Day20 やすらぎ|思い出をつれてもっと遠くへ
躁鬱の波が落ち着いて、嵐の終わりを予感した時、わたしの幸せは「やすらぎ」だと思った。
焦りも、不安もない状態。
それが果たされて、今のわたしは「いつもわくわくしているくらいがちょうどいいかも」なんて思い始めている。
わかる、なんて言ってくれる仲間にも恵まれて。
それでも疲れてしまう日はあるから、朝にはお香を焚いて、神棚にお祈りをして、気分で淹れたホットコーヒーを飲みながら、キーボードを叩く。
夜には日記を書いて、手帳を書いて、音楽を聴きながら、やっぱりお香を焚く。
お香は白檀の香り。早い話が仏壇の香りだ。
夏休み、この香りが漂う祖父母の家が大好きだった。
幼い子供のように、駆け足でやりたいことがあっても、心が躍っていても、どこかでは「やすらぎ」を求めている。
そしてそれがわたしをもっと遠くへ歩かせてくれる。
今のわたしは嵐の中だって、いつでも自分を休ませることができる、そう分かっているから。
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