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「おかえり」が言える会社へ。iテックが、退職者とつながる「アルムナイ制度」を始める理由

過去に勤めた会社を思い出して「もう一度働くのもいいかもしれない」と考えたことがある方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、一度離れた以上は「戻るのが気まずい」「周囲にどう思われるんだろう」という不安もありますよね。

実は、一度退職した方の再入社を歓迎する会社もあります。

NRIグループの総合力をバックグラウンドにITインフラのトータルサポートを展開する、NRIデータiテック株式会社(以下「iテック」)では、退職者とのつながりを作る「アルムナイ制度」を開始

過去に一緒に働いてくれた仲間に、「外の世界を経験した上でもう一度iテックで働く」という選択肢を届けたいと考えています。

今回は、アルムナイ制度を始める背景や制度の内容をご紹介します。後半には、実際に再入社を経験し、課長に就任したメンバーへのインタビューも。

かつてiテックで活躍されたアルムナイ(同窓生)の皆さんはもちろん、IT人材のキャリア形成に興味のある方も、ぜひご覧ください。

よく知った環境だから、働きやすい。アルムナイ制度立ち上げの背景

iテックがアルムナイ制度を立ち上げたのは、「一度一緒に働いた仲間とのつながりを、長く続けていきたい」と考えているからです。

iテックの事業はモノよりも“人”に向き合う仕事だからこそ、社員同士の関わりが強く、退職した社員の名前が話題に上ることも少なくありません。

「○○さん、今ごろどうしているかな」
「また一緒に仕事したいよね」

そんな声が自然と上がる中で、退職者との接点がないのがもったいないと思っていました。

さらに、これまで再入社した社員が活躍している事実も、制度化の後押しとなりました。

社内文化や業務フローを理解している状態での入社だからこそ、業務へのキャッチアップもスムーズ。後半で紹介するように再入社からマネージャーや管理職に昇進した事例もあります。

こうした背景から、退職者向けの情報発信やイベント、再入社へのチャンスをご案内するアルムナイ制度をスタートしました。

会社としてはなるべく多くの退職者の方とつながりを持つことを目指していますが、特に次のような方には、ぜひ積極的にアルムナイとしてのつながりを活用していただきたいと思います。

  • 他社を経験して得た知見を、もう一度iテックに戻って活かしてみたい

  • 職場を変えたいけど、新しい環境になじめるか不安

  • 育児や介護のために一度退職したものの、もう一度、慣れ親しんだ職場で働きたい

制度の大きな目的は、「もう一度働きたい」と思ってくれた方との接点を作ることですが、再入社だけがすべてではありません。

LINEでの発信を受け取ったり、イベントに顔を出したり。それぞれのペースに合った関わり方でつながっていただけるとうれしいです。

再入社は気まずい?安心・納得して入社するための選考・オンボーディング

ここまで、会社目線で再入社を歓迎していることをお伝えしてきました。ただ実際には、再入社を考えた時に、こんな不安がよぎるのではないでしょうか。

「一度辞めたのに戻るのは気まずい」
「条件が合わず、また辞めることになったらどうしよう」

せっかく再入社するなら、自分の力を発揮して活躍したい。そう考えるからこそ、キャリアや条件面に心配や疑問が浮かびますよね。

そこでiテックでは、アルムナイ制度をスタートする以前から、再入社を希望する方に対してミスマッチがないように丁寧なコミュニケーションを取ってきました。

選考やオンボーディングの段階で、次のようなことを話し合っています。

再入社を希望する方に聞くこと・会社から伝えることの例
・一度目での退社理由
 →条件面など、再入社された場合に、会社として調整できる面はあるか
・転職先で経験したこと・今後のキャリアビジョン
 →再入社するなら、どんなポジションをお願いできるか

さらに、退職して2~3年も経てば、業務領域や人事制度・社内ルールなどが変わっている場合もあります。そのため入社後になるべく戸惑わずに仕事ができるように、選考やオンボーディングの段階で、環境面での変化も丁寧に共有しています。

「ただ即戦力が欲しいから」ではなく、信頼しているメンバーともう一度働きたい。だからこそ、再入社がお互いにとっていい選択になるようなコミュニケーションを大切にしています。

アルムナイ入社から5年勤務、課長に昇進。再入社したエンジニアの体験談

ここまで、会社としてアルムナイ制度をどのように整えているかを紹介してきました。

とはいえ、実際に再入社を考えるなら、社員目線でのリアルな体験も気になるはず。

そこで今回は、再入社から5年を経て課長に昇進した、エンジニアのNさんにインタビュー。退職から再入社に至るまでの経緯や、心境の変化について聞きました。

iテック以外の環境で自分がどれくらい通用するか試したかった

── 一度目のiテック入社後のご経歴・仕事内容を教えてください。

2010年に入社して10年間勤務し、親会社であるNRIやグループ会社向けのITサポートサービス、NRIが開発しているシステム運用管理ツールや全社系システムの運用支援などに関わりました。

