見出し画像

「わたしの特性」別ハンドブックを作って夫と共有した

直近の鬱期、部屋に引きこもりながら「わたし、ASD傾向があるのでは……?」と気付きました。

身近にずっとASDの人がいた夫に共有したら「たぶんそうだ」と。

しかしわたしは今、何で苦しんでるの? ちょっと前は躁鬱の混合状態。今は鬱。かと思えばASD。ADHDもある。

というわけで、ChatGPTと一緒に「わたしの特性」別のハンドブックを作って、夫にも読んでもらいました。

こんな感じ
ASDのことはまだまだ勉強中
ChatGPTの文章をベースに自分でアレンジ
最後にお手紙を書きました


下記の内容をWordに記入して、体裁を整えて印刷して綴じるだけです。本文を貼り付けてみるので、どなたかの参考になれば幸いです。
対策などについては、自分バージョンにアレンジした箇所もあります。

最後に「渡してみた感じ」も書いてみました。


💡鬱状態

(気分が沈み、思考や行動にブレーキがかかる状態)


🧠 主な特徴(本人の感覚)

  • 起きてからすぐしんどいけど、15時~夜が特に絶望的

  • 無気力だけど、なにかしていないと落ち着かない(でも何もできない)

  • ずっと寝ていても回復せず、「明日また仕事」「人と交流しなきゃ」などの予定に圧迫される

  • 「死にたい」という思考が頭に浮かんだまま抜けない(実際に行動はしない)

  • 評価や反応が怖くなって創作や投稿が苦しくなる

  • 食事や入浴、歯磨きができなくなることがある

  • 動けないのに**「ちゃんとしなきゃ」と思ってしまい、罪悪感が膨らむ**


🚫 困ること・避けたいこと(周囲への注意点)←されてるわけではないです

  • 「元気出して」などの励まし系の声かけがしんどい

  • 解決策を求められる/提案される(「○○してみたら?」)

  • テレビの音や明るすぎる照明、刺激が強いものがつらい

  • 何もできていないときに「今日は何してたの?」と聞かれること

  • 会話ができない・返事ができないのに、無言が気まずい空気になること


🌱 助かること・支えになる対応

  • LINEなどテキストでのやさしい声かけ(例:「お茶飲んでる?」「ゆっくり休んでね」など返事不要なもの)

  • 明るくない間接照明/聴き慣れた音楽または無音の環境

  • 返事がなくても「見守る」姿勢でいてくれること

  • 一人部屋で過ごす時間を「悪いこと」と思わずに受け入れてくれること

  • 食べられそうなものをさりげなく差し入れてもらえる(でも「食べなよ」とは言わない)


📌 自分でできる小さな対策

  • もちもちクッション・パンダのキーチャーム・ブランケットなど触覚の安心アイテム

  • 低反発マット+ローテーブル周辺に「活動⇔休憩」が移動せず完結できる配置にする

  • 書けるときはジャーナリングや1行日記(「お茶飲んだ」「ちょっと落ち着いた」など)

  • 短い文章投稿や音声配信など、心を揺らすけど消耗しない刺激の選択

  • 無理のない予定設定:「明日は最低限だけして休もう」と考えるだけでも効果あり


💬 〇〇くん(夫)へのメモ

  • あまり話せなくても、わたしの中ではあなたが大切な存在であることは変わらないよ!

  • しんどいときは、誰かと一緒にいること自体がプレッシャーになることがあるけど、それは〇〇くん(夫)を嫌っているからではないよ

  • 返事ができなくてもLINEをもらえると安心します。声は届いてるよ

  • 元気になったら一緒に過ごす時間をちゃんと楽しみたいと思ってるよ

  • 今は、“何もできないわたし”を責めないでいてくれるだけで助かってるよ


💡躁状態

(テンション・活動量が高まる時期。過集中・無自覚な疲労蓄積あり)


🧠 主な特徴(本人の感覚)

