【第57回】3つのお題に空想のひらめきを/【詩】途中
🍊第57回 3つのお題(ファンタジー)
🎈お題①:「オーロラの駅」
🐾お題②:「星降る丘の時計台」
⏳お題③:「朝焼け色の汽車」
いつもお題をご用意頂き、有難う御座います。
今回は約300文字の詩の様な物になりました。
よろしくお願いします。
オーロラの駅に至るものは不幸せである。心貧しくあるから。この地上に生まれ落ち、理不尽に晒され、摩滅した人達の還る、魂の休息地である故に。
俯き引きずる足で駅を過ぎ、星降る丘の時計台に辿りつけた者は見る。顔を上げて、大空を覆う星々の主張を。輝き内からの叫びを。彼等は何も言わない。受け取るのは常に自分であり、内から湧きいづる様々な色の泉である。
空を見ながら、オーロラの駅に戻る者は少し幸せである。心に滴りが湧いた者だから。
先へ進む輝きを灯し、一歩を踏み出すことができるだろうから。
さあ、もうすぐ時計台が夜明けを告げる。朝焼けに染まる汽車に乗り込み、その足で大地を踏み締め、貴方の、貴方の為だけの道を進みなさい。