2~3年ごとに部署異動もあり、iテックが提供している3部門のサービスを一通り経験しています。

── 一度退職を決めた理由をお聞かせください。

10年間でiテックのチームを一通り経験した中で、「ほかの環境で自分がどれくらい通用するのか試したい」という思いが強くなりました。

当時のiテックの仕事はNRIグループ内の仕事が中心だったので、金融系、官公庁など、グループ外の大きな顧客を相手に仕事をしてみたかったんです。正直にいうと、年収を上げたかったという理由もあります。

転職先はiテックに近いITインフラ関係のSIerでした。これまでの経験を活かしながら、それまで関わっていなかった顧客層への支援の経験を積むことができました。

「かゆいところに手が届く」サービスのやりがいをあらためて実感。他社経験を活かせるポジションでますます活躍

── 再入社の動機やきっかけを教えてください。

一度離れたことで、「自分が仕事をする上で一番大切にしたい価値観」が、iテックの文化と一致していることに気づきました。

特に、プロジェクトで関わる人たちとの関係の築き方です。

iテックでは、パートナー企業さんとの接し方、同僚同士のチームワーク、お客様との寄り添い方など、立場を問わず丁寧に接しながら仕事を進める文化があります。私自身も、そんな姿勢で仕事をしたいと思っていたので、「やはり自分にはiテックが合っている」と感じました。

転職してから半年しかたっておらず悩みましたが、自分の価値観を見つめ直した結果、再入社に踏み切りました。

── 再入社時の選考で印象に残っていることを教えてください。

まず、面接担当者から「おかえり」と言ってもらえたことです。円満退社したとはいえ、多少の気まずい気持ちと、「どう思われるかな」という心配もありました。でも、あたたかく接してもらえて安心できました。

それから、転職先で関わっていた業務について詳しく聞いた上で、当時の私に合うようなポジションを提案してもらえたのがありがたかったです。入社してからも、元々のiテックでの経験と転職先の経験を活かしながら働けていると感じます。

── 再入社であらためて実感したiテックの良さがあれば教えてください。

表面化した課題の解決だけでなく、お客様の社内に入り込むような気持ちで深く寄り添って仕事ができる点にやりがいを感じますね。

一般的なSIerだと担当範囲が明確に決まっていて「私たちが関わるのはここまでです」と線を引く会社が多いです。もちろん、それが合っている人もいると思います。

ですが、私自身は、お客様のご要望に柔軟に対応し「かゆいところに手が届く」立ち位置で貢献できるのは魅力だと感じています。

退職者とiテック、それぞれの変化がどこかで重なるタイミングがあるはず

── 再入社を経験した立場から、今後のアルムナイ活動に期待することを教えてください。

社員が離れている間にも会社のあり方は少しずつアップデートされていきます。だからこそ、「今のiテックがどう変わっているのか」が、制度を通して伝わるといいですね。

退職者側も、キャリアや年齢に合わせて、やりたいことも求める働き方も変わっていくと思います。iテックと本人、それぞれの変化がどこかのタイミングで重なれば、また一緒に働く機会にもつながるのではないでしょうか。

── 最後に、再入社を考えている元社員の仲間へのメッセージをお願いします。

一度離れると、「気まずい」「戻りづらい」と感じる部分もあると思います。私も不安でしたが、再入社した時にいろんな人から「おかえり」と言ってもらえて、本当にうれしかったです。

現場のエンジニアにとっても、かつての仲間が戻ってきてくれるのは心強いことです。いざ帰ってきたら「長い研修に行っていた」ような気持ちで、スムーズに戻れるはず。だから、ぜひ前向きに考えていただけたらと思います。

かつて一緒に仕事をした仲間と、また会える日をお待ちしています


再入社をしたエンジニア・Nさんのお話にもあったように、かつての仲間ともう一度働けることをiテック一同楽しみにしています。

「転職を考えているけど、まったく新しい環境に飛び込むのは不安」
「離れたからこそ、iテックの仕事の魅力に気がついた」

そんな方の選択肢を増やすことを目指して、iテックはアルムナイの皆さまに向けてさまざまな企画に取り組んでいきます。

まずiテックからの情報発信をご覧いただいたり、興味があればイベントに参加したりしていただけるとうれしいです。

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