見出し画像

素志

前回の記録で
素志貫徹という言葉を
使わせていただきました。
初志貫徹?素志貫徹?

「素志貫徹(そしかんてつ)」という言葉は、
人生の指針やビジネスの座右の銘として
非常によく使われる力強い言葉です。

その意味や背景、
実践するための考え方について記録します。



1. 意味

「素志貫徹」とは、
自分が最初から持っていた
志(こころざし)や、
かねてからの願いを、
最後まで貫き通すこと。

  • 素志(そし):
    前々から持っている志、
    平生(ふだん)からの願い。

  • 貫徹(かんてつ):
    方針や意志を最後まで突き通すこと、
    やり遂げること。

よく似た言葉に
「初志貫徹(しょしかんてつ)」がありますが、
ほぼ同じ意味です。
「初志」が「最初に思い立った志」であるのに対し、
「素志」は「心の中にずっとある純粋な志」という
ニュアンスが含まれます。

2. 松下幸之助と「素志貫徹」

この言葉を世に広く知らしめたのは、
パナソニック(旧・松下電器産業)の
創業者である松下幸之助氏です。

彼は「成功の秘訣は何か?」と問われた際、
この「素志貫徹」の重要性を説きました。

松下幸之助氏は、
著書や講話の中で以下のような考えを述べています。

成功するまで続けること。
途中で諦めてしまうから失敗になる。
志を立てて、それを貫き通せば、
道は必ず開ける。

素志貫徹とは、
単なる頑固さではなく、
何が何でもやり遂げるという
強い情熱を持ち続けることでした。

丙午の情熱の一年に大切な言葉ですよね。

3. 素志貫徹を実践するためのポイント

ただ「頑張る」だけでは、
長い道のりの中で
挫折してしまうこともあります。

素志貫徹を成し遂げるためには、
以下の3つの視点が大切だといわれています。

① 志を「私利私欲」にしない

自分の利益だけを考えた志は、
困難にぶつかった時に折れやすいものです。
松下幸之助氏も説いたように、
「世のため人のため」という
公憤や大義名分が含まれている志は、
周囲の協力も得やすく、
自分自身も踏ん張りがききます。

② 手法は柔軟に変える(志は変えない)

「貫徹」するのは「志(目的)」であって、
「やり方(手段)」ではありません。

時代の変化や状況に合わせて、
やり方は柔軟に変えていく必要があります。
目的を達成するために、
あえて遠回りをしたり、
別の道を探したりする柔軟性が、
結果として志を貫くことにつながります。

③ 成功するまで諦めない

究極的にはこれに尽きます。
「失敗」とは、
途中で止めてしまうことを指します。
続けている限り、
それは「成功へのプロセス」になります。

4. 類語と対義語

  • 類語:

    • 初志貫徹(しょしかんてつ):
      最初の志を貫く。

    • 不撓不屈(ふとうふくつ):
      どんな困難にもくじけない。

    • 終始一貫(しゅうしいっかん):
      最初から最後まで態度や方針が変わらない。

  • 対義語:

    • 三日坊主(みっかぼうず):
      すぐに飽きてやめてしまう。

    • 朝令暮改(ちょうれいぼかい):
      命令や方針が頻繁に変わって定まらない。

まとめ

「素志貫徹」は、
自分が本当にやりたいこと、
成し遂げたいことは何かという
原点
を見失わず、
どんな困難があっても
歩みを止めない姿勢
を表しています。

受験、仕事、スポーツ、
あるいは人生の大きな目標など、
長期的な努力が必要な場面で、
自分を鼓舞してくれる非常に重みのある言葉です。


林塾での学びにも

私が入塾している林秀臣政経塾も
原点の掘り下げが重要であるといわれています。

原点が種となって
根を張り、幹となり、枝葉となっていく。

政治家としての
原点・大局・本氣・徹底を
我がものとしていく学びです。

本日もありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!