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Coachella 2026 Week 2で見るべきおすすめアーティスト

Coachella 2026 Week 1でのYoutube配信を50時間以上見た上での総評と、Coachella 2026 Week 2で見るべき、おすすめアーティストを紹介していく。

Coachellaを知らない人のために説明すると、Coachellaは1週目と基本的に同じアーティストが2週目にも出演する。(アーティストによって、呼ぶゲストが変わったり、内容が少し変わったりするが)
Youtubeライブ配信の仕組みについては、記事の最後に書く。


ヘッドライナー

今年は、ヘッドライナーが3人ともすごかった。

まずは、Sabrina Carpenter
以下の投稿で詳しく書いたが、圧巻のパフォーマンスだけでなく、ハリウッドや女性らしさの復権と終焉といったメッセージ性やストーリー性でも群を抜いていた。

3日目の大トリ、Karol Gのパフォーマンスもすごい。
ラテンの陽気さ・猥雑さと、古代エジプトを、小林幸子やマツケンサンバばりにごちゃ混ぜにしたような何かで、視覚と聴覚を圧倒してくる。
Coachellaで個人的な近年のベストである2年前のDoja Catのパフォーマンスの影響はあったと思うが、価値観がまったく違う。
Bad Bunnyが今年のスーパーボールのハーフタイムショーで起用され、グラミーで、最優秀アルバム賞を含む三冠を獲得するなど、2026年は今の所、ラテン一色だと言っていい。
トランプの移民政策が影響しているのだと思う。

Justin Bieberのパフォーマンスは、Sabrina CarpenterやKarol Gに比べると地味だが、シンプルで色彩と光がとても美しいステージで、Justin Bieberの曲の色彩感と非常にマッチしていた。
Sabrina CarpenterやKarol Gは配信での見栄えを第一に考えた演出だが、実際に会場で見ると、Justin Bieberのステージが一番良く見えるかもしれない。

Youtubeで適当に自分の動画を探して再生し、途中でWifiがつながらなくなるシーンは物議を醸した。
しかしあれは、Wifiがつながらないように見せかける部分も含めて確実に綿密に計算されていて、非常に難易度が高いパフォーマンスだったと思う。
おそらく、あのYoutubeサイトは実際のものではなく、一から作り直され、オフラインで動作するようになっていて、Justin Bieberのクリックに応じて裏側の音響・照明システムが稼働する仕組みになっていたと踏んでいる。

今年のヘッドライナー3人のお金の掛け方や完成度は、スーパーボールのハーフタイムショーなどを超えており、現時点で世界最高のエンタメと言っても過言ではない。(スーパーボールのハーフタイムショーは準備時間やショーの時間の制約があるというのもあるが)
これが、Youtube配信で無料で見れるのは、本当に感謝しなければいけない。


ヘッドライナー以外のおすすめ

ヘッドライナー以外だと、何と言ってもFKA twigsが圧倒的で、クィア芸術、舞台芸術の真骨頂だと言える。
ヘッドライナー3人が最高のエンタメだとすると、FKA twigsは最高の芸術だと思う。

藤井風も相当すごく、ボブマーリーばりのカリスマ性を感じた。
さすが、両親がサイババに傾倒しているだけはある。
特に死ぬのがいいわで藤井風が倒れてからの、Hachikoの流れが完璧。

Addison Raeからは、新世代の勃興を感じた。
Tiktok世代の煌びやかさ、ロリータ感覚のようなものが、シンセの使い方やパフォーマンスで表現されていたように思う。

PinkPantheressも新世代感があるが、こちらはかなりブリティッシュ。
聞いたことがある曲のサンプルがふんだんに使われていて、若い頃からイギリスの音楽に傾倒している自分としては懐かしさを感じた。
この懐かしさはCharli XCXのBratを聞いた時にも感じたのを思い出す。(Charli XCXはエレクトロクラッシュの再来だと思う。)

あとはやっぱりLittle Simz
Little Simzはいつ見ても素晴らしいが、今年のCoachellaでは、アフロミュージックがふんだんに取り入れられ、特に神がかっていた。

自分的オールタイムフェイバリットのDavid Byrneもやはり良かった。
73歳でこの声や動きのキレはすごい。
前にくらべて少しふっくらしたのも健康的そうでよいし、長生きしてほしい。

GIVĒONのオーケストラを従えたパフォーマンスもすごく、ゲストでKehlaniが出てきたのもよかった。

Nine Inch NailsとBoys Noizeのコラボ、Nine Inch NoizeがCoachellaで初パフォーマンスを披露したが、これもよかった。
やはり、素晴らしい音楽のほとんどは、才能ある人同士のコラボから生まれ、特に異なるジャンル、異なるバックグラウンドを持った人同士がコラボすると奇跡が生まれることが多いと思う。

Dijonも、プリンス+シューゲイザー+ダブ?のような独特なサウンドでよかった。


総評

全体的な総評としては、例年以上に女性アーティストが存在感を見せ、それぞれの観点で女性らしさを表現していたように思う。

また、Karol Gがラテン系女性初のヘッドライナー、かつ3日目の大トリに起用されたのは象徴的。
トランプの移民政策に対抗してか、ラテンコミュニティを盛り上げようという意思を感じさせる。

純粋な韓国人のK-POPはあまり目立っていなかったものの、K-POP事務所プロデュースのアメリカ人グループKATSEYEや、K-POPに影響を受けたフィリピン人グループBINIなど、K-POPの影響がグローバルに広がっているのを感じさせる。
特にKATSEYEは、グラミー賞の新人賞にもノミネートされ、アメリカで、韓国人K-POP以上の勢いを感じる。

日本はK-POPとはまったく違う文脈で、藤井風、Creepy Nuts、¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U(行松陽介)の実力ある3組が出演し、例年以上に大きな存在感を見せている。
去年はK-POP事務所プロデュースの日本人グループXGしか日本人がいなかったので、大きな進歩。
特にBoiler Roomで火がついた行松陽介の世界的な人気はすごい。


Youtubeライブ配信の仕組み

日本時間で18日(土)の朝8時(アメリカ時間17日16時)から配信がスタートする。
夕方16時ぐらいには実際のライブが終了するが、その後翌日の朝8時まで、その日のライブが繰り返し配信される。
配信は、12時間前までさかのぼれるので、最長で翌日の夜までは前の日の配信が見れる。
20日(月)の深夜24時前後にYoutubeのライブ配信がすべて終了し、チャンネルごと消える。

yt-dlpなどを使えば録画はできるが、グレーだと思われるのでやり方は書かない。


Enjoy your Coachella Week 2!

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