PMDDに悩まされた話│月経前不快気分障害│PMS│PME│ピル│月経前症候群
はじめに
長文読むのがしんどい方は読みたい部分だけ飛ばし読みしてくださって大丈夫です。ホルモンの話などが出てきますが、症状や薬の話だけ読んでもらっても参考になると思います。
PMDDの概要
別名月経前不快気分障害。有名なPMS(月経前症症候群)は生理前に現れる心や体の不調のことを指しますが、PMDDは精神症状がより強い場合に使われるのだそうです。
経緯
私は最初次に書く症状がでたためPMSかと思い婦人科に行き、PMDDだと伝えられました。同時に私はうつ病を疑い、精神科を受診しました。精神科は二か月待ち。婦人科に先に受診してPMDDの診断が出てピルをもらい、そのあとに精神科でうつ病の診断が出ました。今回は婦人科でのことについて書いていきます。
症状(私の場合)
人や物に理由なくイライラしてしまう
不安になる
音や人混みが刺激になる。耳栓が必要になる
孤独に感じる
無表情になる
布団から出られず引きこもる
人と関わりたく無くなる
何もないのに涙が出る
生理が不定期
生理前にどう工夫してもイライラしてしまうのが悩みでした。人と距離を置く以外の方法が思いつかず、部屋に引きこもる原因となっていました。気分の落ち込みも激しく、「このまま何らかの方法で自分がいなくなってしまうんじゃないか」という不安感に毎回襲われていました。
月経にかかわる二つのホルモン
月経には卵巣から分泌される二つのホルモンがあります。一つ目はエストロゲン(卵胞ホルモン)。生理周期に関係します。二つ目はプロゲステロン。排卵後に増え、妊娠の準備と維持を助けます。
生理周期とホルモンの関係についてはこちらの表が参考になるかと思います

「女性ホルモンの分泌の変化と月経周期」
使った薬①
ピル(ヤーズフレックス、ドロエチ配合錠)
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00066591
生理周期を一定にするため、半年ほど使用していました。エストロゲンとプロゲステロンどちらにも働きかける薬です。副作用は主に三つ。頭痛、不正出血、吐き気です。メリットは周期が一定になるので、精神症状がでる機関の予測が立てやすくなったこと。デメリットとしては精神症状そのものには効果がないことと、飲みはじめに吐き気がでたこと、下記の血栓症のリスクがあることです。

血栓症について
ピルを使っているため血栓症のリスクがありました。毎月血液検査をし。dダイマーという血栓症の基準となる数値を観察しました。
基準値は1.0 μg/mL未満または500 ng/mL未満。使用し始めてから半年で15μg/mLとなったため、処方が中止となりました。以下に深部静脈血栓症になったかたの投稿を貼っておきます。
20代女がピル&運動不足で深部静脈血栓症になった話(0/7)#漫画 #エッセイ #漫画が読めるハッシュタグ #コミックエッセイ pic.twitter.com/1VaSDW6zAr
— bon (@4cyrbon) September 3, 2025
使った薬②
ジエノゲスト(ディナゲスト)
生理自体をとめる薬です。排卵自体が来ないため、生理前の精神症状がなくなりました。エストロゲンに働きかけず、プロゲステロンにのみ働きかけます。メリットはピルと違って血栓症の恐れがないこと、精神症状が落ち着くこと。デメリットは一日二回飲まなければいけないことと、副作用に抑うつ作用があること、骨粗しょう症のリスクがあることです。次回以降書きますが精神科にも通院を並行していた私にとってはこの抑うつ作用が強く、SSRI(抗うつ剤)を服用し精神状態をよくしていました。
経過
しばらくは精神科と婦人科を並行して通いました。婦人科にはジエノゲストの処方、精神科では抗うつ剤と抗不安薬の処方をお願いしました。
PMEについて
月経前憎悪の略です。もともとあった精神疾患(うつ病、気分障害)やアレルギー疾患などが生理前になると悪化する状態のことをPMEといいます。
私の場合は(正式な診断はでていませんが)PMDDからうつ病を発症し、今現段階は(生理を止めてはいますが)双極症の診断が出ているのでPMEに当てはまるのだと思います。
おまけ(情報収集、当事者会など)
下記に書いてある中安紀子さんは当事者カウンセラーとして活動されており、xでの発信をされています。当事者会なども開かれているので、私もよく情報をチェックしています。
参考文献・頼ったカウンセラーさん
著者中安紀子「生理前あるあるPMDDって何?」
中安紀子さんのX
女性の健康とメノポーズ協会さんのx
https://twitter.com/MenoWham?t=FB77OzcmqDV75Tr0meAoKA&s=09
