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台湾:その11

昨日の夜、オーストラリア人の宿仲間ウィルが「明日、中正紀念堂と象山(Xiangshan)に行くんだけど、一緒に行かない?」と誘ってくれたので行くことにした。

中正紀念堂は台湾の父「蒋介石」の像が置かれている、台湾の観光名所。
象山は、台北101はじめ台北の街並みが一望できるという山だ。

翌朝ウィルと共に宿を出発し、まずは電車で中正紀念堂近くの駅まで。小雨が降っていた。

「イシンは音楽やってるんだね。どんなのが好きなの?」

「オーストラリアのバンドだったら、Tame Impalaかな!ウィルのおすすめバンドは?」

「あぁ、Tame Impalaなんとなく知ってるよ。俺はKeaneってバンド好きだな。知ってる?」

「知らん!聴いてみるわ。」

朝ごはんがまだだったので、駅を降りて少し行ったところにある市場に行った。

ウィルは中国語を勉強しているらしく、店のおばちゃんと会話している。すごい。

麺にした。出汁の効いたブルージーな味わい。

店をあとにし、中正紀念堂へ。

台湾の3大観光名所らしく、台湾の父こと初代総統の蒋介石の功績を讃えるために建てられた施設である。

台湾の父、蒋介石

中正紀念堂は周りがちょっとした公園みたいになっていて、地元の人たちが散歩している。

でも3大観光名所と言っても人はまばらで、ご覧の通りパノラマで写真を撮ってもほとんど人が写らないくらいがらんとしていた。

まさにフラカンの東京タワーで歌われている感じだ

次に向かったのは象山。読み方はゾウヤマ、じゃなくてシャンシャン。パンダじゃね?

道の途中、なんかそこらじゅうで伝統音楽みたいなのがエグいボリュームで流れていて、ふと目をやると人形劇みたいなのがやっていた。

誰も見ていなくてもずっとやってる

ウィルに聞くと、台湾の伝統的な人形劇だそう。誰も見なくてもやっているのは、神様に向かってやっているからじゃないかって言ってた。

象山に着いた俺たちは、黙々と山を登り続けた。山とはあるけど、そんなに大きな山ではない。伏見稲荷くらい。

とはいえ小雨が降るなかコンバースで登るのはおすすめできない。
何度も滑落しそうになって、その度ウィルにファイト一発してもらい、なんとか登頂!

頂上からは台北101も見えた

天気が悪かったけど、達成感を噛み締めながら一望する台北は良かった。
でも今日のハイライトは下りの道中で見たことないくらいデカいカタツムリを見たときだったな。マジで俺の手のひらよりデカかった。写真撮ったけどトラウマを植え付けることになるのでここではやめておく。

あと、今日一日でウィルとの絆は深まったんだけど、宿に帰るときの会話で俺がウィルに放った「fact」という言葉がウィルには「f**ked」に聞こえたらしくて、一瞬「あ"?今なんつった?」って感じになって怖かった。
「ファクト」じゃなくて「フェクト」って言わないと勘違いされるから気をつけてね。

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