お父さん、今でもお米が大好きです
わたしの父は料理が好きです。
父はわたしが子供の頃、平日だと帰りが遅いので、休日に料理をしていました。
朝ごはんは具材たっぷりのマフィン。
昼ごはんは野菜たっぷりの焼きそば。
晩ごはんは我が家名物の白いからあげ。

父は、目玉焼きや、ちょっと凝ったサーモンクリームスパゲッティの作り方をわたしに教えてくれました。
忘れられないのは、お米の炊き方を教えてもらった時のこと。
わたしはお米をギュッ、ギュッと研ぐ感覚の虜になって、うっかりお米を研ぎ過ぎてしまいました。
ふやけたお米は砕けて、そのまま炊くとお粥みたいになってしまう状態に……
……なっていたことにわたしが気付いたのは、父がこっそり炊飯器を止めて、水の量を減らしているのを見た時でした。
父のおかげで、お米は無事にふっくら炊けました。
母も妹も「わたしが初めて炊いたごはん」を美味しい美味しいと言って食べてくれました。
「わたしが初めて炊いたごはん」は、わたしを傷つけまいとする父の愛情によって炊き上がったものでした。
なので、わたしは一人暮らしをする時、コンロがない部屋に住もうとも、炊飯器だけはしっかり持っていきました。
今でもお米が大好きです。
あれから研ぐのが上手くなったかというと……
お父さん、わたしね……
お米研ぐの、やめました!!!
無洗米とかじゃないです。
普通の研ぐべきお米です。
研がないで炊くと、ちょうどいいアルデンテな固さになるんですよ。
アルデンテごはんを炊く手順は以下の通り。
2合炊くのがベストです。
まずお米を2合、炊飯器の内釜に入れます。
次に雑穀を大さじ1.5杯ほど入れるといい感じです。
最後に水を入れるのですが、お米2合に対して必要な水の量は、一般的にはお米と同じ体積(2合)です。
計量カップでこの水を計る時、すり切りからマイナス1〜2ミリくらいの分量にしてください。
そんなんカップによって水の体積変わるじゃん、って感じなのですが、毎回テキトーなので、テキトーでOKです。
これで「速炊き」をします!
約30分後には、アルデンテごはんの完成。
日を跨ぐと固くなってしまいますが、お茶漬けの素があれば問題ありません。
アルデンテなごはんは、夫にも好評です。
夫も、同じようなアルデンテごはんを炊けるようになるため、日々研鑽中です。
というわけで、父の炊いたごはんの味は、わたしには引き継がれなかったのですが、父があの時こっそり水を減らしてくれたおかげで、わたしはお米が大好きになりました。
それこそ自分なりの炊き方を編み出すほど。(といえば聞こえはいい)
アルデンテごはん、噛み応えがあってごはんの甘みもしっかり感じられるので、固いごはんに抵抗のない方は、ぜひ試してみてください!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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