンク

きっかけは夫の勧めだった

そもそもわたし、6月下旬から8月末までは、躁鬱の鬱(しかも躁と鬱の混合状態)が重くて、寝込んでいる日が多かったんです。それでもnoteは楽しくて、特に6月から始まったメンバーシップ「無職教」で毎月何かが起こるのが楽しくて、夫に日々その話をしていました。

わたしがあんまり生き生きしていたんでしょうね。ちょうど3代目のエリート信者さんもすごい! という話をしていた時、夫が言ったんです。

「エリート信者になったら?」

この時はまだ「いやいや、寝込んでるし。もう少し元気になったら考えるよ」くらいの気持ちでした。本当に「やってみようかな」とは思っていなかったんです。でもその日の夜。

夜中1時半頃に中途覚醒したんです。する日としない日があります。日付は9月1日。

「そういえば、エリート信者枠埋まったのかな……」

ふと思い出して見にいきました。エリート信者のプランは、まだ加入できる状態になっていました。

気付いたら「加入」ボタンを押していました。なんか、今ならできる気がして。というか、もう寝込む日々にも飽きていて。

先に言っておくと、夫はわたしが「書くこと」でブレイクスルーを起こすことを期待してエリート信者を勧めたみたいです。「自分が〇〇(わたし)だったら、書くことで収益化できないかチャレンジしてみる」と言っていました。まあコンスタントに書いてる人が目の前にいたらそうなりますよね。夫は全然文章を書かない人なので。

わたしも「書く」ことを使って何かを起こしていくことになるのかな、となんとなく予想していました。それ以外に、特にやってることもなかったんです。

しかしこの後1か月間で、わたしの人生は思ってもみなかった方向に向かいます。

書くことではこれ以上幸福度は上がらない

第1回エリート信者スペース。必ず聞かれる「何したいですか?」。わたしは「書きたいです」を引っ提げていきました。だって時間もある。体力もある。でも寝込んでしまって、思うように書けていないんです。わたしも皆みたいに頑張りたい!

そんな意気込みだったのですが、無職さんのご意見はこう。「いとさんは既にある程度書いている。であれば、おそらく書くことでこれ以上幸福度は上がらない」

もう、目から鱗。言われてみればそう。だって、書いてるんですよ。時間があるからもっと書きたい、書かなきゃって思ってるだけで、量だけはnoteを毎日、小説だって毎イベント(同人誌即売会で)厚めの本を出せるほど書いているし、別に売れなくてもいいエッセイ同人誌も書くし、ジャーナリングも日記も書いています。

そもそもわたしは「どうなりたい」のか。

答えは「夫より長生きしたい」なんです。(後述)

であれば、健康になりましょう!

とにもかくにも動きましょう。ということで、健康づくりのためのメニューを考えました。無職さんの「どんなことが必要そうですか?」という問いかけと、後々メンバーシップのメンバーさんの知恵をお借りして、下記のメニューができ上がりました。

・毎朝体重を測る(3キロ増量を目指す)
・1回散歩 ・スクワット30回
・トランポリンとフラフープで1曲
・ストレッチ(長座体前屈、左右開脚)
・お風呂に入る(シャワー、ボディシートなどもOK)
・社会的な会話5分以上

まずはできそうなラインから。これをほぼ毎日、XやDiscordで進捗報告していました。わたしは8年前から風呂キャンセル界隈の人間だったんですけど、このメニューと環境のおかげでほぼ毎日入浴できるようになりました。

それから、低気圧には勝てる体になりました。後述するんですけどPMSにはまだ勝ててないです。でも低気圧には勝てるってすごくないですか? 冬にも勝ちたいです。

夫と躁鬱について話し合った

第2回のスペースの後は、「理想の生活を書き出して、その通りに行動し、実際にどうだったか観察する」という目標ができました。その目的は、「(躁鬱を抱える中で)できるだけ望ましい状態で生活すること」。