  • 睡眠時間が短くても平気な気がしてしまう

  • いろんなことを「全部やりたい!」と思い、同時並行で動いてしまう

  • 創作も仕事も、人間関係も、予定を詰めすぎてしまう

  • 楽しい気分だが、内側では興奮・緊張が強く、“止まれない焦り”のような感覚がある

  • 一度に買い物をたくさんする、SNSで多く投稿するなどの衝動行動が増える

  • 自分で「ヤバいかも」と思いながらも、なかなか止まらない

  • 周囲から「テンション高いね」と言われることが増える

  • 数日後に反動で落ち込みや疲労が一気に来る


🚫 困ること・避けたいこと(周囲への注意点)

  • 「元気で調子良さそうだね!」とそのまま信じて励まされること

  • 本人は楽しくやっているつもりなのに、「やりすぎじゃない?」と言われて落ち込む

  • 行動を止めようとされると苛立ちや不安が増してしまう

  • 「そのくらいやって当然」だと思われて後で動けなくなることもある


🌱 助かること・支えになる対応

  • 予定や行動が過密になっていたら、「どれか一つに絞ってみようか?」と優しく提案してもらえると助かる

  • あらかじめ「調子がいい日はこのくらいに抑える」という“暴走予防ライン”を一緒に考えておけると心強い

  • 外向きのテンションが高くなりすぎたときは、静かにクールダウンできる環境(照明・音など)を整えてもらえると助かる

  • 体調や食事、睡眠を軽く聞いてもらえるだけで「戻るきっかけ」になる


📌 自分でできる小さな対策

  • 「やりたいことリスト」を1ページに収め、その中から“今日は1個だけ”と選ぶようにする

  • 衝動的な買い物や投稿は、「一晩寝かせてから判断する」とメモに書いて貼っておく

  • 夜間の創作やスマホ作業を制限するルールを設定(例:21時以降はnoteとSNSを見ない)

  • “静かで満ちる刺激”(好きな香り、読書、散歩など)を入れて、興奮を中和する

  • 「今の自分は暴走モードかもしれない」と自覚するだけでも減速になる


💬 〇〇くん(夫)へのメモ

  • 元気に見えても、実は焦っていたり、止まれなくなっていたりするよ

  • “やりすぎてない?”と指摘されると反発してしまうかもしれないけど、本当は自分でもびびってるよ

  • この時期は後で大きな反動が来ることもあるので、様子を見ながら、休むよう促してもらえると助かります

  • “調子が良さそうだね”という声かけより、“今日は無理せず深呼吸してね”のような静かな一言のほうが落ち着くよ

  • 躁がきついときも、部屋にこもって休むことでバランスを取り直してるよ


💡混合状態

(躁と鬱の両方の特徴が同時に現れ、非常に不安定になる時期)


🧠 主な特徴(本人の感覚)

  • 気分は落ち込んでいるのに、身体や思考は過剰に動いて止まらない

  • ひどく疲れているのに眠れない、落ち着かない

  • やらなきゃと思うことが多すぎてパニックになり、脳内が“圧迫感”でいっぱいになる

  • 自分で自分を追い詰めるように創作・SNS・仕事などを“無理やり”続けてしまう

  • イライラや焦燥感、罪悪感、自己嫌悪がぐるぐる交差する

  • 衝動的な行動に出やすい(SNSの投稿、感情の爆発、過食など)

  • 「死にたい」と思ってしまうが、感情よりも行動が先走りやすいので危うさがある

  • 身体的にも不安定になりやすく、過呼吸、動悸、吐き気、消化不良、頭痛などが起こる

  • 心の整理も、体の休息も、「どこにブレーキをかけたらいいのか分からない」


🚫 困ること・避けたいこと(周囲への注意点)

  • 感情や症状の“どっちかだけ”を見て、過小評価されること(「元気そう」or「ただ落ち込んでるだけ」など)

  • 理屈で説得される(「寝たらよくなるよ」「少し休んだら?」)

