父の料理、母の料理。家庭料理って奥が……深いのか?
父も母も、わたしが子供の頃、毎日のように手料理を食べさせてくれました。
父は料理が好きだそうで、休みの日はほぼ三食、父が担当。登山家でキャンプが好きなので、それもあるかも。
母は料理、嫌いです。でも家政科出身なので(?)、テキトーに作ったらしい炒め物がべらぼうに美味しかったです。
そんな父と母の「家庭料理」。
わたしも作りたくて、家を出てから試行錯誤したんですけど、上手くいかなかったものが3つあります。
1つめは、父のからあげ。
実家のからあげは、醤油で下味をつけた「茶色いからあげ」ではなく「白いからあげ」なんです。これ、めちゃくちゃ美味しいんですが、どうなってるのか全く分からなかった。どうあがいても茶色くなる。
鶏がらで味付けするレシピとか、なんか色々調べて試しましたが、観念して父本人に調査。すると作り方は「鶏肉に片栗粉をつけて180度の油で揚げて、塩コショウを振るだけ」。
何もしちゃいけなかったんです。無事、我が家にも「白いからあげ」が爆誕しました。めちゃくちゃ美味しいです。片栗粉と塩コショウだけなのに。ちなみに鶏モモもいいけど、手羽とろもいいですよ。

2つめは、母の豚の生姜焼き。
これは子供の頃、一応作り方を習いました。母、豚肉を焼きながらおろした生姜、醤油だの酒だの調味料、そして「片栗粉」を一つの器に入れるんです。それを豚肉焼いてるフライパンにIN。これがめちゃ美味しい。
……んですけど、わたしが作ると、片栗粉がめっちゃ固まるんです。でもそりゃそうですよね、片栗粉って普通使う時、水で溶きませんか?
溶かないんですよ、母。だからわたしは自力でレシピサイトを見るまで、「水溶き片栗粉」という言葉を知らずに過ごしました。今でもあのワザの正体は謎です。生姜をおろすのも大変すぎるし、再現できないレシピの一つです。

3つめは、母の焼きおにぎり。
冷や飯が発生すると、それを握って網で焼いて、味噌を塗って、おやつに出してもらえるんです。これがめちゃくちゃ美味しくて。
でも、わたしも妹も上手く作れなくて。焼いてる途中に、ごはんがバラバラになっちゃうんです。姉妹で試作と意見交換を重ねた結果「ごはんは炊き立てがいい」という結論に至りました。
でも、なんか、そういうことじゃなくないですか? 冷や飯、つまり残り物が「絶品の焼きおにぎり」に変貌を遂げるから、感動を呼ぶのであって……。
要研究。(なので写真がない)
以上、奥が深いのかどうか分からない、実家の家庭料理のご紹介でした。なんか片栗粉を制する者が、実家の家庭料理を制するみたいになってる……。
わたしは子供がいないので、バターたっぷりナポリタンスパゲッティとか、ふわふわたまごのせカレーチャーハンとか、栄養の偏った家庭料理をのびのび開発してます。それもまた楽し。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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