2024年度の企業倒産は1万70件
先日は経営コンサルタント業の倒産について私見を述べましたが、今回は企業倒産の全般を俯瞰(ふかん)してみたいと思います。
帝国データバンクの倒産情報によると、2024年度の企業倒産は1万70件、負債総額は3年連続で2兆円を超えました。企業倒産件数が1万件を超えたのは11年ぶりのことです。
倒産の原因を見ると、物価高や人手不足が原因の上位にあります。
建設業や製造業では「物価高」によるコストの上昇を価格に転嫁できず倒産する傾向にあります。
サービス業ではアルバイトやパートの募集が時給を上げたとしても空振りになるため「人手不足」が解消せず目前に仕事が有りながらも倒産する状態にあります。
米国のトランプ政権が始めた関税の見直し策は、今後の企業経営に暗雲をもたらすことが懸念されており、事業環境を取り巻く厳しさはますます高止まりの傾向にあるようです。
こうした事業環境の変化を睨みながら、本業でもあるビジネスパーソン向け教育事業に与える影響を考え、次の一手をどうするか思案しています。
「晴れの日が続くなら誰でも経営者になれる、経営者の実力は嵐の日にこそ発揮される」これを誰が言ったか忘れましたが、日本の経営陣の真の実力が試されようとしている難しい時代が目前に迫っていることを忘れてはなりませんね。
これからの時期は各社の決算が報告されますが、同時に各社の事業見通しに関する報告もあるでしょう。この機会に各社の経営陣の実力を比較してみたいと考えています。
とくに有価証券報告書に各社が記載した「事業リスク」は個人事業者としても参考になることが多いため目を通すようにしています。
ところで不景気になると企業が必ず削減する3Kが気掛かりなのは私だけではありませんね。3Kとは「交際費」「教育費」「経費」です。教育を事業とする私の場合は教育費を削減されると困ります。そこで自分を取り巻く事業環境の変化を敏感に感じ取って先手を打つことが必要です。どうしたものかと…。
Noteには個人事業者の方々もたくさん参加していますが、5年後10年後の事業に目処は付いていますか?
5年先を見通すことも難しい時代になったものだと思う今日この頃です。
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