  • 「明日は?」と先の予定を聞かれるとパニックになりやすい

  • 話す・考える・動くのどれかに偏ってしまい、それを止められると混乱が悪化する


🌱 助かること・支えになる対応

  • 小さくても「区切り」をつけられるようにサポートしてもらえると助かる(例:「ここまでできたら今日はOKだよ」)

  • 過集中しすぎているときは、「水飲もうか」「10分横になろうか」など、“行動を区切る声かけ”がありがたい

  • 「今は混合状態かも」と冷静に言葉でラベリングできると、自分でもコントロールしやすくなる

  • 無音が苦しくても、刺激は苦手なので、“静かな環境音”や“肌触り”など感覚経由で落ち着けるサポートが助かる

  • 「今は何をしてもしんどい時期」と捉えてもらえると安心できる


📌 自分でできる小さな対策

  • “気持ち”ではなく**“行動を目印”にして、自分の異常テンポに気づく**
     (例:タイピング速度が速すぎる、noteに投稿しすぎている)

  • 「迷ったら止まる」ルールを導入する(SNS投稿・買い物・仕事受注など)

  • 1つの作業は30分以内にタイマーをかけて止める習慣(過集中対策)

  • 一度に複数の判断をしない(ToDoリストは“やらないことリスト”にする)

  • ブランケットや低刺激の香りなど、“身体から落ち着かせる導線”を準備しておく


💬 〇〇くん(夫)へのメモ

  • 気分が沈んでいるのに、頭と手が止まらなくなるのが混合状態だよ

  • 言葉は元気でも、心はパニックや絶望に近いことが多いよ

  • この時期のわたしは“止まること”がいちばん難しいよ。でも本当は止まりたいと思っているよ

  • “落ち着いて”ではなく、“休憩してみる?”みたいな具体的な声かけだと助かるよ

  • 判断力も落ちているので、買い物などは“確認してから”を一緒に決めてくれると安心するよ

  • 混合状態は自分でもわからなくなるので、“今はその時期かも”とラベルづけしてもらえると救われるよ


💡寛解期

(心身が比較的安定している時期。ただし無理を重ねやすく注意)


🧠 主な特徴(本人の感覚)

  • 思考も感情も比較的穏やかで、気分の波が目立たない

  • 人とコミュニケーションを取る余裕もあり、創作や仕事に対する“取り組む気持ち”がある

  • 行動量が安定し、生活リズムもある程度整っている

  • 家事・食事・外出・仕事・創作などがバランス良くこなせる日がある

  • ただし、元気に見えることで「もう大丈夫」と誤解されやすい

  • 「今のうちに色々やっておこう」と詰め込みすぎて反動が来るリスクもある

  • 自分でも「この調子を保ちたい」という焦りやプレッシャーを抱くことがある


🚫 困ること・避けたいこと(周囲への注意点)

  • 「元気そうだからもう回復した」と思われ、負担や期待が一気に戻ってくる

  • 以前できていなかったこと(片付け、家事、外出など)を急に求められるとパンクしやすい

  • 「このまま調子を維持して」と暗に期待されることで、逆に不安定になる

  • 自分でも気づかないうちにハイペースになってしまい、無意識に負担を増やしてしまう


🌱 助かること・支えになる対応

  • 「調子良さそうだけど、詰めすぎてない?」とやさしく声かけしてもらえると助かる

  • こまめに休憩・低刺激時間を取るよう促してもらえると反動が防げる

  • この時期はコミュニケーションが取りやすいので、少しずつ「しんどくなる前の兆候」を一緒に確認する時間を持てると安心

  • 外出やイベントなども、「あとで休める日がある」というセットで計画できると助かる


📌 自分でできる小さな対策

  • 1週間に使える「エネルギー量」を大まかに見積もり、“少し余らせておく”計画を立てる

  • 1日1アクションでも「やった」と思えるタスクを記録する(業務日誌など)

  • 寛解期に「しんどくなる時期の対策リスト」を更新する(このガイドブック含む)

