「準備はできている」 試合をディープに観戦するためのポイントプレビュー(リーグ第25節・アビスパ福岡戦)
8月9日はUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuでアビスパ福岡戦です。
前節のガンバ大阪戦から3週間空きました。シーズン序盤は怒涛の連戦による過密日程だったことを考えると、夏場に3週間ものインターバルがあると、随分と空いたような感覚になります。待ちくたびれた方も多いかもしれませんね。
この中断期間中、チームには選手が新しく加わりました。
FWラザル・ロマニッチと、DFのフィリップ・ウレモヴィッチですね。欧州に挑戦した山田新と高井幸大が抜けた穴を埋める存在として期待の新戦力です。二人がチームに合流して、1週間ほどが経ちました(他にも来季の加入が内定して2種登録された選手もいますが、ここでは省きます)。
FWのラザル・ロマニッチは、世代別のセルビア代表経験があり、ハードワークを厭わないセンターフォード。

タイプ的には、スペースの裏抜けとヘディングが得意です。試合映像を見る限り、中央だけではなくウインガーでもプレーしていますね。
求められるものはゴールでしょう。ただ目標の得点数を尋ねられた本人は「それについてはあまり語ることを好んでいません」と言います。
なぜでしょうか。それは自身の哲学として、ゴールが「最善を尽くして最終的についてくるもの」だからです。
「ゴールは最終的についてくるものだと思っています。最善を尽くして自分がやるべきことをやって、自分の仕事をすれば、それと一緒に結果が伴うのかなと思ってます」
自信はあっても、決して具体的には数値を明言しない。ストライカーとして期待されながらも、謙虚な姿勢がうかがえるキャラクターに感じました。あと風貌がどことなくパトリッキ・ヴェロンに似てるような気がします・笑。
そしてもう一人。
DFのフィリップ・ウレモヴィッチは、クロアチア代表として6試合出場経験があります。

闘将タイプのセンターバック。闘将タイプの外国人CBといえば、ジェシ以来ですね。試合映像を見る限り、かなり熱いキャラクターです。ハードマーカーだと思いますが、ビルドアップの技術もあるので、後ろからの繋ぎにも期待が高まります。
「自分の役割としては、とにかく失点を減らすこと」
彼は明確に言い切ります。
そう話す彼に、囲み取材で尋ねてみたいことがありました。失点を減らすために彼自身がディフェンダーとして重要視していることは何なのか。戦術面なのか、組織なのか、コミュニケーションなのか。
こちらの問いに対して、「1つに絞ることは難しいと思ってます」というのが答えでした。
「毎回問題というのは1つだけではないと思ってますし、1人の選手だったり、この選手、あの選手のせいというのではなく、毎回何か問題がある場合はチーム全体の全員の責任だと思っています。なので、そうやってみんなで問題を解決することができるできればなと思っていますし、もちろんコミュニケーションを取るっていうことがすごく大事になってくると思います。ただ、セオリーとしてこうだ、問題はここだって口にすることは簡単だと思いますが、実際何をしなければいけないのかっていうのは、僕たちがこうやってピッチで把握しなければいけないことだと思ってますし、それらのことを理解して問題解決をしていくことができればなと思っています」
解決策を決めつけず、問題を把握してからそれを理解することが大事である。だから、仮定の話はできないということなのかもしれません。ただ、簡単に言い切らず、真摯に回答してくれる姿に人柄を感じました。
なお、両者の加入時の囲み取材コメントは1問1答形式で本文に掲載しておきました。読み応えたっぷりです。
では、試合の見どころを語っていきます。
今回は試合間隔が3週間も空き、新加入選手がいて、8月からは「8秒ルール」や「キャプテンオンリー」などの新規則もあるなど、語りたいことがたくさんあったので、だいぶボリュームがあります。
何より、チームの改善点に向けて、この中断期間に何をどう取り組んできたのかをしっかりと取材しておきました。もちろん、対アビスパ福岡戦のポイントもあります・・・お得なプレビューになっているので、ぜひどうぞ。
ラインナップはこちらです。
では、スタート!
ここから先は
¥ 200
ご覧いただきありがとうございます。いただいたサポートは、継続的な取材活動や、自己投資の費用に使わせてもらいます。