この時、ちょっと軽躁傾向にありました。で、このZINE作るとか計画したんですけど。でも実際には混合状態かもしれなくて。もうぐちゃぐちゃなんですよ。で、わたしが目指すべき状態っていったいなんなの? っていう。

スペースでは「寛解期を目指すべきではある」という結論に着地したんですけど、軽躁状態で少し元気なくらいが夫にとっては都合がいいのかななどとも考えたりしたので、実際に夫に聞いてみました。

わたし「ほんのり軽躁のわたしと寛解期のわたし、パートナーとしてはどちらがよさそうと感じる?」

夫「躁の時は、俺の仕事中に急に思い立ってどこかに行っちゃうことが多いので、多少鬱でも寝ていてくれたほうが安心する」

あ、これ進研ゼミでやったことある。躁鬱当事者の家族がよく言ってるやつですね。とはいえ夫も「あまり重い鬱はつらそうなので、望ましくはない」とは思っていて、じゃあやはり寛解期を目指すべきか、どう目指していくか、を話し合ったんですけど。

結論、寛解期って我々にとっては「いつまた躁や鬱に振れるか分からない不安がある」んですよね。そういうものなのでしかたないんですが、割り切れないんです。

そこで夫が出した答えは「寛解期を目指すのではなく、波が小さい状態を目指すのが理想なのでは?」でした。

そのために肝要なのが次の3つ。

・十分な睡眠をとる
・活動量をなるべく一定に保つ(適切な活動量をまず見極める)
・仕事のストレスを減らす

これを目指していこう、という夫婦の共通認識ができました。夫は最後まで、エリート信者の活動に肯定的でいてくれました。5万円かかっていることも承知しています。生活に入り込んでくれる宗教、ありがたいです。

躁鬱のことを忘れ始めた

とはいえね、不思議体験が起こるんですよ。躁鬱のことを忘れ始めたんです。わたしはこれまで「躁鬱を抱えながら、健康や理想をどう実現するか」について考えてきたし、無職さんにも一緒に考えてもらっていました。

が、公開コンサルの後半では、躁鬱の話ってたぶんほとんどしていないです。noteでもほぼしてないです。単純に悩まなくなったから。気分が安定してきただけでなく、「この安定が、次は躁と鬱どちらに振れるか」みたいな不安がなくなっていました。

無職さんは公開コンサルで、たびたび次のようなことを言うんですよ。

「体調やメンタルの波は、短期的にしろ長期的にしろ、誰しもある」

わたしも第1回のコンサルで言われました。その時は「とはいえ~?(わたしは躁鬱なので~?)」と思ってました。正直人よりハードモードなんですけど~、と思った疾患持ちの方もいなくはないんじゃないかと思います。

けど、少なくともわたしは今は、躁鬱のことをほとんど気にしないでいられています。単に9月がエリート信者期間でハイだっただけかもしれません。でも(詳しくは後述しますが)PMSには勝てなかったんです。無理なもんは無理なんです。

であれば、無理じゃないもんは無理じゃないんです。今、勝ててるんです。正直いま、秋の花粉症による熱っぽさにも勝てています(気のせい?)。もしかしたら冬季うつにも勝てるかもしれない。

躁鬱は季節の変わり目や人生の節目、精神的なショックやストレス、睡眠不足などで躁になったり鬱になったりするので、今後も薬を飲みながら観察は必要ですが、自分から「わたしは躁鬱だから」のラベルを剥がすことができました。

そして各SNSのプロフィールから「一生書きたい」の看板(?)を下ろしました。これは「(躁鬱を抱えながら、自死せず、生き抜いて)一生書きたい」の意だったんですが、もう大丈夫です。少なくとも、生活が安定するまでは道楽で書きます。道楽についても後述します。

仕事、やめれるわ

サビです。公開コンサルで、無職さんは仕事のことなんて1ミリも言っていないんですよ。でもわたしは健康的な生活を始めて、躁鬱のことを忘れ始めて、ふと自然に「今の仕事、やめられる」って気付きました。