  • 睡眠・食事・水分・人間関係・SNS利用など、気づかぬ負荷がかかりがちな部分を点検しておく

  • 「回復中」ではなく、「回復と共に生きる日々」だと捉える


💬 〇〇くん(夫)へのメモ

  • 調子が安定しているように見えるかもしれないけど、いつまた波が来てもおかしくない時期だよ

  • 動けているときほど“動きすぎるクセ”があるので、ときどき“無理してない?”と声かけてもらえると助かるよ

  • 体調がよくなってきたときに、すぐに多くを任されると、再び崩れる原因になるらしいよ(気をつけます)

  • “良くなった”ではなく“今は穏やか”という目線で見てもらえると、心が守られるよ

  • 寛解期だからこそ、日常を丁寧に過ごすための“やさしい見守り”があると助かるよ


🌼 寛解期は「揺らぎと付き合う準備期間」

寛解期はただの「元気な時期」ではなく、
本人にとっては“波と波の間に心身を整える、穏やかな補給時間”


💡PMS(月経前症候群)

=生理の1〜2週間前から現れる心身の不調期


🧠 主な特徴(本人の感覚)

  • 気分が重く、落ち込みやすい/涙もろくなる/希死念慮が強まることもある

  • イライラ、不安、焦燥、被害妄想っぽくなる、感情が暴れる感じがする

  • 「人の言葉に敏感になりすぎる」「ちょっとした反応で自分を責めてしまう」

  • 無気力または過集中、どちらかに偏りやすい

  • 身体のだるさ、腹部の張り、食欲・睡眠の乱れ、頭痛、便通異常などの症状

  • 「なんでこんなにしんどいのか理由がわからず、不安になる」ことが多い

  • 「ホルモンのせい」と分かっていても、感情をコントロールできない

  • 生理直前または生理初日には、一気に体も心もぐったりする


🚫 困ること・避けたいこと(周囲への注意点)

  • 「また情緒不安定になってる」などと軽く扱われる

  • 不安定さを「甘え」や「自己管理不足」と見なされる

  • 「生理前だから仕方ないよね」と“話が終わってしまう”

  • 理屈で正論をぶつけられると、感情がさらに暴れてしまう


🌱 助かること・支えになる対応

  • 「周期のせいで今しんどいのかも」と一緒にラベリングしてもらえるだけで、罪悪感がやわらぐ

  • 会話を求められすぎず、一人で穏やかに過ごせる時間を優先してもらえると助かる

  • 刺激の少ない食事、やさしい照明、静かな音など、感覚への配慮が心に効く

  • スケジュールやToDoのハードルを下げてもらえると安心する

  • 生理の記録を共有しておいて、相手の方から気づいてくれると救われる


📌 自分でできる小さな対策

  • PMS用の記録アプリ/カレンダーで周期的な波を「可視化」しておく

  • 「今月はこの日〜この日がPMSゾーン」と明記して、この期間は“減速モード”に切り替える意識

  • 予定は詰めすぎず、「無理しない日」「こもる日」「食べるだけの日」などを意図的に作っておく

  • 創作やSNSから距離を取ってもいい期間としてあらかじめ“おやすみ”を宣言しておくのも◎

  • “今は不調が来てるだけ”と毎日確認するメモ/壁貼りカードなども有効

  • ロラゼパムなどの頓服のタイミングもPMS期間に合わせて調整


💬 〇〇くん(夫)へのメモ

  • この時期は、わたしの中の感情や不安が大きく暴れるらしいよ

  • 人に対して八つ当たりしてしまうような態度をとることがあるかも(あんまりない気もするけど)

