危険物取扱者乙種4類試験を受けてみた感想
こんにちは、磯ひよ鳥です。
先日、無事に危険物取扱者乙種4類(以下「乙4」)の試験が終わりました。
というわけで、実際に乙4を受験した感想を書いていきます。
合否については、また改めて記事にする予定です。
なぜ乙4を受験したか
現職は物流倉庫内での作業。
もともと給与水準は高いほうではありません。
ここ数年で一気に物価高や可処分所得の減少が進み、将来に不安を感じました。
転職しようとは思うけど何をすればいいかわからない。
ホワイトカラーは今後AIの進歩によって激戦区ともいわれるし、ブルーカラーしかないよなと。
よく言われるのが「フォークリフト」「クレーンの玉掛け」「大型免許」。
ですが、講習費用や日数がかかりハードルはかなり高い。
電気系の「電気工事士」「電験三種」は独学では激ムズ。
文系の自分にとっては職業訓練が無難かなと思ったり。
しかし、何も武器がないままで応募するのは気が引けるため、気軽に受験できる資格を探した結果、乙4が見つかり受験を決意しました。
受験前に不安だったこと
乙4は、「法令」「物理・化学」「性質・消火」の三分野で構成されています。
自分史上初、理系科目を勉強することになりました。
今まではFP3級・2級を受験し法律や経済の内容が多かったので全くの異分野に挑戦です。
正直、中学レベルの数学・理科すら怪しいのでそもそも理解できなかったら・・・?
と頭をよぎりました。
高校時代は数学IAのレポートを書くのにも一苦労したくらいですから。
※ちなみに通信制高校出身です。
が、大人になった現代はChatGPTをはじめとしたAIがあるではありませんか。
そうか、分からなければ丸投げすればいいのか!
これでひとまず救われ、無事学習を進めることができました。
実際に使った教材
①けみ本
「けみちるちゃんねる」というYouTubeを運営している「けみ」さんが書いた乙4の入門書。
ですが、基礎の基礎がメインなのと模試が少ないのでこれだけで合格は厳しいかも。
文系の方で、理系の知識が全くない方におすすめです。
②公論出版の過去問集
過去数年分の過去問を集めて構成されたそこそこ分厚い問題集。
実際の試験問題そっくりに作られているので分野別の演習に有効。
文章が多く難解なので、ある程度基礎を固めてから取り組むのがおすすめです。
③WEB上の予想問題
書籍だけだと模試として使いにくいのでWEB上の予想問題も活用し、本番への対策に。
具体的なサイトのURLを載せておくので受験前の方はぜひご活用ください。
①危険物取扱者乙4 模擬試験 ver.1.5
本試験形式で、全120問からランダムに35問出題されます。
ただ、難易度が低めで一度覚えてしまえば選択肢だけで解けてしまうので本試験前の実力試しには不向きだと感じました。
本番の流れをざっくり理解するのにはいいと思います。
②危険物取扱者[乙4]試験過去問題集
本試験形式の予想問題が10回分収録され、分野別に解くこともできます。
ただ時間は別途ストップウォッチで測る必要があるのが面倒ですが。
問題の難易度としては偏りがなくいい感じです。
あとは・・・化学式の計算問題や難解な言い回しはChatGPTで補完。
具体的な計算の手順や間違えた問題の各選択肢を解説してくれるので理解がはかどりました。
勉強時間
勉強期間そのものは2ヶ月程度とりました。
仕事をしながらなので、どうしても勉強時間は限られます。
その中でどうやって勉強に時間を割いたか。
平日は仕事の休憩時間を使いサクッと書籍で学習。
通勤中はYouTubeの動画だったりスマホの問題アプリだったりでスキマ時間を活用。
仕事が終わって帰宅後はWEB上の模試を1周分がメイン。
休日は快活に通い2~3時間ほどWEBで予想問題を解いていました。
家だとどうしても手が止まり、快活は静かで快適なので助かっています。
苦戦したポイント
先述の通り、物理・化学の内容を理解するのに苦戦しました。
特にmol数の計算は慣れるのに何度も間違える鬼門。
なお、温泉が好きなことが奏してか、酸と塩基やイオン化傾向はすんなり解けました。
(本試験には全く出なかったのでショックでしたが)
また、法令分野の指定数量に関してはそもそもどの危険物が何類か、水に溶けるのかを覚えておかないと解けないので時間がかかりました。
ですが、一度覚えてしまえばボーナス問題。
本試験でも1問は出ると思われるので勉強して損はありません。
性質は暗記科目ですが、似たような名前や成分でも引火点が違うことがあり混乱。
アルコール類は似ているので覚えやすいですが、名前が似ている1-ブタノールは非水溶性の第二石油類なので注意が必要。
試験当日の様子
試験会場は大学でしたが、校門や学内に案内がありスムーズに教室まで行けました。
年齢は様々で若い人も多く、ほとんどの受験者がルールを守っていました。
試験の説明時間ギリギリまで参考書を読んで最終確認するのはもはや恒例行事。
一定時間経過後に途中退室ができますが、同時に退出する人は少なく、自分が退出した時も多くの受験者が残っていました。
近くにカフェとかもなさそうなのでまっすぐ帰宅。
問題を解いて感じたこと
法令、性質・消化はやや易の印象、意地悪な問題はほとんど見ませんでした。
物理・化学は予想問題にはなかった初見の問題が。
少なくとも易しめの参考書には載ってないようなやつ。
計算問題はありましたが、ボーナス問題は少なく頭を捻らないと解けない内容。
全体として満遍なく勉強をしていれば合格点は取れるだろうという問題でした。
物理・化学があやしいですが、ギリギリパスできることを祈るのみ。
さいごに
乙4は初見ではなかなか理解が難しいですが、正しい参考書を選び正しい問題集を解くことによって正答率が上がっていきます。
苦手分野があったとしても、わからないところはAIにかみ砕いてもらい苦手を潰しやすい。
いい時代になりました。
仮に乙4に受かったとしてどう活かすかはまだ決めていませんが、それは実際に受かってから考えようと思います。
他の乙種を取る場合は法令、物理・化学の免除を使い性質・消化のみなので一気に難易度が下がります。
大型免許を取ってガソスタからのタンクローリーもいいかもしれません。
もしこの記事が参考になれば嬉しいです。
これから乙4を受験される方を心から応援しています。
では、失礼します。
