Day08 余白|いつか鼓動を止めるまで
わたしの頭の中はいつも賑やか。
絶え間なく音やテキストが流れて、余白をすぐに埋めてしまう。
だけど「余白」とは単なる「余り」ではないのだ。
ストレッチをしながら、心がシンとする瞬間。
他の参拝者に急かされない、神棚へのお祈りの時間。
自分の頑張りを認めて、うたた寝するひととき。
余白とは生まれるものではなく、作るもの。
わたしをやわらかく包んで、外の刺激から守ってくれるもの。
そしてわたしはようやく、わたしの余白を埋めようとする、頭の中の賑やかさに向き合うことができる。
それこそが生まれたもの。
何かになりたがっているもの。
命あるものに変えて世界へ放つことができた時、わたしは心から安堵する。今日もわたしを殺さずに済んだと。
わたしの一部は結局、すべてわたしで、無視することは叶わず、生かすか殺すか二択しかない。
わたし自身が生きるのに必死で、殺してしまった自分もたくさんあった。
いつか余すことなく生かすことができる日を夢見ている。夢に過ぎなくても、その夢を見ることが余白を埋めるざわめきを奮い立たせる。
永遠の喧騒。風、潮騒、星のまたたきのように美しくなくても、それは止まない。どうか最期までわたしのそばにいて。
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