  • 『何かあった?』ではなく『今日は静かに過ごそう』と声をかけてもらえると安心するよ

  • 「PMSのことを“ホルモンのせい”と理解しつつ、“わたしという人間の特性”として扱ってもらえると助かるよ

  • この時期は“普通にできてたこと”ができなくなるので、“何もできなくてもいいよ”と言ってもらえると泣くほどうれしいよ


🌸 小さな波の見守り方が、大きな安心に

PMSは周期的な不調の繰り返しなので、それを「またか」ではなく「いつもの波」と理解するだけで、自己否定が少しやわらぐよ


💡ADHD(注意欠如・多動症)傾向

=集中しすぎる/切り替えられない/忘れやすい/刺激に左右されやすい


🧠 主な特徴(本人の感覚)

  • 「今」に意識が引きずられて、過去や未来の記憶・予定を飛ばしてしまう

  • やりたいことが次々思い浮かび、着手はするけど管理や完了が難しい

  • 逆に、特定のことには過集中して数時間動けなくなることもある

  • 不注意で物を忘れる、手順をすっ飛ばす、ToDoをすぐ見失う

  • 片付け・整理整頓・優先順位づけが苦手で、視界の混乱がストレスになる

  • 外からの刺激(音・SNS・通知など)で集中が切れやすい

  • わかっているのにできないことが多く、罪悪感や自己否定につながりやすい

  • 締切ギリギリにならないと動けず、疲労が一気に来る


🚫 困ること・避けたいこと(周囲への注意点)

  • 「なんでできないの?」「また忘れてるよ」と指摘だけされると自己否定が強くなる

  • 人と比べられる(「普通はできるでしょ?」「この前も同じミスしてたよね」)

  • 複数の指示や情報を一度に言われると、処理しきれずフリーズしてしまう

  • 「大事なことを後回しにしがち」と誤解されるが、本人もそれに苦しんでいる


🌱 助かること・支えになる対応

  • 1つずつ、ゆっくり・短く・具体的に伝えてもらえると理解しやすい

  • リマインダー、カレンダー、タイマー、視覚的に見えるものの導入

  • 「できたこと」に注目して肯定してもらえると、自己効力感が回復しやすい

  • 部屋や机のスペースを「作業スペース」「休憩スペース」に分けるなど、物理的なゾーニングも有効

  • 落ち着かない時は、先に身体を落ち着ける行動(深呼吸、白湯、音楽など)がきっかけになる


📌 自分でできる小さな対策

  • 作業は15〜30分×タイマーで区切って進める(過集中・脱線の両方対策)

  • やること・やらないことをセットで決める(例:「午前中は〇〇だけやる/△△は見ない」)

  • 1ページに1つのToDoを書く(情報を詰めない)

  • 頭がごちゃついてきたら、「今やってることは?」と音声や紙で実況して“戻ってくる”

  • リストやアイコン化、色分けなど視覚的に整えて記憶の補助をする

  • 自分を否定せず「これはADHDの得意・苦手の現れ」と再確認するメモを作って貼っておく


💬 〇〇くん(夫)へのメモ

  • わたしはADHDに関しては、学生時代からだいぶ勉強して特性を掌握できてるほうだと思うよ! 注意欠陥はそこまでひどくなくなったよ

  • 脳内多動(頭の中がうるさい)、過集中、先延ばしグセ、時間を認識しづらい、完璧主義などで苦しむことが多いよ

  • やることが散らかってる状態にストレスを感じるよ

  • やることが散らかっていたら、“まず何からやる?”と整理を促してもらえると整理しやすいよ


🌟 ADHDは「一貫性のなさ」ではなく、「集中と切断のクセ」

日によってできたりできなかったり、覚えていたり忘れていたり。
ADHDの揺らぎは、本人にとって**“困っている自覚があるのに、コントロールできない”つらさを伴うよ



💡ASD(自閉スペクトラム症)傾向

=感覚・対人・思考の“こだわり”や“過敏さ”によって、生きづらさを抱える特性


🧠 主な特徴(本人の感覚)