ちなみにわたしは3年ほどフルリモートで勤めた会社を2025年5月末で退職して、その後はほぼ同じ業務内容を業務委託(フリーランス)で担っていました。業務内容は自分の特性に合わない事務のサポートと、自分の性分に合わないグレーな仕事です。どちらもものすごくストレスでした。

やめようと思ったのは9月中旬。事務手続きのために都内に出かけていたんですけど、やる気がないもんだからミスがひどくて。本当にこの仕事向いてないんだなって実感して。(一応事務は10年以上やったんですが、接客業とセットだったので楽しかったんだと気付きました)

もう嫌だと。そして、そもそもこんな暑い日に都内に出てる時点で、近所なら通勤できるやないかと。ランチを食べながら自宅近隣の求人を探して、法人農家(畑)のアルバイトに応募しました。

この企業は、3年半前の春、2か月ほど働いていたことがあって社員さんとも顔見知りなので、すぐ採用になりました。後述しますが10月からさっそく週3で働きます。

とにかく思い込みが晴れたんです。わたしは今までずっと「今の家からどこかに通勤する体力がない」「躁鬱に理解があってフルリモートの会社は他にない」「だからここで働き続けなくちゃ」「働けてる人も何人もいるんだから、わたしも心を無にすればいい」という理由で、ストレスの大きい仕事にしがみついていました。

でももう大丈夫だと思えました。今なら通勤できる。畑バイトが過酷で無理でも、近所のスーパーやドラッグストア、駅前の小売店に求人がある。選択肢がある。

繰り返しますが、無職さんには何も言われていないんですよ。自ずとこうなりました。人生の幸福度を高めるにはいつかテコ入れしなければいけないカテゴリだったとは思いますが、とはいえコンサルでわたしは「あと半年か1年は働きます」などと言っていました。

健康的な生活を始めるだけでこんなにすぐ変わるなんて、9月頭には想像していませんでした。やはりおもろいことは起きるのか……。

書くことは結局どうなったのか

生活が安定するまでは(マイナスがゼロになるまでは)道楽の気分でやります。一生書くとか気負いません。noteのプロフィールに「まったり」ってつけました。しばらく「まったり」を掲げていきます。

とはいえね~~。二次創作をどうするかずっと悩んだままの1か月間でした。ロードマップを引いた時点では、文学フリマ年2回に合わせて、二次創作の同人誌即売会も年4回出るつもりだったんですよ。

でもその後、ちょっと原作で引っかかることがあって、PMSも重なって同人誌即売会を休んで、二次創作やっぱり続けられないかもなと思って。

その後ちょっと立ち直って、文学フリマと時期のかぶらない会(年2回程度)は参加しようかな、と思い始めました。書けるか分からないけど。

書けるか分からないんですよね……。まあ書こうと思えば何かは書けるんですけど……。10年間ずっとそうやって書いてきて33冊出したので……。

でもそれって「生活」じゃなかったなって最近気付きました。少なくとも、人生がぐちゃぐちゃだった一人暮らし時代、ろくに「生活」をできていなかったわたしにとって「書くこと」は当然に「生活」ではなかった。

もちろん生きながらえるための何かではありました。でも健やかに「書くこと」を続けていきたいなら、「書くこと」を「生活」にすることは必須だなとも感じ始めていて。無職教が生活に入り込んで余計にそう思いました。

「書くこと」を神聖なものにしない。それなら汚されないで済む、あるいは汚れたって大したことない。「生活」というのは別に「毎日自然とそうしてしまう」というものじゃなくたっていい。「生活するか~」くらいのノリでいい。

でも「生きるための活動」ではあってほしい。なんかこれは〝確信〟ではなく〝願い〟だな。やっぱりわたしは「書くこと」で生きてるって思いたいし、思っている気がします。でもそれを奪われたら別に死ぬんじゃなくて代わりに歌う、みたいに柔軟な人間でいたいです。

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ここまでお読みいただきありがとうございました!


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小海いと┆8月16日まで夏休み 応援嬉しいです。いただいたチップを貯めて、旅に出ます。