  • 人の気配・視線・声などが強すぎて刺激になる/疲れてしまう

  • 気分や状況を表情・空気・声色で読むのが難しい、または過剰に読み取ってしまって疲れる

  • 会話中の冗談や曖昧な表現がすぐに理解できず、戸惑う/後からじわじわ効いてくる

  • 想定外のこと、予定変更、急な依頼などに強いストレスを感じる

  • マイルールや日課、手順を変えたくない。勝手に変えられると動揺しやすい

  • 人と長時間過ごすと、「誰とも関わりたくない」「一人になりたい」と感じやすい

  • 感覚過敏があり、音・光・匂い・肌触りなどへの拒否反応や疲労が出やすい

  • 頭の中でたくさん言葉を考えてしまい、それが「詰まり」「混乱」につながる


🚫 困ること・避けたいこと(周囲への注意点)

  • 質問や会話が急すぎる、早すぎる、または抽象的すぎて理解が追いつかない

  • 予定の変更、予告のない変化、ルールが曖昧なやりとり

  • 「みんなやってる」「相手の気持ちを考えて」など、暗黙の了解を押しつけられると追い詰められる

  • 自分が混乱しているときに、感情を整理しないまま話しかけられると、うまく返せずパニックになりやすい


🌱 助かること・支えになる対応

  • 予定やルールは共有・可視化しておけると落ち着く(カレンダー、メモ、ToDoなど)

  • 感覚的に落ち着ける環境(照明・音・温度・空間のコントロール)が整っていると安心

  • 一人時間が“リセットの時間”であると理解してもらえると、罪悪感が減る

  • 「どこが苦しい?」ではなく、「○○と△△、どっちが楽?」のような選択肢で聞いてもらえると答えやすい


📌 自分でできる小さな対策

  • 感覚過敏が起こりやすい場面(外出、仕事、SNSなど)を**“見える化”して自分の対策リストを持つ**

  • 「無理に話さない」「急に決めない」「予定に“空白”を入れておく」など、脳のバッファタイムを作る

  • 人の反応や言葉に疲れたときは、「それは相手の問題」と言い聞かせる“心の距離カード”を用意しておく

  • 自室・自分の領域をしっかり確保する(好きな光・音・色・匂い・手触りを置いておく)

  • 「マイルール」が崩れて苦しくなったときの**“代替ルール”や“やり直し手順”を決めておく**とリカバリしやすい


💬 〇〇くん(夫)へのメモ

  • “普通の人”が無意識にやっていることが、とても負荷になりやすいよ

  • 一緒にいたい気持ちはあるのに、一人になりたくなる時があるよ。それはリセットのための時間だよ

  • 言葉をすぐに理解できない時、返事を待ってもらえると落ち着くよ

  • ルールや段取りが変わると混乱しやすいので、“これから○○するね”などの予告があるととても助かるよ


🧩 ASD傾向は「過剰な認知・感覚・秩序欲」の裏返し

ASD傾向は“わがまま”や“頑固”ではなく、「世界が強すぎる」中で生き抜くための、自分なりの秩序や回避の術だよ


💡これが組み合わさるとしんどい!

🌀鬱状態 × PMS × ASD傾向

感覚:

  • 気分は沈んでいるのに、感覚は過敏で何もかもがうるさく、痛く、ざわつく

  • 落ち込んでいる自分をうまく説明できないのに、周囲の反応や言葉が刺さりまくる

  • 「一人になりたい」のに“責められている気がして”気まずくて出られない

影響:

  • 自分に怒りや苛立ちが向いて「消えたい」「誰とも関わりたくない」が強まる

  • 周囲から「今話したい?」と聞かれても答えられず、罪悪感になる

  • 「いつもこうなる自分が悪い」と脳内いじめが激化する

対策のヒント:

  • 1日1つだけ「絶対やらなくていいこと」を決める(=自分への赦し)

  • 外部刺激(音・光・会話)を最小限にして、「沈黙と肌触り」に身をゆだねる


🔥 混合状態 × ASD傾向

感覚:

  • 思考が暴走していて、でも感情が追いつかず、強いフラストレーションになる

  • やることを詰め込みたい気持ちと、一つでも手順が狂うとパニックになるASDの特性がぶつかる

  • 自分の中で「やらねば」「こうでなければ」のマイルールが暴走しやすい

影響:

  • 無意識に予定を詰め込み、過活動→過刺激→疲弊→急降下の悪循環に陥る

  • 周囲から「調子良さそう」と誤解され、でもひとことのズレが刺さって大崩れすることがある

  • 自分自身の“言動と気分のズレ”が不気味で、「自分を信じられない」感覚が強まる

対策のヒント:

  • やることリストは「最大3つまで」、ToDoには“休む”を必ず1つ入れる

  • 自分の言動を実況中継するように話したり書いたりして、“外から自分を把握する”

  • 〇〇くん(夫)や信頼できる人に「今は混合っぽい」とタグづけしてもらうことで、自覚と制動が生まれる


🌊 ADHD傾向 × 鬱状態

感覚:

  • 鬱で動けないのに、ADHDの衝動や焦燥だけがむやみに駆け回って暴れている

  • 脳内は「何もしていないのに時間だけ過ぎる」ことへの恐怖と罪悪感でいっぱい

  • タスクが頭の中でバラバラに浮かんで、整理も優先もできず、自己否定だけが積もる

影響:

  • 創作や仕事への手の付け方がわからなくなり、手を出しても完了できず、また落ち込む

  • 「何からやればいいかわからない」ことで、周囲との連携も億劫になる

  • 対処のアイデアは出るのに動けない=“どうせできない”の証拠になってしまう

対策のヒント:

  • 手帳・紙・音声メモなど、「脳の外」に自分の思考を追い出す仕組みを使う

  • 「10分だけ」など短時間タイマーで“開始”のハードルを下げる

  • 誰かと話すことで「何を悩んでいたか思い出せる」ので、独り言・チャットも味方


🧩 コンボのしんどさは「相乗×矛盾」

  • 躁状態+鬱気分/疲れてるのに止まれない

  • ルールを守りたいASD+全部脱線するADHD

  • 静かにこもりたいASD+情報を浴び続ける混合状態

  • 体調が落ちているのに、PMSで感情が激しく動く

……など、矛盾するエネルギーが「内なる戦争」のようにぶつかるのが複合状態のつらさだよ!


💬 〇〇くん(夫)へのメモ

  • わたしが話せなかったり、出てこられなかったりするのは、ただの沈黙ではないらしいよ

  • 何もしていないように見えるとき、実は“中で5人くらいのわたし”が戦っているよ

  • このしんどさは、ひとつずつの症状よりも“ぶつかり合い”が苦しいときがあるよ

  • こういう時期は、助けよりも“待ってくれること”“そばにいる気配”が一番の救いになるよ


渡してみた感じ

最後のページに、手書きでお手紙を書きました。日頃の感謝や、これからも仲良くやっていきたいことなどを伝えました。

夫からは「寛解期でも気をつけたほうがいいことがあるのは知らなかった」「躁状態の時はどういうタイミングで声をかけたらいいの?」などリアクションがありました。

面倒がる様子はなかったです。助かる! という感じでもありませんでしたが(そりゃそう)、夫なりに真剣に受け止めた結果のリアクションだと思ってます。また、鬱状態の時にしてほしいことを実際にしてくれたりもしました。LINEでの声かけなど……。

こういった特性は、パートナーに口頭で伝えても忘れてしまうことが多いと思うので、いっそのことハンドブックを作ってしまうのは我ながらいいアイデアだったのではないでしょうか……。なんか存在が可愛いし。

わたしとしては、ドドド鬱期に突入する前に一人部屋へ行って調子を整えたりする大義名分ができたので、安心要素が増えました。そんなこんなで特性別ハンドブック、おすすめです。


ここまでお読みいただきありがとうございました!


いいなと思ったら応援しよう!

小海いと┆書いて世界を愛おしくしたい 応援嬉しいです。いただいたチップを貯めて、旅に出ます。